曇って、そんなに寒くもないけれど、気温は上がらない一日でした。最高気温13.9℃(隣町アメダス)。
午前中、桜が8分咲きほどになった野川の清掃をしました。
まだ日程は決まらないのですが、夜桜ライトアップも間近。それに備えて、ゴミを拾い、照明効果をさまたげる枯れ草などを取り除きました。
20人ほどのボランティアが参加しましたが、流れや岸をわいわい掃除している中で、大きなスッポンが1匹、水際から少し上がったところでずっと昼寝をしているのが目立ちました。堂々としていて、川の主のごとき貫禄。
写真は、この季節、林の端っこでよく見かけるキブシの花。
昨日のヒュウガミズキよりも小形のベル状の花がたくさん群れて垂れ下がっています。
キブシ(木五倍子)の名の由来を語るには、まず、フシ(五倍子)に触れなければいけません。
フシはヌルデなどの茎にできる虫こぶのこと。「ゴバイシ」とも呼ばれます。
殻に大量のタンニンが含まれていて、かつてお歯黒などの染料として使われ、インキの原料ともなりました。
キブシは実がフシの代用にされたので、こう呼ばれるそうです。キブシ科の落葉低木。「通条花」とも表記されます。
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