惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

巣箱

2013-11-29 21:06:22 | 野鳥

 昨日は上野の東京文化会館小ホールにて「アルカン:生誕200年記念ピアノ・コンサート《性格的小品の王者》」。
 昼の部と夜の部、それぞれ3時間ずつ延べ6人の演奏を聴きました。同じ作曲家の作品でも演奏者によってこんなに趣が変わってくるとは。

 明日(30日)は午後5時から杉並勤労福祉会館でアルカンの「バースデーコンサート」。室内楽とピアノ曲の演奏があります。

Subako1311  剪定を終えたカナメモチの枝に小鳥の巣箱を架けました。
 来春、シジュウカラが入って巣作りをしてくれると良いのですが。
 なぜか今年の春は来なかったんですよねぇ。どういう理由があるのやら。

 〈小説推理〉1月号が発売になりました。担当のSFレビュー欄で次の5作を紹介しています――

  • マイクル・コーニイ 『パラークシの記憶』 (山岸真訳、河出文庫)
  • ピーター・ワッツ 『ブラインドサイト〈上・下〉』 (嶋田洋一訳、創元SF文庫)
  • 日本SF作家クラブ編 『日本SF短篇50〈Ⅰ~Ⅴ〉』 (ハヤカワ文庫JA)
  • 瀬名秀明 『月と太陽』 (講談社)
  • 小川一水 『臨機巧緻のディープ・ブルー』 (朝日ノベルズ)

 『パラークシの記憶』は青春SFの名作『ハローサマー、グッドバイ』の続編。『ハローサマー……』が最初にサンリオSF文庫で訳されたのが1980年(千葉薫訳。その後、山岸真訳で河出文庫)。瑞々しい情感は今も記憶に鮮明です。
 今回もア・ボーイ・ミーツ・ア・ガールのラヴストーリーですが、2人が熱心に子づくりの話をするのが面白い。ま、常識の異なる世界の物語ではありますがね。


武蔵野公園

2013-11-27 20:29:23 | まち歩き

 昨日、書いた市のチッパー車。庭先までやって来て、無料で剪定した枝葉を細かく粉砕してくれます。ゴミ減量の一助とするための施策ですが、とても便利。
 出来たチップは庭に撒くなり、堆肥にするなり、自宅で処理しなければなりませんが、私は腐葉土にして野菜作りに使います。

 で、今朝、勇んで申し込んだところ、「ただ今、混み合っていて、いちばん早くて来月19日の午前中になります」とのこと。
 とても人気があるんですねえ。しかたない。待ちます。

 今日はクロスバイクのペダルのグリスアップ。
 この自転車、買った当初は小まめに手入れしていたのですが、最近はほったらかし状態で、時々、乗るだけ。ひと月ほど前から、ガキッ、ガキッとペダルに異音が生じるので「マズイなあ」と思っていたのです。

 外して分解してみると、左のヘダルはグリスが皆無に。右はわずかに痕跡が残る程度。
 念入りにたっぷりグリスをまぶして組み立てなおしました。ベアリングの玉押し作業は、面倒だけど好きなんですよね。何度も繰り返して、ガタつかず、スムースに回るポジションを決定しました。

Momiji1311  夕方には調整した自転車の試運転をかねて武蔵野公園まで。

 野川沿いの遊歩道に沿って植えられているカエデがちょうど見ごろでした。
 対岸にはススキがきれいに枯れ色を見せて、対照が素晴らしい。先日、ご紹介した遊水地の「芒ヶ原」もここにあります。

 陽のあるうちに写真を撮ることができたら、もっと見事だったのに。残念。


剪定

2013-11-26 20:18:42 | 園芸

 ここ数日、庭木の剪定に精を出しています。

 樹齢50年を超えるような木が何本か。モチノキ、キンモクセイ、カナメモチ、サルスベリ、イヌツゲなど。イヌツゲは折を見て、年に何度か刈りますし、サルスベリは春先に剪定。今の時期はモチノキ、キンモクセイ、カナメモチ、それに目隠しとして塀の内側に植わっているカイヅカイブキが主な対象。

 4日ばかり頑張って、カイヅカ以外はなんとか終えました。庭が見違えるように明るくなり、光あふれる冬仕様。

 切った枝や葉っぱを、市のチッパー車に粉砕してもらわなければなりません。粉砕したものは庭の隅に積み上げて腐葉土に。
 明日、申し込む予定ですが、いつになるかなぁ。


八手

2013-11-25 20:47:27 | 草花

 朝から曇って、午後には時々、小雨がパラつき始め、夜になって強い南風とともに雨。
 アメダスを眺めると、深夜(というか早朝というか)に6℃ぐらいの最低気温を記録し、それからだんだんと右肩上がりで暖かくなり、午後7時40分 17.3℃が最高という奇妙な温度変化。風が強くなったので、夜には雨戸をしっかり閉めました。

 サイエンスライター森山和道さんのサイトで知ったのですが。高知には賢いクマがいるみたいですね → 読売新聞「こんなクマ見たことない…ハチミツ手にワナ脱出」
 図解されてますが、実際にクマがこんなことしているところを想像するとニンマリしてしまいます。できれば、捕まえずにこれからも同じことを繰り返させてやって欲しい。

Yatsude1311  写真はヤツデの花。
 というか、開ききっていないつぼみでしょうか。オシベだかメシベだかが、先っぽを覗かせています。

 実は春に熟れるようですが、これをついばむ鳥もいるみたいですね。時々、我が家の庭でも実生の芽が生えます。
 場所さえ許せば育つにまかせたいのですが、大きく広がって陰気な趣になってしまうので、これまでは引き抜いてきました。

 ウィキペディアには「古い鉄道駅の一角に栽培されていることが多いが、これはかつて汲み取り便所の蛆殺しにその葉を使っていたためである」という記述が。
 確かに、そんな風景がありました。しかし、そんな効用を求めてのことだとは知りませんでした。ヤツデサポニンという成分が効くのだそうです。


深大寺暮色

2013-11-24 20:26:51 | まち歩き

 夕暮れが早くなり、東京の今日の日没は午後4時30分。来月上旬にはもう1分ぐらい早くなって、それからは徐々に遅れてゆきます。
 田舎の高知へ帰ると、日が暮れるのがゆっくりだなあと感じます。東京とは半時間の差があって、今日の日没は4時59分だそうです。
 ただ、日本列島全体を見渡すともっと差があり、北海道の根室では日没が午後3時47分。沖縄の那覇は5時37分なので1時間50分もちがいます。

 夜が明けるのが早い土地と、日が暮れるのが遅い土地。住むとしたらどちらがいいのかなぁ。暮らしぶりも、人間の性質も変わってきそう。

Jindaiji1311  写真は午後5時の深大寺。山門前のカエデが色づいて見頃になっています。
 今日は休日だったので人手が多いのですが、平日は暗くなると閑散として近所の人が犬を連れて散歩しているぐらい。
 私は犬は連れず、ポッカールをぶら提げて歩きます(今日はポッカールではなく、デジカメを提げてました)。