■ 역시 '한일전', 대만전 비해 3배 시청 !
やっぱり「韓日戦」、視聴率は台湾戦の3倍!
(マイデイリー 3月6日)
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韓国では、WBC日本戦の視聴率が台湾戦の約3倍を
記録したという。
ちなみに同日付の読売新聞の報道によれば、日本では、
台湾戦(20.3%)、韓国戦(18.5%)、中国戦(18.2%)の
順だったそうだ。
韓国の場合、日本戦だけがナイトゲームだったという事情もあり、
単純な比較はできないが、「ヲタク」の関心を引くのに十分な
記事だった。
国民の熱い期待を背に見事に逆転2ランを放ったイ・スンヨプは、
さすがと言うしかない。ここぞという時にファンの期待に
応えてこそ、真のスターなのだ。
一方、気の毒なのはイチローだ。下の記事でも触れられている
通り、アジアラウンド開幕を前に
「勝つだけではなく見ている人に、きれいだなとか、すごいなと
感じてもらいたい。それはボクのポリシーですから。
向こう30年間、日本には勝てないなと(相手に)思わせるような
勝ち方をしたいですね」(スポニチ2月22日)
と語った発言が、韓国ではイチローが韓国チームを侮辱した
「イチロー妄言」として一人歩きし、韓国人の複雑な対日感情に
火を付ける格好になった。
確かにイチローの発言は、韓国を名指しにしてなされたものでは
ないとは言え、常に日本を最大のライバルとして注視している
韓国のマスコミにとっては「配慮」を欠いた挑発的な発言だったの
かもしれない。
「ヲタク」的に見ても、「向こう30年間」の部分は、いわゆる
「大人げない」不必要な発言の部類には入るのかなと思っている。
それにしても韓国マスコミの煽情的な報道は、いつものことながら
実に見事(?)なものだ。
問題は実際にイチローがどう語ったかではなく、記者がどう感じ
どう考えるか、が全てなのである。客観性よりも主観や感情が
最優先される世界だと言ってもよい。
韓国語や韓国に何の思い込みもない日本人から見れば、曲解に
もとづく過剰反応と思われてもしかたないだろう。
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역시 '일본전'이 최고였다.
やはり「日本戦」が最高だった。
한국과 일본 야구의 자존심이 걸린 '제1회 월드베이스볼
클래식(WBC) 아시아조예선 최종전인 일본전이 이전 열린
중국전 대만전에 비해 2배 내지 3배에 가까운 시청률을
올리며 시청자들의 뜨거운 관심을 보였다.
韓国と日本がプライドをかけ臨んだ第1回ワールド・ベースボール・
クラシック(WBC)アジアラウンド最終戦の韓国-日本戦が、
それまでの中国戦や台湾戦の2倍から3倍近い高視聴率を
記録し、国民の熱い関心が寄せられたことがわかった。
지난 5일 오후 5시 55분부터 KBS 2TV를 통해 중계된 '제1회
월드베이스볼클래식(WBC) 아시아조예선 최종전'은 시청률
조사기관 TNS미디어와 AGB닐슨 조사결과 각각 시청률
23.8%, 19.4%를 기록, 한일전에 대한 팬들의 뜨거운 관심을
증명했다.
視聴率調査機関のTNSメディアとAGBニルソン両社によれば、
5日午後5時55分からKBS第2放送で生中継された第1回
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アジアラウンド
最終戦は、それぞれ23.8%、19.4%の視聴率を記録し、
韓日戦に寄せる国民の熱い関心を裏付けた。
이는 지난 3일 MBC TV가 중계한 WBC 한국-대만전 7.1%
(TNS조사), 5.4%(AGB조사), 한국의 8강행 진출을 확정지은
4일 한국-중국전(SBS 중계)의 시청률 9.4%, 8.3%에 비해
높은 수치.
3日、MBCが放送したWBC韓国-台湾戦の7.1%(調査TNS)、
5.4%(同AGB)、韓国が決勝リーグ進出を決めた4日の
韓国-中国戦(中継SBS)の視聴率(9.4%、8.3%)を上回った。
대만전(오전 10시50분~오후2시4분)과 중국전(오전 11시15분
~오후2시57분)이 낮시간대에 열린 게임이고 일본전이 프라임
타임대에 방송되긴 했지만, 2배에서 3배에 가까운 시청률
차이는 역시 '한일전'에 대한 시청자들의 관심을 보여주는 것.
台湾戦(午前10時50分~午後2時4分)と中国戦(午前11時
15分~午後2時57分)はデイゲームで、日本戦(ナイトゲーム)が
ゴールデンタイムに放送されたという違いはあるものの、2倍~
3倍近い視聴率の差は、やはり「韓日戦」に寄せる国民の熱い
関心の表れ。
이는 이승엽의 홈런으로 3대2로 역전한 짜릿한 게임내용
자체도 재밌었지만, 일본팀의 이치로가 경기전 '30년후에나
일본팀을 잡을수 있을 것'이라고 한국팀을 모욕한 데에 따른
관심고조와 자존심을 불러일으킨 점도 한몫했다.
イ・スンヨプ選手のホームランで3-2と逆転勝ちした痛快な試合
内容に加え、日本チームのイチロー選手が試合前に「日本チームに
勝つには30年はかかるだろう」と韓国チームを侮辱したことが
国民感情を逆なでし関心が高まったことも高視聴率につながった。
일본전은 또 남성 30대가 16%(AGB조사)로 가장 많이
시청한 것으로 나타났다.
また、日本戦の年代別視聴率では、30代の男性が16%
(調査AGB)で最も高かった。
(終わり)
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しかし、こうしたことは韓国マスコミでは日常茶飯事なのだ。
日本チームに見事な逆転勝利を収め一夜明けた今日も、
韓国のマスコミは一種独特な心象風景(対日感情)を描き
続けている。
ここで一般紙から目に付いた見出しを二つだけ紹介すると・・・
■ “앞으로 30년 이 패배를 기억하라!”
今後30年間、この敗北を覚えておけ!(文化日報)
■ 고개숙인 日 패닉상태/언론 “굴욕적인 이치로”
비난화살
意気消沈した日本、パニック状態/
日本のマスコミ「屈辱的なイチロー」に非難の矢
(国民日報)
宿敵を見事にねじ伏せた痛快感から、さらにイチロー
バッシングに力が入っている様子だ。一般紙でもこうなの
だから、後は押して知るべしの世界だ。
唯一の救いは、おそらくイチローが韓国語を全く知らないことか。
まあ、「口は災いの元」とも言う。気持ちを切り替えて、アメリカでは
ぜひイチローらしい活躍を見せてほしいものだ。今度は、口(?)
ではなく、「客観的」なプレーでこそ雄弁に語ってほしいと切に願う。
そして日本人やアメリカ人のみならず、韓国人を含め野球を
愛する全ての人々に、国境や民族を超えた感動を与えて
欲しいものだ。
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折に触れて書いていることだが、韓国語を学ぶ日本人は、
すべからく「タフな精神」を持つべし。
上に紹介したような韓国マスコミの「ノリ」(?)に引いていては
決して韓国語「ヲタク」にはなれない。
(なろうとする人もそういないとは思うが・・・)
それが、老婆心溢れる「ヲタク」からのアドバイスだ。
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