竹島と洗脳教育

今のところ、「ヲタク」は、竹島を日本政府が言うように
「日本固有の領土」とは見ていないが、１９０５年、領土として
未確定だった大岩礁・竹島を日本の領土（島根県）に
編入した明治政府の措置は正当なものだったと考えている。

こうした「ヲタク」の立場は、いわゆる「無主地の先占」による
竹島日本領土説の支持者ということになるのだろう。

繰り返し書いていることだが、「ヲタク」は、韓国が竹島を
領有する歴史的、地理的な根拠を全く見出すことが
できないからだ。

それどころか、現在、「ヲタク」の探究心は、実際の地理や
史料とはかけ離れた、余りにも非合理な「解釈」や「論理」で、
竹島領有を強烈に自己正当化できてしまう韓国社会の
情念や心理的メカニズムの正体の解明に向かっている。

「ヲタク」は、これまで、その非合理な情念や心理的
メカニズムについて、思いつくままに「独島ナショナリズム」、
あるいは「独島教」、さらには「独島原理主義」などと
表現してきた。

表現はどうあれ、独島（竹島の韓国名）をめぐる韓国社会の
情念や心理的メカニズムが、幼児教育を含めた教育、
マスコミ、政治、エンタメなど、ありとあらゆるチャンネルを
総動員した社会的・国家的マインドコントロール（洗脳）に
よって支えられていることは間違いなさそうだ。

日本の小学校の社会科教科書で、竹島問題に関する記述が
強化された問題とからみ、自由先進党が発表した論評を読み
ながら、考えたことである。

この論評は、一見、日本を厳しく批判している内容ではあるが、
その実、日本批判に投影された韓国社会自体の状況に
対する無意識の自己診断として読むことも可能だろう。


△「オレが知る限り、何事につけ、
中年男の深読みが当たったタメシはないッ！」

論評の一部を翻訳練習させてもらった。

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■[논평] 일본은 독도침탈 세뇌교육을 즉각 중단하라!
[論評] 日本は独島強奪の洗脳教育を直ちに中断せよ！
（自由先進党　３月３０日）

일본의 독도침탈 야욕이 이번에는 초등학생을 대상으로
발동했다.
日本の独島（竹島の韓国名）強奪の野心が、今度は小学生を
対象に発動した。

일본 문부과학성은 오늘 검정조사심의위원회를 열고
“독도가 일본 땅이라는 점을 분명히 인식시키기 위해
지도에 일본영해로 포함하는 경계선을 그어야 한다”는
검정의견을 발표했다. 선천성 역사왜곡증의 발현이다.
日本の文部科学省は、今日、検定審議委員会を開き、
「竹島が日本の領土であることを明確に認識させるため、
教科書の地図に描かれた竹島の西側に国境線を引かなくては
ならない」という検定意見を公開した。まさに先天性歴史
歪曲症の現れである。

이미 일본 초등학교 교과서 5가지 중 1개 교과서에는
‘독도를 한국이 불법점거하고 있다’는 표현이 들어가
있다. 또 2개 교과서에는 점으로 경계가 표시돼 있다.
すでに、日本の小学校で使われている５社の社会科
教科書のうち１社は、「韓国が竹島を不法に占拠している」と
記述している。また、２社は独島の西側に点線で国境を
描いている。

이제 남은 2개 교과서마저 독도 경계선을 임의대로 긋는
다면 일본의 모든 초등학생이 독도가 자국영토라는 세뇌
교육을 받게 되는 것이다.
今回、残る２社の教科書まで独島の西側に国境線を引く
ことになれば、日本の全ての小学生が、独島を自国領と
する洗脳教育を受けることになる。

역사는 객관적 사실에 기초해야 한다. 사실을 무시하면
소설이지 역사가 아니다.
歴史は客観的な事実に基づかなければならない。事実を
無視すれば、それは小説であって歴史ではない。

게다가 아직 사고력과 판단력이 제대로 형성되지 않은
초등학생을 대상으로 역사를 왜곡한 교육을 자행한다면
일본에게 미래는 없다.또한 독도에 대한 침탈 세뇌교육은
한일 양국 간의 미래는 물론이고 동북아 평화정착에도
악영향을 미칠 것이다.
さらに、しっかりとした思考力や判断力がまだ形成されて
いない小学生を対象に、歪曲された歴史をほしいままに注入
することになれば、日本に未来はない。また、独島強奪の
洗脳教育は、韓日両国の未来はもちろん、東北アジアに
おける平和の定着にも悪影響を及ぼすことだろう。

-以下省略-








△「ヲタクさん・・・、難しいことを考えるのは、
もうやめませんか？」
「今夜は二人っきりで、ちあきなおみの
『黄昏の非武装地帯』でも聴きながら・・・うふ」

 

（終わり）



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