七夕。笹を抱えて歩く人を見かけました。お家で短冊を書いて吊り下げるのでしょうね。我が家では特に行事なし。
『日本沈没 第二部』(小学館、1890円)の見本を1冊、谷甲州さんから送ってもらいました。
いうまでもなく小松左京さんの大ベストセラーの続編。「第一部」を執筆中から小松さんは第二部の構想を持ち、ずっと考え続けてこられた。しかし、寄る年波のせいで自分自身での執筆は無理と断念なさり、谷甲州さんとの共著という形でようやく実現したわけです。
作品を現実化するプロジェクトが動き出したのは2003年の晩秋。今から約2年半前のことです。
その最初の段階から森下は声をかけてもらい、スタッフの1人としてあれこれ資料にあたったり、他のメンバーの方々と一緒に専門家の先生方のお話をうかがったりしてきました。小松さんの構想に沿った物語を具体化するための準備作業です。
そうしたことを踏まえ、谷さんがプロット構築や登場人物の創造など執筆のすべてを担当、今度の本が出来上がりました。
書店に並ぶのは来週になるのかなあ。どうぞ一度、お手に取ってみてください。
明日、あさっては東北・松島でSF大会です。では、行ってまいりま~す!