東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

小池百合子の狂態(3)

2007-08-25 08:31:07 | 社会・経済

狂態から狂体になったね。インドで「イージス艦の情報漏えいの責任をとってやめる」といったそうだ。自分ではかっこよく決めているつもりなんだろうね。こんな知能の女には大臣はおろか正常な社会生活もひとりでは出来ないだろう。区役所は介護サービスをつけてやらねばなるまい。

どんなに荒唐無稽なコメントでも大臣が記者に発言すればそのまま、将来にわたって自分の発言のみが記録に残ると算段したらしい。それで自分を美化、正当化できるというつもりだろう。常人にはキチガイの精神構造の解釈は骨がおれる。狂犬の精神分析をしているようなものだ。

「首相から慰留されたらどうするか」と記者が質問したら、「聞かれてみないと分からない」と答えたそうだ。なんだい、これは。テレビでは、これは他の大臣ポストに横滑りを画策した発言ではないかといっていたが、どうもどうも。責任を取ると言うから大臣を辞めるということかと思ったら他のポストならいいということらしい。安倍さん、鼻毛を抜かれないようにしっかりしなさいよ。

さて、前回お約束した旧竹下派との内通である。次官人事がゴタゴタしたときにテレビに出てきた石破元防衛庁長官が小池を擁護していた。妙だな、と思った。「シビリアン・コントロールだから大臣に人事権がある。よく考えた人事だ」なんていっていた。石破は元自由党で小沢一郎の側近だったそうだ。小池百合子も小沢一郎の腰ぎんちゃくで自民党への出戻り組である。日ごろからよしみを通じているのかな。

昨日の日刊ゲンダイによると、いまでも小沢と連絡があるらしい。そういえば、石破は参議院選挙後いち早く安倍首相の退陣を要求していた。小沢別働隊という疑惑もあるらしい。それに小池百合子だ。同志を裏切って多数の政党を渡り歩いたオンナだ。今度のことで面白くないことになったからまた小沢にくっ付こうと画策している可能性もある。

夕刊フジに須田慎一郎の連載コラムがある。その2137回に「自民党の防衛族議員が画策した守屋降ろし」というのがある。このコラムは時々ヒットを飛ばす。これを読んで石破の奇妙な言動が分かった。ジグソー・パズルがはまったわけよ。

各紙の報道で早くから沖縄問題の密約が守屋降ろしの背後にあるのではないか、ということは言われていた。しかし、自民党の防衛族、主として竹下派(現津島派)がいるということは須田氏のコラムが始めて指摘したことではないか。

いくら狂気の小池百合子と言えども

沖縄県
知事や名護だっけ、どこかの市長との闇取引であそこまで大博打を打つ勇気はあるだろうか。もっとも一旦打った以上は狂気の突進あるのみが彼女だけどね。

沖縄の利権、なかんずく建設利権は旧竹下派の米びつである。普天間の飛行場移転では今より沖合いに建築するという案は工事費も莫大に膨らむ。つまり、地元業者にも竹下派にも同じ利益をもたらす。それに、沖縄の自治体はなんだかんだ文句をつけて、地元振興策の名目で10年間に2000億円もの税金をせしめている。守屋次官はこれに反対していたというのだ。

沖縄、竹下派利権、そして飛行場移転というアメリカへの手土産という一石三鳥にも四鳥にもなる奇策だと小池百合子がのめりこんでいくのは分かるね。それには障害になる守屋次官を追放すればいい。これが短絡オンナ小池百合子の動機であった。しかし、情けないかな、あわれなるかな、政治家としての力量不足、オンナの浅知恵で乱暴極まりないやり方をして自滅したわけだ。合掌 頼むからおとなしく成仏してくれヨ。