詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

谷川俊太郎『聴くと聞こえる』(32)

2018-03-16 10:44:55 | 谷川俊太郎『聴くと聞こえる』
谷川俊太郎『聴くと聞こえる』(32)(創元社、2018年02月10日発行)

 「魔法」に出てくる「音楽」は「小鳥たちは歌い」という部分にある。でも私が思わず傍線を引いたのは「答えはないけれど」ということばである。「答えはない」は「答は聞こえない」であり、「沈黙」である。こう書かれている。

青空はどうしてどこまでも青いの
子どもが問いかける夏の昼さがり
誰もほんとうの答えを知らない
風にゆれる木立がかぶりをふっている
答えはないけれど青空は美しい
子どものこころは歓びにはじける

 「答えはないけれど」は三行目の「ほんとうの答えを知らない」を言いなおしたものである。「答え」ではなく「ほんとうの」答え。空が青いということなら、太陽の光(青い光)が空中にある小さな粒子にぶつかり反射しているから、という具合に「科学的」に説明はできる。でも、それは「ほんとう」の答えではない。子どもが求めているのは「説明」ではない。
 あえて「答え」を探せば「青空は美しい」が「答え」と言えるかもしれない。青空が「ある」。その「ある」が「答え」だと。「ある」が「美しい」なのだと。
 でも、こんなふうに「急いで」読んでしまっては、いけないのだろう。
 三行目の「誰」という「主語」を借りてくると、「答えはないけれど」は「誰も答えないけれど」ということになる。「誰が」沈黙しているのだろうか。
 二連目を読んでみる。

この今にこうして私たちは生きる
見えない手が始めた時は果てしない
誰も問いかける手だてを知らない
雲間から太陽がほほえみかける
答えはないけれど小鳥たちは歌い
世界は限りない魔法に満ちている

 「誰もほんとうの答えを知らない」は「誰も問いかける手だてを知らない」と「対」になっている。「答え(答える)」は「問い(問う)」とで「ひとつ」になっている。「問いかける手だてがわかる」、そして「問いかける」ならば、「答え」は「わかる」ということだろう。「問い」のなかに「答え」は存在しているのだ。
 (「問いかける手だて」の「手」に注目すれば、答えは「見えない手」の持ち主なら知っているということになるが、私はここには深入りしない。「見えない手」の持ち主も、「魔法」も、私は「存在」を確かめたことがない。)
  「答え」と「問い」が「対」である、「問い」のなかに「答え」があるということろから、詩を読み返してみる。「答え」はたしかに「ない」が、「問い」はないか。ある。子どもが問いかけている。

青空はどうしてどこまでも青いの

 ここに「答え」がある。「答え」と気づきにくいけれど、かならず「答え」はある。「説明」ではない「答え」がある。
 ここでは、ことばが繰り返されている。「青」が二回出てくる。ここに「答え」がある。これが「答え」なのだ。
 「青空即青」であり「青即青空」が「答え」。それは「同時」にある。切り離せない。「青空は青いから青空という」。「どうして」かといえば「どうしても」なのだ。「どこまで」かといえば「どこまでも」なのである。そうとしか言えない。
 この「そうとしか言えない」は「完全」であるということ。「そうとしか言えない」は「変わることはない」であり、「変わることはない」は「変わらない」であり、「そのまま」である。「あるがまま」にかわらないのが「そのまま」。この「そのまま/あるがまま」を「美しい」と言いなおせば、

答えはないけれど青空は美しい

 になる。「そのまま/あるがまま」が「美しい」。「青空」だけではない。「風にゆれる木」は「風にゆれる」から「美しい」。もちろん風がないとき、ただまっすぐに立っているときも、「そのまま/あるがまま」に「美しい」。
 問いかけても答えない。ただ「そのまま/あるがまま」の「ある」に触れる。それが「答え」であると子どもはわかっている。だから「歓びにはじける」。
 でも、こうやって、こんなことを書いているのは、「青空はどうしてどこまでも青いの」と問いかけて、それっきり問いかけたことも忘れて笑う子どもに比べると、何もわかっていないことになる。「答え」にとらわれて「答え」をつかみそこねることになる。

 詩の感想はむずかしい。




*


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目次

小川三郎「沼に水草」2  岩木誠一郎『余白の夜』8
河邉由紀恵「島」13  タケイ・リエ「飯田橋から誘われる」18
マーティン・マクドナー監督「スリー・ビルボード」再考21  最果タヒ「東京タワー」25
樽井将太「亜体操卍」28  鈴木美紀子『風のアンダースタディ』32
長津功三良『日日平安』37  若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」40
草森紳一/嵩文彦共著『「明日の王」詩と評論』47  佐伯裕子の短歌54
石井遊佳「百年泥」64  及川俊哉『えみしのくにがたり』67
吉貝甚蔵「翻訳試論――漱石のモチーフによる嬉遊曲」72
西岡寿美子「ごあんない」76
     *
谷川俊太郎『聴くと聞こえる』(上)83

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「反映」ということばの「意味」

2018-03-16 09:04:25 | 自民党憲法改正草案を読む
「反映」ということばの「意味」
             自民党憲法改正草案を読む/番外191(情報の読み方)

 2018年03月16日読売新聞(西部版・14版)の社会面の記事が非常に興味深い。

森友文書/財務省 徹底書き換え/「要請」→「申し出」「通知」→「提示」

 という見出し。
 300か所以上の書き換え部分のなかには「その意図をはかりかねるほど徹底した削除や変更が多数見つかっている」と指摘している。「要請」はすべて「申し出」に、「通知」はすべて「提示」に改竄されている。
 なぜなのか。「要請」を「申し出」に書き換えなければならない理由は?
 こう説明している。

行政文書に詳しい真山達志・同志社大教授(行政学)は「『要請』だと、財務局と学園が対等という印象を受けるが、『申し出』は下の立場にある学園が単に意見を示しただけと受け取れる」と解説する。

 つまり、「交渉」を主導していたのは森友学園ではなく財務省(近畿財務局)であり、森友学園の言いなりにはなっていない、と言いたいのである。
 籠池は安倍昭恵の名前を出し、背景に安倍がいることを示す。「対等」というよりも、財務局よりも安倍の方が「上」。その圧力に押されたのではない。「上」という扱いはしていないし、「対等」とは見ていない。「下」と見ている。そういうことを「ことば」で明示するために「申し出」にしたのだ。
 読売が「論理」の出発点にしている「2016年6月の国有地売却に関する決裁文書」は朝日新聞が03月13日に14、15面で紹介した文書に含まれていないので全貌がわからないが、「交渉」に安倍(昭恵)への「忖度」が入り込む余地がない、なぜなら森友学園は財務省より「下」の存在に過ぎないから、ということを何としてでも「文書」に残しておきたいということで「申し出」に書き換えたということだろう。
 財務省が「上」、森友学園が「下」という「証拠」として、「申し出」という「表現」がつかわれたのである。「文書」は「証拠」だという「意識」があるから、そこにつかわれる「ことば」も「証拠」になる。
 こういう「意図」を徹底するのはなかなか難しい。指示しても、見落としがあるかもしれない。「徹底書き換え」がおこなわれているとしたら、それは同時に「徹底チェック」がおこなわれていたということである。「書き換え」よりも「チェック」の方が大変かもしれない。「書き換え」はいわば単純作業である。PDFやワープロの「単語検索」機能をつかえば「要請」ということばは次々に出てくるが、それにつづくことばがあり「要請」を「申し出」に機械的に変換するだけでは文章が不自然になることがあるかもしれない。全体をもう一度読み直さないといけないからである。
 で、ここから思うのだが。
 麻生の、

主に書き換えられたのは「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」。これらの書き換えを反映させる形で残りの文書も書き換えられた。

 このことばの「反映」を利用して「徹底書き換え」を言いなおすと

 不自然な交渉の背後に安倍(昭恵)の存在があるということ、徹底的に隠蔽する。その存在がなかった(感じなかった)ということを「文書」に「証拠」として残す。その「意図」を「徹底」して、書き換え担当者に指示する。言い換えると「指示者の意図」を徹底的に「反映」させる。「書き換えの意図」をすべてに「反映」させろ、と指示したのだ。そして、その「反映」が「共有」されたのだ。
 指示者と実行者に「反映」という「意識」が共有されただけではなく、指示者(黒幕)と麻生にも「反映」ということばが共有された。それを麻生がつかってしまった。麻生には「反映」を言い換える「能力」はない。ひとつ書き換えたために、「連鎖反応的に(あるいは玉突きのように)次々に書き換えざるを得なくなった」くらいの言い方をすれば、「黒幕」の存在は浮かび上がらなかった。麻生につかえることばは、せいぜいが「連鎖」とか「玉突き」くらいだろう。
 私は、この「情報の読み方」の前に、「番外190」を書いた。そこで、野党が質問する際は「反映」ということばに焦点をしぼって追及すべきだと書いた。「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」のどこを書き換えたことを、他のどの文書に「反映」させたのか、ということを追及してほしい。
 「反映」というのは特にかわったことばではないが、これまでは「森友学園」をめぐって「主役」にはならなかった。もっぱら「忖度」が「主役」だった。新しいことばがつかわれるということは、そこに「新しい意図」があるということである。何かを隠す、何かを別の方向へもっていくために、「新しいことば」がつかわれる。
 ここから「事件」を追及していくと、その「新しいことば」をつかい始めたひとが特定できるし、そのほんとうの狙いも浮かび上がるはずである。

 「文書」が問題なのだから、「文書」の「ことば」を追及しなければならない。

 *

 少し話題は変わるのだが。
 「申し出」は「下の立場」にあるものがつかうことば、「下」を指し示すことば、ということで、追加しておく。
 天皇は「象徴としての務め」というメッセージで、「申せ」ということばをつかっていた。これは天皇に圧力をかけている人間がいる、ということを知らせる(暗示させる)ことばであった。天皇を「下」とみなす人間がいる。それに対する「抗議」を「申せ」ということばであらわしていた。さらに「考えられます」「思われます」というような婉曲表現をつかっているところもある。これも「上」から指示するだれかに対して、抗議をあらわしている。
 ことばの細部に目を向けると、そういう「隠れた構造」が見えてくる。これは「天皇の悲鳴」に書いたことである。これを多くの人が見逃しているのが、私には不思議でしようがない。
 また「生前退位」ということばが、皇后の抗議のあと「退位」に突然変わったことも指摘した。皇后のことばの「意図」に気づき、大慌てでマスコミに「生前退位」ということばをつかわないように「通達」を出したのだ。だれかが。
 安倍(内閣)を背後で指揮する「黒幕」は、ぜったいにいる。安倍や麻生のようなことばに鈍感な人間ではない。「未曾有」や「踏襲」「云々」が読めない人間には、こういうことばのつかいわけはできない。
 「高級官僚」というのは、よほど新聞や何かの情報に目をこらさないと、その具体的な存在(名前、活動)が見えない。私はテレビを見ないし、新聞もざっとしかよまないから、「黒幕」がだれかわからないが、「忖度」をぱっと「反映」にいいかえることができる狡賢い人間である。
 「安倍の意図を忖度しろ」ではなく「反映しろ」。「忖度」というなまやさしいものではないのだ。「忖度」という「中間項目(実行者の思い)」なんて、存在してはならないのだ。「忖度」などするのは「ばか」。「忖度」をすると、そこに実行者の「こころのあと(証拠)」が残ってしまう。「忖度」を抜いて「反映」へ直結する。それが「高級官僚」の「頭」である。(多くの官僚は、だれがいちばんの「キレモノ」であるか知っているはずである。一緒に仕事をしていれば、だれに組織力と指揮力があるか知っているはずである。それを「内部告発」する人が出てくるといいのだが、だれもしないだろうなあ。)

 今回の改竄は「忖度」(言い換えると、財務省職員のためらい)を完全に消してしまうということが目的なのだ。「忖度は存在しない」というこことを証明するために「改竄」した。何を「反映」させているか、それを語らせることで、「しっぽ」が出てくるはずである。




#安倍を許さない #憲法改正 #天皇退位 
 


*

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詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント 日本国憲法/自民党憲法改正案 全文掲載
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佐川証人喚問のポイント(反映と忖度)

2018-03-16 00:39:32 | 自民党憲法改正草案を読む
佐川証人喚問のポイント(反映と忖度)
             自民党憲法改正草案を読む/番外190(情報の読み方)

 2018年03月15日読売新聞(西部版・14版)の一面の見出し。

佐川氏 来週にも証人喚問

 他の新聞も同じように報じていた。
 「いつ、なぜ」が問われることになるのだが、答えは「国会答弁のあと、目的は答弁との整合性を図るため」というが目に見えている。
 野党には、質問の仕方を工夫してもらいたい。
 そのときの「ポイント」となるのが、麻生が語ったことば。
 2018年03月13日朝日新聞(西部版・14版)の「調査結果と麻生財務相の発言骨子」のなかに、こういう項目がある。

主に書き換えられたのは「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」。これらの書き換えを反映させる形で残りの文書も書き換えられた。

 「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」のどこを書き換えたことを、他のどの文書に「反映」させたのか、ということを追及してほしい。
 そして同時に、麻生に(安倍でもいいが)、それが「反映」なのかどうか、確認してほしい。
 特に、「特例承認の決裁文書」の削除項目と、他の文書の関係。
 「森友学園」の「理事長」がだれであるかを明記した部分に、こうある。(2018年03月13日朝日新聞14面)

(2)理事長
籠池康博氏(別紙名刺参照)
同氏は、「日本会議大阪(注)代表・運営委員」を始めとする諸団体に関与している。

 その(注)のなかに、こうある。

 国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、現在、役員としては特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任。

 この部分を削除し、その削除を、他の文書のどの「改竄」に反映させたのか。ここを削除することで、他のどの文書のどの文言を「改竄」しないと整合性がとれなくなったのか、それを問い詰めてほしい。
 麻生は、はっきりと「特例承認の決裁文書」の書き換えを反映させる形で残りの文書も書き換えられた、という趣旨のことを語っている。「反映」を理解している。その「理解」は佐川の判断と「一致」するか。
 佐川が、この「反映」を説明することができないとき、では、なぜ麻生が佐川の説明を先取りする形で「反映」という表現をつかえたのか、という問題が起きる。

 私は、佐川でも、麻生でも、安倍でもなく、別な人間が「削除」を指示していると見ている。
 麻生にも、安倍にも「反映」というような微妙なことばをつかう「能力」はない。「未曾有」を読めなかったり、「云々」を読めない人間に、「反映」ということばはつかいこなせない。
 麻生は「これらの書き換えを反映させる形で残りの文書も書き換えられた」と言っているが、違うだろう。
 これは、この削除を指示した人間を含め、「日本会議」の意向を「反映」した行為なのだ。そして、こういうときの「反映」は、実は「忖度」のことである。ある人間の「意向」を「忖度」し、それを行動に「反映」させる。
 この「反映=忖度」という「意味」から、安倍の思いを「忖度」して、佐川が削除を指揮したという構図も描けるかもしれないが、麻生にいいように振り回されている佐川には、「大きい構図」の仕事ができるとは思えない。

 世間が、安倍の意向を「忖度」して、佐川が文書を削除した(改竄した)と思い込んでいる。それを逆手にとって、佐川が国会答弁で嘘をついたので、その嘘と整合性を取るために、つまり嘘を文書に「反映」させるために、改竄を始めた。さらに、その改竄の整合性をとるために、次々に改竄を他の文書に「反映」させつづけた。こういう「事件構図」を仕立てようとしている。そうすることで佐川ひとりに責任を押しつけようとしている。(裏で、「悪いようにはしないから」という取引があるのだろうけれど。)
 しかし、そんなものに目を奪われてはいけない。
 「忖度」から「反映」への、ことばの転換。ことばを変えることで、「事実」そのものの「見え方」を変えてしまおうとしている人間がいる。
 「反映」は佐川が語ったことばではない。麻生が語ったことばである。そして麻生は、「反映」というような微妙な言い換えを思いつけるような「知性」を持ち合わせていないことを考えると、絶対に「黒幕」がいる。その人間は「日本会議」と深くかかわっている。「日本会議」の力を借りて、安倍と麻生をあやつっている。「人本会議」に目を向けられては困るから、「日本会議」の項目を削除させたのだ。

 他人の嘘を追及する(見破る)こつは、他人のつかったことばをつかって、他人に語らせることだ。質問する側が「新しいことば」で言いなおすのではなく、あくまで嘘つきのつかったことばをつかって問い詰める。「反映」ということばで、どこまで「説明」できるか問い詰めれば、「事実」は明らかになる。




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2018年5月20日(日曜日)13時。
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