東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

朝青龍が「怖い」のは何故

2007-08-26 09:23:07 | 社会・経済

江戸時代にたしか小錦という力士がいた。幕末に生まれて明治時代に横綱になった小錦八十吉とはちがうし、ハワイ出身のKONISIKIともちがう。

関脇か大関くらいの力士ではないかと思うが、彼が江戸の路上でヤクザに切り殺された。バクチのトラブルが原因とも言う。

横綱や大関ともなると後援会長には政界、財界の大物が多いのではないか。朝青龍の場合は後援会長とか有力後援者とかタニマチにはどういう人たちがいるのだろう。

横綱の性格や高砂親方ともほとんど交渉がないことを考えると朝の周りに群がるタニマチはスジが入っている人たちが多いのではないか。

ある週刊誌(週刊文春だったかな、立ち読みなので正確でない。ゴメン)によると、謹慎処分を受けた直後に朝青龍が引退届けを提出しようとしたという。日本語でいえばケツをまくろうとしたんだろう。これが届けられていれば、今までの朝のイメージとも合うし、身の処し方としてはモンゴル・サムライとして一つの立派な終わりかたの美学だったろう。

そこへタニマチの一人が血相を変えて飛び込んできて引退届けを引き裂いたというんだね、週刊誌の記事では。

タニマチには止められては困る事情があるのだろう。無償の気持ちでタニマチになっているような人物ではないのだろう。色々利用しようと近づいて横綱をおだてあげているのだろう。大鵬親方が指摘していたように。

止められては困るのである。自宅マンションを出てホテルに入った朝青龍はひとこと「怖い」と言ったそうだ。Why。医者に注射をされるのが怖いのか。あるいは、