じっくり確かめてみると、扉の開閉に使う取っ手が緩くなっています。
緩いというか、閉めた状態からすぐに開いた状態になってしまうのです。勝手にぐるっと回る。
カチッと閉まった状態がバネの力で保たれるはずなのに、バネが効かなくなっているようです。
回転部分のネジを外して内部を調べてみると、小さな板バネが折れて2つになっていました。これでは軸を留めることができません。
部品交換が可能かどうかメーカーに問い合わせることにして、とりあえずは閉まった状態から取っ手が勝手に動くことがないよう、先端に重しをつけてみました。
不格好ですが、これですぐに開いてしまうことはなくなりました。
しかし、交換部品があるかどうか。
もう20年以上前――へたをすると30年ぐらい前のものなんですよね。