惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

夕暮れ

2010-03-31 21:05:33 | 季節
 仕事にかまけていて、なかなかブログの更新ができませんが、年度末にアリバイだけでも作っておきたいと思います。

Sunset1003b ステレオグラム(クリックで大きくし、交差法で立体視してください)は、今日の夕映え。
 ずっと曇っていたのですが、日が沈む頃になってようやく晴れ間が見えました。ちょっと面白い形の雲と、下のウサギの看板の取り合わせは、うまくいっているのか、ミスマッチなのか……。

 サクラの開花はほんの少しずつ進んでいて、今日は4分咲きぐらいまでいったでしょうか。
 もう少し暖かくなってほしいものです。


ずっと寒いまま

2010-03-28 20:39:46 | 日記・エッセイ・コラム
 いつまでこんなお天気なのか知りたいのです。天気予報屋さんの言うことは当たらないし……。

 今日も一日曇って気温は上がらず。サクラは木や枝によって開花状況に差があり、「ソメイヨシノは一斉に咲く」という常識が覆されています。低温のため、本来はわずかだった差が大きく引き伸ばされているんだろうな。

 発売中の〈小説推理〉5月号、担当しているSFレビューで次の5冊を取り上げました――

  • 新井素子『もいちどあなたにあいたいな』(新潮社)
  • デイヴィッド・アンブローズ『リックの量子世界』(渡辺庸子訳、創元SF文庫)
  • 梶尾真治『ボクハ・ココニ・イマス 消失刑』(光文社)
  • 『ゼロ年代SF傑作選』(SFマガジン編集部編、ハヤカワ文庫JA)
  • 『日本SF全集 第二巻』(日下三蔵編、出版芸術社)
 『もいちどあなたにあいたいな』と『リックの量子世界』はどちらもパラレルワールドもの。東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』といい、今はパラレルワールドがブームなのでしょうか。
 『ボクハ・ココニ・イマス』も考えようによってはパラレルワールドものといっていいかもしれません。現実とはちょっと違う熊本が舞台。日銀の代わりに肥乃国銀行があったり、熊本朝日放送の代わりに夕陽熊本放送があったりします。

桜に氷雨

2010-03-25 20:42:14 | 季節
 昨日につづき、今日も冷たい雨の一日。
 例年より早く咲き始めたものの、野川沿いのサクラも戸惑っているようです。

Sakura1003

 この枝は比較的たくさん咲いています。しかし、まだつぼみばかりという枝も多いのです。

 明日からまた冬型の気圧配置だとかで、満開になるまではしばらく時間がかかりそう。今年のソメイヨシノは花の期間が長いということなのでしょうね。


熊本空想散歩

2010-03-24 20:59:16 | SF
 今日は梶尾真治さんの『ボクハ・ココニ・イマス 消失刑』(光文社)を、熊本市内の地図を参照しながら読み返しました。
 主人公の浅見克則の足どりが具体的にわかってとても面白い。どこを歩いたかを、梶尾さんが詳細に書いてくれているんですね。

 使った地図はネットのグーグルとヤフーのもの。地図そのものと航空写真を交互に見ながら、ああ、この河川敷をこちらに歩いたのだなあ、とか、おお、ここは本当に空き地になっているんだ、とか。

 熊本は中学校の修学旅行で1回行ったきり。お城の記憶ぐらいしかないのですが、こうやって小説の主人公をアバターに仕立てて町を歩いていると、熊本の街並みが親しいものに感じられます。
 こういう読書の仕方ができる作品も珍しいのではないでしょうか。


鉢物植え替え

2010-03-22 20:54:26 | 園芸
 園芸シーズン本番。今日は鉢植えの世話をしました。

 まずは、数日前に買ってきたパセリの苗の植え付け。同じくハーブ仲間のチャイプも植え替えました。
 どちらも醗酵鶏糞を元肥にしたので、大きく育つことを期待。

 次は樹木の方に移って、芽生えて3年目のロウバイを大きな鉢に移しました。これにもしっかり元肥を施す。そろそろ花芽がつくようになって欲しいものです。
 あとは何だかわからないけど芽生えてきたので、とりあえず小さな鉢に植えてあったもの。ドングリから育ったカシの仲間(シラカシ?)。鳥が運んできたネズミモチ(?)。

 まだまだ植え替えたいものはあるのですが、いっぺんには出来ません。ちょっと間を置いて、またやるつもり。