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惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

室内楽

2022-06-23 21:10:26 | 音楽

 昨夜はZOOM一の日会。ロートルSFファン6人がオンラインでガヤガヤと。
 話題は、機械翻訳、マイク・レズニック、レム『マゼラン雲』、『不思議の国のアリス』、通信販売、「届きません」で2個。などなど。

 ベランダのコンテナで育てている(緑のカーテン用)クインシーメロンに雌花が咲きました。

 雄花は以前から咲き続けていますが、雌花はこれが初めて。さっそく人工授粉してみました。
 もういくつか雌花が咲くと思いますので、良い形の実を1個だけ残して、肥大させる予定。収穫までひと月半ぐらいかな。

 今日は、午後、駅前のグリーンホール大ホールにて「フェスティバル・ガラ『名手たちの室内楽』」。
 今週いっぱい開かれている音楽祭のプログラムのひとつ。

 前半は、オーボエ:荒木奏美、フルート:上野星矢、ピアノ:森下唯といった演奏家たちで、プーランク「オーボエ・ソナタ」、フランク「フルート・ソナタ イ長調」。
 フランクの「フルート・ソナタ」は有名な「ヴァイオリン・ソナタ」のフルート版ですね。大好き。聞いているとからだいっぱいにしあわせが満ちてきます。

 後半は、まず、音楽祭の始めに開かれたワークショップ「新しい音楽をつくる」で誕生した短い作品3つがお披露目され、その後、ブラームス「ホルン・トリオ 変ホ長調作品40」。ホルン:福川仲陽、ヴァイオリン:白井圭、ピアノ:河村尚子。
 曲はいいし、演奏は素晴らしいし、最高の時間を過ごしました。

 終わって外に出ると、霧雨が少しだけ降っていました。傘はもっていたけど、そのまま良い気分で帰宅。
 音楽はいいなあ。


天神さま音楽会

2022-06-20 21:09:36 | 音楽

 昨日は晴れて暑かった。今日は晴れなくても暑かった。
 朝から曇り空でムシムシとしたお天気。最高気温 31.5℃(隣町アメダス)。

 夕方、いつもなら散歩する時間に駅近くの布田天神へ。今週いっぱい開かれている市の音楽祭の一環として、神社境内の能舞台にベヒシュタインのグランドピアノを載せて演奏会が開かれるというのです。

 音楽祭は今年で丸10年。期間中、街の中心部は音楽であふれる感じ。楽しい催しですが、一昨年はコロナのためオンライン開催でした。

 今日のプログラムは、森下唯(ピアノ)「小山作之助:夏は来ぬ(編曲版)」、田中里奈(ヴァイオリン)+望月晶(ピアノ)「サラサーテ:序奏とタランテラ 作品43」、森下唯+鈴木優人(ピアノ連弾)「ドビュッシー:小組曲(小舟にて/行列/メヌエット/バレエ)」など。

 玉砂利の敷かれた境内でたくさんの人が、それぞれ間隔をとって聞きました。

 空からは鳥が「ギャーギャー」、遠くからは救急車が「ピーポー」、ホールでの演奏会とはまるでちがった環境で聞くクラシックもまたオツなもの。蒸し暑さを忘れた1時間ほどでした。


「革命」

2021-06-04 21:22:16 | 音楽

 昨夜は一の日会のオンライン例会。オールドSFファンがZOOMで盛り上がりました。

 今日は朝から雨。午後は風も強く、ついに一日、家から出ずじまい。ずっと本を読んでいました。

 読みながら、時おり、音楽を聞いていることもあります。気分転換と眠気防止を兼ねて。
 で、流れてきた中に the Four Preps の 'Dream Boy,Dream'(1961)がありました。甘ったるいメロディとコーラス。いかにもビートルズ以前のアメリカンポップスという感じ。好きなんですよね、こういうの。

 ザ・フォー・プレップスは 芸達者なボーカルグループ。ビートルズ以前から活躍し、彼らにヒットパレードから駆逐されると、メンバーはそれぞれ業界で個別に活路を見いだした後、1990年代にはニュー・フォー・プレップスを結成し直したりしたようです。レターメンやジ・アソシエーションのメンバーとの交流も見られます。

 で、彼らのヒット曲を見ていたら、 'A Letter To The Beatles' (1964)なんてのがあるのに気づきました。
 ビートルズに夢中な女の子が手紙で彼らとやりとりをするという内容で、一部、「抱きしめたい」が引用されています。そのため間もなく発売中止になったとか。
 そういえばドナ・リン「夢みるビートルズ」なんてのもありましたねえ。

 ビートルズの影響は、ホント、ただごとじゃなかった。「旋風」なんてもんじゃなくて「革命」でしたね。リアルタイムで体験できてよかった。


音楽視聴

2021-01-30 21:22:20 | 音楽

 朝はポップス、午後はクラシック(?)。

 朝7時20分からのNHK・FM、ピーター・バラカンさんDJの「ウィークエンドサンシャイン」はフィル・スペクター追悼特集。
 訃報に接した時に書いたように、若かりし頃、彼の名は特別な輝きを放っているように感じたものです。基本的にはシングル盤つくりの神様といっていいと思います。
 バラカンさんは年代を追いながら彼の業績を紹介してくれていました。ずっと聞いていたわけではなく、他の仕事をしたりだったので、これから録音をじっくり聞き直したいと思っています。

 午後3時からは海老名市文化会館で開かれた「 Piano Fantasy!!  森下唯 ピアノコンサート 」を、オンラインでライブ視聴。
 モーツァルト、「アキバ・ポップ」、デュカス「魔法使いの弟子」など。指使いがアップで見られるのが楽しい。
 家で聞く生演奏というのも、また格別なものですね。


9.9

2020-09-09 21:14:56 | 音楽

 9月9日は何の日?
 「救急の日」というのはよくわかります。他には「チョロQの日」だとか「吹き戻しの日」だとか「手巻き寿司の日」だとか。

 個人的にはサム・クックの日。理由は聞かないでください。

 ということで、彼の曲をいくつも聞きました。どれも素晴らしい。
 この時節は「A Change Is Gonna Come」がもっともふさわしいように思います。ボブ・ディランの「風に吹かれて」を聞いて書いた曲だということですが、黒人が正当な権利を手にする日が近いことを歌っています。
 しかし、1964年に33歳で亡くなったとは。なんとも惜しいかぎり。