大臣は天皇陛下の認証を受ける。わずか半年の間に4人も5人もの大臣が不祥事で辞めさせられるというのは天皇の認証行為に泥を塗るものであって決して許されることではない。
事務所経費問題で辞職をせざるを得ないということ、このような人物を大臣にしたということは泥棒に勲章や勲位をあたえたようなものである。
安倍首相の罪は不敬罪にあたる。ロープのはしにぶら下がるくらいでは償えない大罪である。
大臣は天皇陛下の認証を受ける。わずか半年の間に4人も5人もの大臣が不祥事で辞めさせられるというのは天皇の認証行為に泥を塗るものであって決して許されることではない。
事務所経費問題で辞職をせざるを得ないということ、このような人物を大臣にしたということは泥棒に勲章や勲位をあたえたようなものである。
安倍首相の罪は不敬罪にあたる。ロープのはしにぶら下がるくらいでは償えない大罪である。
昭和19年夏マリアナ戦線での敗色は決定的となり、サイパンの陥落が迫っていた。東条英機首相は内閣改造を企てたが、岸信介軍需大臣が辞任を拒否したために総辞職に追い込まれた。選挙にたとえれば、絶対国防圏と位置づけたサイパン、グアムの陥落は参議院選挙の敗北どころではない。衆議院選挙の大敗に相当する。
安倍首相は今月末にも内閣改造をすると言っている。その時は閣僚全員の辞表を取りまとめて首相に提出することとなる。その際閣僚の一人でも辞表の提出を拒めば内閣改造が不可能となるばかりではなくて、首相は総辞職に追い込まれることになる。これは東条英機の時代と変わりが無いのであろう。
こういう手もあるでヨ。岸信介の前例に倣いだれか辞任を拒否して安倍首相続投をからだを張って阻止してみたまえ。岸信介君のように軍部の脅迫に屈せずに最後まで辞任を拒否したまえ。どうだね、麻生君。名指しは迷惑か。君のおじいさんの吉田茂(おじいさんといってもやはり外祖父らしいが)はそのころ東条英機に睨まれて憲兵隊に捕まっていたのかな。
安倍首相は立派な身代を残してもらったバカ息子というところだ。衆議院の圧倒的多数という遺産をわずか半年で食い潰してしまった。はやく禁治産にしなければならない。
政治などというものは緻密なものではない。精密なものではない。今度の参議院の選挙結果を勝手に解釈して民意云々をいっているが笑止といわざるをえない。
北朝鮮の拉致問題で妥協を許さず厳しく対処しなければいけないという考えが否定されたものではない(選挙で)。憲法改正、教育改革、公務員制度の改革を民意が否定したわけでもあるまい。
ただ、安倍首相によって改革が進められることを拒否したのは間違いのないところだ。非常に低い次元での安倍さんの性格の瑕疵に国民が不安を感じたということだ。自民党に安倍さんに代わる人がいないというなら情けないはなしだ。上に述べたような政策の実行者として安倍首相が余人をもって代えがたいというのであれば、これはひどい話だ。horrible storyだ。お盆のホラー映画としては良いのかもしれないが。
つづく
さはさりながらこなさあや(急に娘義太夫節になる)*、ナチスのユダヤ人強制収容所はどうなんだい。あれはアメリカの日系人強制収容所のように宣伝なんかしていない。密かに行われていたものだ。証拠でもあるのかい。
* (然は然り乍ら此方様や)
あれはだね、現行犯逮捕だ。一番強力だね。証拠能力としては。稼動中あるいはその稼動を停止した直後に各地のユダヤ人収容所は連合軍の兵士によって解放された。証人、証拠は無数にある。とくに堅牢な建造物や特殊施設は何をやっていた一目瞭然である(のように見える)。弁解の余地は無い(だろう)。もっともナチスの強制収容所でのホロコーストについても存在の有無、犠牲者の数について大変な意見のばらつきがある。それについては次のシリーズ「アメリカのホロコースト犯歴」でふれる。
ところで連合軍といって今の人に分かるかな。アメリカ、イギリスなどドイツにあるいは日本に対して戦った連合軍のことだ。実質はアメリカ軍の場合が多い。日本を占領していたアメリカ軍も連合国軍といっていた。マッカーサーの正式な肩書きは連合国軍最高司令官というのだ。
もう一つ余談、たしかナチスの絶滅収容所の一つに真っ先に踏み込んだのは日系人部隊だ。そこで生き証人、焼却されたあとの遺体などを発見したのではなかったか。これほど強力な証拠があるであろうか。とにかく現行犯逮捕というのが一番強力なのだ。
さて、太平洋戦線でも、東南アジアでも連合国軍に日本軍は降伏した。もしいまアメリカの下院で審議されている非難決議案にあるような非道、無法な行為、施設、犠牲者があったなら、当然日本降伏時に動かぬ証拠を押さえられ現行犯逮捕されていなければおかしい。
唯一の例外は現在のインドネシアでオランダ人女性を暴行したという事件だが、これは発生後日本軍の憲兵によって犯人が処罰されている。その上、降伏後オランダの報復的裁判で当事者は死刑を執行されている。要するにそういうことがあれば降伏時に問題になっているはずなのだ。それが実際にはオランダ人女性の一件以外は一つも報告されていない。
中国大陸では日本軍は国民党軍か共産党軍(八路軍)に降伏した。多くの日本人が処刑されたり捕虜となって抑留されたが、終戦後、従軍慰安婦問題で糾弾されたという例は聞いた事がない。戦後何十年もたって、戦時捕虜など一人もいなくなってから、世代が二世代も交代した現在になって(孫の世代になってから)言いがかりをつけられているだけだ。
戦後20年以上たってから結ばれた日韓条約でも従軍慰安婦問題など言及されていない。戦後30年近くたってから日中の国交が回復したときにもそんな話はない。この話は吉田なんとかいう人が1970年代に自分がサイシュウ島で慰安婦狩りをしたと本に書いてから中韓で騒ぎ出したという。おかしな話だ。しかもこの吉田氏はその後ウソを書いたことを認めているというではないか。