以前、日本海における韓国の違法捕鯨の実態を伝える記事を
紹介した。
今回は、その記事内容の一部修正と補足だ。
現在、韓国でも日本(平成13年7月~)でも、偶然、定置網などに
引っかかって死んだクジラを引き揚げ処理すること(混獲)は
合法的な行為なのだそうだ。
つまり、韓国や日本では、「混獲」されたクジラの肉が、一定の
検査や手続きを経て合法的なルートを通じ市場に流れている
ということだ。
ちなみに「混獲」は、韓国語でも同じ漢字語を使い「혼획(混獲)」と
表現されている。
約3ヶ月前の記事になるが、「混獲」関連の記事を一つ翻訳練習して
みた。
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■ [강원]장호항 동방 9마일 해상 밍크고래 혼획
[江原] チャンホ港東方沖約14km海上でミンククジラ混獲
(デイリアン 6月12日)
11일 오전 9시 10분께 삼척시 장호 동방 9마일 해상에서
길이 약 5m, 무게 800kg가량의 밍크고래가 혼획 됐다.
11日、午前9時10分ごろサムチョク市チャンホ東方沖約14kmの
日本海海上で全長約5m、重さ約800kgのミンククジラが
混獲された。
동해해양경찰서 임원파출소(소장 정래민)는 "갈남 선적
재덕호(5.64톤, 통발, 승선원 1명) 선장 이 모씨(원덕읍,
55세)는 11일 오전 4시께 조업을 위해 장호항을 출항해
5께 장호 동방 9마일 해상에 도착, 지난 6월 5일에 설치한
통발 어구 양망 중 밍크고래 한 마리가 죽어있는 것을
발견, 인양해 임원파출소에 신고했다"고 밝혔다.
東海海洋警察署イムウォン派出所(ジョン・レミン所長)によると、
サムチョク市カルナム船籍のジェドク号(5.64トン、かご網漁船、
乗組員1名)のイ某船長(ウォンドク邑、55)は、11日午前4時ごろ
チャンホ号で出漁し5時ごろチャンホ東方沖約14kmの海上に到着、
去る6月5日に設置したかご網に引っかかって死んでいたミンク
クジラ1頭を発見し引き揚げ、海洋警察庁に届け出た。
혼획한 밍크고래는 죽은지 약 5~6일 정도 지난 것으로
보이며, 길이 약 5m, 둘레 3.2m, 무게 약 800kg 정도로 옆
지느러미 부분이 그물에 긁힌 흔적과 전체적으로 박피현상이
보이며, 기타 창살류 등 고의로 포획한 흔적은 발견치 못했다.
混獲されたミンククジラは全長約5m、胴回り約3.2m、重さ約
800kg程の大きさで、死後約5~6日が経過しているものと
見られている。体のひれの部分には魚網による引っかき傷があり、
全体的に剥皮現象が見られるものの、モリ等によって捕獲された
痕跡は発見されなかった。
동해애양경찰서는 "혼획한 고래는 장호항 어판장 어선계류장에
보존하고 있으며, 관할 검사의 사건 지휘 아래 동해해경,
동해시청 해양수산과 고래 혼획 담당자 등에 의해 적법 절차에
의해 처리될 계획"이라고 밝혔다.
東海海洋警察署は「混獲されたクジラは、現在、チャンホ港漁船
係留場近くの魚市場に保存中で、管轄検事の指揮の下、東海
海洋警察や東海市役所海洋水産課のクジラ混獲担当者などの
手により、法律に定められた手続きを踏みながら処理されることに
なる」と語った。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話