東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

朝青龍に記者会見をさせるな

2007-08-10 09:49:00 | 社会・経済

ワイドショーで朝のニュースを見ていると沢山おかしなコメントがある。いくつかをあげよう。

これは高砂親方も言っているそうだが、まず朝に記者会見をさせるというのだ。マスコミも異口同音に記者会見、記者会見とわめいている。おかしいよ。謹慎処分中だろう。記者会見を開かせてはいけないことが分からんのか。閉門蟄居そのものが謝罪の表現である。なにも病人に記者会見を強いるのは酷だと言っているのではない。謹慎させるということは記者会見などという晴れがましい、未練たらしい弁明の機会を与えてはいけないということだ。露鵬が謹慎中に記者会見をしたか。旭天鵬が謹慎中に記者会見をしたか。朝青龍は横綱だから記者会見の機会を与えるというのか、差別だよ。

文化の違いテナことをしたり顔に言うやつがいる。というかほとんどのゲストコメンテーターとかいうハクチ顔がテレビでいう。パカなことを言うな。靖国問題についても言ったが、文化の違いなんていうことを言うな。それを言ったらアンタの負けヨ。そんなことを言わなくても朝の不都合は明白ではないか。つまり国際標準でも朝の非は明白である。そんなことが分からんのか。

どこの国のスポーツで、師匠、監督やコーチのいうことを聞かないやつが許されるか。大リーグだって同じだ。選手時代の成績、格はたいしたことは無い監督でも、その権限は絶対である。あたりまえだ。師匠に問われるのは弟子の指導、育成の腕であって現役時代の実績の比較など関係ない。これは昔も今も、日本であろうと、欧米であろうと変わりがあるはずがない。とくに、はっきり言うがモンゴルなどという後進性が強い国では先進国以上に師匠の権限は強いはずだ。

朝青龍は本来なら部屋に出向いて師匠に頭を下げるべきであるのに、電話にも出ず、師匠が訪ねてきても返事もしない。こんなことがどこの世界で許されるのか。文化の違いなのかヨ、これが。あきれて物もいえない。

今回のことを別にしても相撲界にはいろいろ特殊なことがあるだろう。相撲界のことは知らないが、そんなものは何年か一緒に生活したり、稽古をしたりしていれば見よう見まねでどんなパカにも体得できる。師匠の指導が悪いなどと質面倒くさいことを言うな。