こういう思い違いはラクエル・ウェルチの出た特撮映画のせいなのでしょうかねえ。
まあ、老先生が勘違いするのはしかたがない。問題は、それがそのまま活字になってしまうことです。校閲や編集など何人もが原稿に目を通しているはずなのに、こんな誤りがチェックできないとは。日本の科学教育のレベルが問われているといってもいいかもしれません。
どうすればいいんだろう?
まあ、老先生が勘違いするのはしかたがない。問題は、それがそのまま活字になってしまうことです。校閲や編集など何人もが原稿に目を通しているはずなのに、こんな誤りがチェックできないとは。日本の科学教育のレベルが問われているといってもいいかもしれません。
どうすればいいんだろう?
「はは~ん、あれだったのか」と思い当たるフシがあります。
新聞のチラシに「卵10円、醤油50円、食パン無料進呈」だとか、信じられないような値段の目玉商品を並べて客を呼び集め、中が見えないようにした臨時店舗で何やらやっていました。場所を転々と移しながら、我が家の近所数キロ範囲内でも4~5件はあったのではないでしょうか。
すべてが今回の会社と同じだったか定かではありませんが、いかにも怪しい感じで、買い得商品にはつい手が出てしまう我が家でも、さすがに近寄りませんでしたね。
窓にチラシを貼りめぐらせた店内では、怪しい投資の勧誘が行なわれていたのか。通りがかりにチラッと中が覗けることもあったし、ゾロゾロ出てきた女性たちを社員らしき人物が頭を下げて見送る場面に遭遇したこともありました。あの中にも被害者がいたのかなあ。
悪人はすぐそこにいる。くわばら、くわばら……。
つつじヶ丘の本屋さん「書原」までは片道4500歩。散歩にはちょうどの距離ですが、店内をウロウロしていると往復2時間近くかかってしまう。普段は少し余裕のある時にしか出かけられません。
今日は特に余裕があったわけではないのですが、ともかく出かけて新書の棚に平積みされていた山村修『書評家〈狐〉の読書遺産』(文春文庫)を手に取る。大阪の石橋さんがメールで「森下雨村の『猿猴川に死す』の書評が載っている」と教えてくださったのです。
この本の文章は〈文学界〉に「文庫本を求めて」というタイトルで連載されたものだとか。くだんの評は『猿猴川に死す』が小学館文庫と平凡社ライブラリーに収められた時のもの。「ここは仙境か。こんな町。こんな川。こんな日々。……」とある。嬉しい。
石橋さん、ありがとうございました。
吾妻ひでお『逃亡日記』(日本文芸社)はマンガコーナーにビニールで巻かれておいてあったのでてっきりマンガ本かと思ったら、マンガは「まえがき」と「あとがき」の部分だけ(ちょっぴり)で、あとは吾妻さんへのインタビュー。ダマされたようで気分がよくありません。中味が確認できる状態で売って欲しかった。
〈日経サイエンス〉では3月号から「変わりダネ植物誌」という連載が始まっています。藤田雅矢さんが文と写真を担当して、世界各地の珍しい植物を紹介してくれるらしい。
1回目は南アフリカの植物。コノフィツムは『ひみつの植物』(WAVE出版)にも出てましたっけ。
横山さんは川又千秋さんの架空戦記ものや谷甲州さんの宇宙SFなどでお馴染みのイラストレーター兼モデラー。昨年末に『Ma.K.モデリングブック』に出されて、鋼鉄っぽくも有機的魅力を放つ独自の世界を披露したばかり。そろそろ30年になろうかという仕事を振り返りながら、これからのますますのご活躍を皆で祈ろうという集まり。
併せての「第2回日本SF評論賞」は次の2作が優秀賞――
今夜は一昨夜に続いて赤坂の草月ホールに出かけ「日本の音楽展」第6夜。
朝からずっとポカポカ陽気で、夜のお出かけも苦になりません。しかし、こんな冬でいいのだろうか?
庭木に寒肥を施す。サルスベリや春風、カイヅカイブキの一部の根元に浅い溝を掘って油粕を埋めました。夏にはいっぱい枝を繁らせてねと願いながら。
夜は赤坂の草月ホールに出かけて「日本の音楽展」。
現代日本の作曲家たちの作品を演奏してくれます。はっきりいって玉石混交ですが、こういう試みは続けることが大事だと思いました。良いものが発掘され、残ってゆくためには、とにかく人前で演奏されなくては。