夕食のお惣菜は串カツ。家人が揚げてくれました。
この食べ物は私をちょっとした興奮状態におとしいれます。なぜだろう?
串で刺してあるせいか?
然り。これがバラバラの小さな肉やタマネギのフライだったら、ここまで喜んだりはしないでしょう(それなりに嬉しくはありますけれど)。
では、串そのものが嬉しいのか?
……違う――と思う。串の端を手に持って食べはするけれど、その食べ方が嬉しいわけではない。串は食べないし……。
結局、串で肉とタマネギがまとまって、それがサクサクの衣に包まれて、そこに熱々の油が沁みこんでいるという、このコンビネーションの魅力なんでしょうね。肉のもっちり感。タマネギのフニョリとした噛み応え、甘味。コロモの軽い歯ざわりと、油の重量感あるねっとり感。こうしたものの奏でるハーモニーが、小ぢんまりとした幸福感をもたらしてくれるのだと思います。
串カツの由来は知りませんが、これは実に良く出来た食べ物。定期的に食べたくなります。
私にもなぜここに入ったのか分かりません。
おそらく、当方がメカオンチなので何らかの操作ミスがあったものかと思われます。
申し訳ありませんでした。
ところで、串カツですがタマネギの嫌いな子供でも串カツのタマネギは、なぜか喜んで食べるのですよね。不思議です。
鉱物生命の短篇はゼラズニイや横田順彌さんが書いていますねえ。これはゼラズニイではないな。ヨコジュン? 確認しないとわかりませんが、今はちょっと難しいです。
「人の形をした岩を見つけた人間が、研究のためにその脚の部分を削って持ち帰り、何年かして戻って見ると岩が自分の脚に出来た“傷口”に気付いてかがみ込もうとしているところだった」というようなストーリーで、時間の進む感覚が違う人類同士のファースト・コンタクトの話でした。
残念ながらタイトルを失念してしまいましたが、先生なら御存知でしょうか?