東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

国際標準の朝青龍処分

2007-08-11 12:46:02 | 社会・経済

朝青龍処分を文化の違いなどという観点から分析するのは間違いであるとのべた。それと関連してだが、横綱の品格ナンテコトを言う。これにはたしかに『文化の違い』があるのかもしれない。

勝負のついた後での危険なダメ押しだとか、しきりでの見苦しいにらみ合いだとか。たしかににらみ合いは相撲の一部だがなにが見苦しくないにらみ合いで、どこからが見苦しいかなんてことはいわく言いがたい。が日本人にはなんとなく分かるとも言える。

横綱審議会がしきりに横綱の品格なんていうことをいうが、ローカルルール的なところかもね。すなわち女学生言葉で言えば品格なんて「文化的」なところもある。

相撲協会が大人なのは、ローカルルールで力士に注意したことはあっても、今回のような処罰をしたことがないことだろう。そして、今回の処分は国際標準からみて妥当なことだ。仮病を使って長期間仕事をさぼれば日本であろうと、欧米であろうと相当厳しいペナルティが課される。ようするに相撲協会は国際的常識を持っているということだ。

モンゴルではサッカーを子供としただけなのに、なんて文句を言っているが、今回の処分の理由を知らないか、理解できないか、マスコミが伝えていないだけのことだろう。モンゴルの後進性ということか。

サーカスのスターにたとえてもよい。仮病で長期間休めば即契約解雇だろう。それと同じだ。日本固有の文化であるはずがない。


朝青龍を座敷牢から開放せよ

2007-08-11 07:08:42 | 社会・経済

付け人による監視を外せ。謹慎というのは自主的にやって評価される。いまのやり方は高砂部屋の恥、大相撲の恥であるハンキチガイをお家の恥だと、無理やりに座敷牢に閉じ込めているようなものだ。

昨日は「朝」の知人だか後援者だかというひげのおじさんが高砂親方と一緒に朝青龍に会ったようだ。その人の話によると、朝は窓から物を投げようとしたり、若い付け人に八つ当たりしていたという。この話を聞くと、高砂親方はすぐに横綱に解雇を申し渡すべきだ。なぜかばうのか。どんなに恥をかいても自分の厩舎(部屋)に横綱を抱えているのが自分の利益になるからなのか。

そういえば、英語では親方のことをステーブル・マスターというようだ。厩舎の親方という意味だ。癖馬でもダービーに勝ちそうな馬は自分の厩舎に繋いでおいてレースの賞金をゲットしようという魂胆としか、思えない。

とにかく、付け人を全員引き上げよ。若い付け人がかわいそうだ。高砂親方や後援者の話が本当ならやがてパトカーが出動するような騒動を「朝」は引き起こすだろう。そこで相撲協会は解雇を申し渡せ。もし、朝が自分の自由意志で謹慎に立派に耐えたら来年から復帰すればよい。