現在、ソウルには行政が把握しているだけでも500店を超える
「補身湯」(犬なべ)料理店があるという。
そんなに多いとは、「ヲタク」としてもちょっとした驚きだ。
今回、ソウル市が「補身湯」料理店の犬肉について、食品衛生上の
観点から安全点検に乗り出すことを決めたそうだ。
犬肉問題については韓国内においても賛否両論があるが、実際に
多くの市民が口にしている「食品」の安全性を行政がチェックする
のは、ある意味、当然のことだろう。
関連報道を一つ、翻訳練習してみた。
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■ ‘유해성분 개고기’ 식당 명단 공개키로
犬肉料理の安全検査、問題の食堂は店名公開 - ソウル市
(ハンギョレ新聞 4月13日)
서울시가 개고기의 안전성 점검에나선다. 서울시 이해우
식품안전과장은 13일 “시민들의 먹거리 안전을 위해 이르면
이달 말부터 개고기를 취급하는 시내 530여개 식당을 대상으로
수육, 탕, 생고기 등을 수거해 안전점검을 할 예정”이라고
밝혔다.
ソウル市が犬肉の安全検査に乗り出すことを決めた。ソウル市
食品安全課のイ・ヘウ課長は13日、「市民の食の安全を確保する
ため、早ければ今月から犬肉を扱う市内530店の食堂を対象に、
煮込み犬肉、スープ、犬の精肉などについて安全検査を実施する
予定だ」と発表した。
서울시는 조리된 탕, 수육 등에서 문제가 있으면 조리과정에,
생고기에서 문제가 있을 경우 도축·유통·보관과정에, 중금속
이나 항생제가 검출되면 사육과정에 이상이 있는 것으로
판단하고 행정 처분을 취할 계획이다.
市は、調理済みのスープや煮込み肉に問題があれば調理過程に、
精肉に問題があれば・流通・保管過程に、重金属や抗生剤が
検出された場合は飼育過程に、それぞれ問題の責任があるものと
見なし行政的な処分を加える方針だ。
또 인체에 유해한 성분이 있는 개고기를 취급한 업소에 대해서는
식품위생법에 따라 명단을 공개하고 과징금, 영업정지나 영업장
폐쇄 등의 처분을 할 방침이다.
特に、人体に有害な物質を含む犬肉を食用に提供した店舗に
対しては、食品衛生法にもとづき名簿を公開するとともに、課徴金を
課し、営業停止や店舗閉鎖などの処分を加える。
이 과장은 “개고기가 혐오·비혐오 식품을 떠나 먹는 사람이
있는데도 안전상 점검이 되고 있지 않다”며 “개고기를 합법화
시키려는 것과 별도로 시민들의 건강을 위해 실제로 먹는
음식의 안전을 점검하자는 것”이라고 말했다. 그동안 축산물가공
처리법상 ‘가축’에 개가 포함되지 않아 개고기에 대해서는
정기적인 위생검사가 이뤄지지 않았다.
イ課長は「犬肉に対する好悪の問題を離れ、実際に食べている
人がいるのに安全検査が行われていないことが問題だ。今回の
措置は犬肉合法化問題とも別個の問題で、あくまで市民の健康を
守るため、実際に食べられている食品の安全性を点検しようと
するものだ」と述べた。これまで、犬肉については、犬が畜産物加工
処理法に定められた「家畜」に含まれていないとの理由で、
定期的な衛生検査も行われてこなかった。
서울시는 개고기 판매행위 자체는 단속하지 않을 계획이다.
1984년 2월 서울시 고시로 보신탕, 개소주 등의 판매를 금지하고
있지만 사실상 사문화된 상태라고 판단하기 때문이다.
一方、市は、犬肉の販売行為自体について取り締まる計画はない。
1984年2月、市は告示を通じ「補身湯」(犬なべ)、「犬焼酎」
(犬エキスの強壮剤)などの販売を禁止したが、この告示は事実上、
死文化しているとの判断からだ。
(終わり)