全国3大紙の一つである中央日報が、政治、経済、生活、南北
関係など大きく7つの分野にわたって韓国民の意識を探る世論
調査を実施した。
「ヲタク」が最も興味深く読んだのは、韓国人の「国家イメージに
関する好感度」をめぐる調査結果だった。
△中央日報日本語版(9月22日)
まず目に付いたのは、「最も嫌いな国」と「最も模範とすべき国」の
二つの項目で「日本」が1位に挙がっている点だった(順に38%、
27%)。
この調査結果に、韓国社会の複雑な対日感情の一端が如実に
あらわれていることは間違いない。
次に、そうした複雑な対日感情の影に隠れ、一見、見えにくく
なっているとは言え、韓国社会がアメリカや中国に向ける感情も
そう単純なものではないことが見て取れる。
例えば、「最も好きな国」、「経済的に最も協力しなければならない
国」として1位に挙がったアメリカ(順に16%、35%)ではあるが、
同時に「最も嫌いな国」として日本(38%)に次ぎ2位(14%)に
付けている。
北朝鮮を「最も嫌いな国」としてあげた韓国人が4位(10%)に
とどまっている点から見ても、韓国社会の潜在的反米意識が
かなり強いことがうかがえる。
また、「経済的に最も協力しなけらばならない国」としてアメリカ
(35%)に次ぎ2位(32%)に挙がった中国も、「最も嫌いな国」と
してアメリカとほぼ同率で僅差の3位(14%)に挙がっている。
そして最後に着目すべきは、韓国人が「最も嫌いな国」の上位に
挙げた日本(38%)、アメリカ(14%)、中国(14%)の3カ国が、
順位の入れ替わりこそあれ、そっくりそのまま、今後、韓国が
「経済的に最も協力していかなければならない国」の上位3カ国
(アメリカ35%、中国32%、日本11%)に名を連ねている点だ。
韓国を取り巻く国際関係は、韓国社会にかなりの「ストレス」を
与えていると見てもよさそうだ。
以下、関連報道の一部のみ翻訳練習してみた。
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■ [창간42주년 국민의식조사]
싫어하는 나라 1위도 … 본받을 나라 1위도 일본
[創刊42周年 国民意識調査]
嫌いな国、模範とすべき国、ともに1位は日本
(中央日報 9月22日)
-省略-
◆국가 선호도=우리 국민이 가장 좋아하는 나라와 경제적으로
가장 협력해야 할 나라는 미국(16%, 35%), 가장 싫어하는
나라와 가장 본받아야 할 나라는 일본(38%, 27%)으로 나타났다.
좋아하는 나라 2~3위는 호주(12%).스위스(11%)였고, 싫어하는
나라는 미국(14%).중국(14%) 순이었다. 본받아야 할 나라는
미국(18%). 스위스(7%)가 2~3위를 차지했고, 경제적 협력
필요국은 중국(32%).일본(11%) 순이었다. 북한은 2006년 가장
싫어하는 나라 2위(15%)였는데 올해 조사에서는 10%로 4위를
차지했다. 지난해 가장 좋아하는 나라 3위(12%)였던 미국은
호주와 스위스를 제치고 1위에 올랐다.
<国家イメージに関する好感度>
韓国人が「最も好きな国」、「経済的に最も協力しなければなら
ない国」として1位に挙げたのはアメリカ(それぞれ16%、35%)で、
「最も嫌いな国」、「最も模範とすべき国」として1位に挙げたのは
日本(同38%、27%)だった。「最も好きな国」の2、3位はオース
トラリア(12%)とスイス(11%)で、「最も嫌いな国」の2、3位は
アメリカ(14%)と中国(14%)の順だった。「最も模範とすべき国」
の2、3位はアメリカ(18%)、スイス(7%)の順で「経済的に最も
協力しなければならない国」の2、3位は中国(32%)、日本
(11%)の順だった。北朝鮮は2006年には「最も嫌いな国」の
2位(15%)に挙がっていたが、今年の調査では4位(10%)だった。
昨年「最も好きな国」の3位(12%)だったアメリカは、オーストラリア
とスイスを抜き1位を占めた。
-以下省略-
(終わり)
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