惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ETCのフィッティング

2006-11-30 20:31:28 | バイク
 ETC車載機がようやく届いたという連絡があり、ナップス三鷹東八店へバイクで出かけました。

 今日はセットアップのための書類準備とフィッティングという作業。

 セットアップはETC車載機を取り付ける車両そのものや持ち主の情報などを登録する手続きらしい。個人情報を自動的に取得されるようになるのでちょっと嫌だが、しかたがないみたい。
 フィッティングは車載機をどこにとりつけるかの確認。前回、申し込んだ時にはシート下のトランクルームの隅にでもということだったが、荷物などがぶつかって破損や誤作動しないようにといわれたので、可能ならばハンドル下のポケットに、とお願いしてみました。すると、窮屈だが何とかなるだろうということ。喜んでそうしてもらうことにしました。
 もともとこのポケットはデッドスペースと化していましたし、トランクルームも広く使えるのでいうことなし。

 あとはセットアップが出来しだい、車載機の取り付けとなります。もう一息だ。


小松左京・イオお祝い会

2006-11-29 20:29:01 | 日記・エッセイ・コラム
 昨晩は千代田区の九段会館にて「〈小松左京全集完全版〉刊行とイオ25周年、その他諸々を祝う会」。

 呼び掛け人が凄い――石毛直道、梅棹忠夫、桂米朝、小山修三、さいとうたかを、田中健五、筒井康隆、松岡功、松本零士、水田宗子――という10人。
 この声に応じて300人あまりが参集、にぎやかな会となりました。

 最初に小松さんとその事務所イオのこの25年を振り返る映像が映し出され、若い小松さんや秘書の乙部さん、「さよならジュピター」関係者らの顔に過ぎ去る年月の速さを思うと同時に、なんとも凄いことが積み重ねられてきたのだなあと感嘆。
 宴に入ると、多くの顔見知りの方々と歓談。筒井さんのスピーチやゲストの音楽演奏などもありましたが、驚いたのは、女性歌手の方が素晴らしい喉を披露してくださった時のこと。
 歌は往年の名画「会議は踊る」でリリアン・ハーヴェイが歌った「ただ一度だけ」だったのですが、歌が始まると間もなく、そばに座っていた小松さんが手元のマイクを持って、一緒に――というか、本家本元を圧倒する朗々たる声で――歌いだしたのです。そして、そのまま最後まで歌いきりました。
 びっくりすると同時に、今でもかつてのヒット曲をドイツ語で歌うことのできる記憶力に感動。思わず「ブラボー!」を叫んでしまいました。
 次のイオ30年の節目にも小松さんの歌を聞かせてもらいたいものです。


『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

2006-11-27 21:22:15 | 本と雑誌

 鴨志田穣『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(スターツ出版)はアルコール依存症から抜け出そうと苦闘する話。

 主人公の「僕」は吾妻ひでおさんの『失踪日記』と同じ病院に入院して治療を受けたようですね。私の散歩コースの途中にある、野川沿いの大きな病院。近所にある水車小屋や蕎麦屋などの描写から間違いないと思いました。

 これを読むと主人公の「僕」は著者の鴨志田さんその人に違いないのですが、しかし、この結末は……。

 最後に「この物語はフィクションです。」と断りが入っているのを、どう受けとめればいいのでしょうか。結末のあの部分がそうであって欲しいと祈らざるを得ません。
 でも、もしそうでなかったら……。

 この衝撃はしばらく尾を引きそう。奥さんの描くマンガを見る目もかなり違って来ざるをえないでしょうね(悪い方に、という意味ではありません)。


ディープ揺るがず

2006-11-26 20:10:01 | 競馬
 昨夜は原宿のチュニジア料理のお店で若いSF仲間の結婚披露パーティー。
 マッドサイエンティストやメイドが元気に盛り上げていました。おめでとう、Tさん・Ⅰさん。

 チュニジア料理といえばクスクスだという。具だくさんのソースをかけたスクスクスを初めていただきました。食べなれるとクセになりそう。

 時間の余裕があったので、パーティー会場へは新宿から歩いてみました。南口のサザンテラスから代々木駅のそばを通り、明治神宮の東側沿いに行けばたどりつけるはず――が、いつの間にか神宮北側の首都高速沿いの道に出てしまいました。山手線と小田急線を混同して目測を誤ったみたい。おかげでパーティー開始ぎりぎりになって会場到着という体たらく。

 本日のメインイヴェントはなんといっても競馬のジャパンカップ。
 ディープインパクトは見事に勝ってくれましたねえ。ここで負けたら、なんとも後味の悪い競馬歴になってしまうところでしたが、さすがというべきか。
 対抗はウィジャボードと見ていましたが、その前にドリームパスポートがいました。しまったなあ、この馬の勝負強さはわかっていたはずなのに……。

 ディープインパクト、次の出番は有馬記念ですか。楽しみ。カワカミプリンセスはどうするのかなあ。


まだら染め

2006-11-24 20:42:05 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜の雨も朝にはすっかりあがって良いお天気。いつもより早めに散歩に出て、武蔵野公園あたりで「里の秋」を探してみました。

 紅葉/黄葉は木によってずいぶん差があり、黄色い葉を落としているイチョウがあるかと思えば、まだ真っ青な葉をつけている木もあります。カエデも似たようなもの。
Kaede0611  でも、総じてまだまだという感じ。里の秋は遅いものですね。
 写真は公園にあるカエデ。かなりの大木ですが、先端こそ赤くなっているものの、下の方の葉はまだ緑色。まだらに染まっていて、これはこれできれいでした。