福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の産業空洞化

2010年04月08日 |   〇政治・経済

2009年、サムスンやLGなど韓国の携帯電話機メーカーの
海外生産が、過去初めて国内生産を上回ったとのこと。

世界市場での競争を勝ち抜くためには、韓国企業と言えども、
さらなるコスト削減は避けられない。

関連報道によれば、サムスンやLGが進出している国は、中国や
インド、ベトナム、ブラジルなど。

先進工業国同様、これからは、韓国でも産業空洞化の問題が
深刻化しそうな気配(けはい)である。

ここでは、文化日報の関連記事を一部、翻訳練習させてもらった。

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■작년 휴대전화 생산량 ‘해외 >국내’ 사상 첫 역전
昨年の携帯電話生産、海外が国内を逆転
(文化日報 4月8日)

삼성전자·LG전자 등의 국내 휴대전화 생산량이 갈수록
떨어지면서 지난해에는 사상 처음으로 해외 생산량이
국내 생산량을 앞지른 것으로 나타났다.
サムスン電子、LG電子などによる韓国国内での携帯電話機
生産が年々減少し、昨年、ついに過去初めて海外生産が
国内生産を上回った
ことがわかった。

8일 정보통신산업진흥원에 따르면 국내 휴대전화 업계의
지난해 전체 출하량은 3억5480만대로 2008년(3억180만대)
대비 17.6% 증가했다. 그러나 국내 생산량은 같은 기간
1억6270만대에서 1억4770만대로 9.2% 감소했다. 해외
생산거점 확대로 해외 생산량이 1억3910만대에서 2억
710만대로 48.9%나 급증한 탓이다.
8日、情報通信産業振興院のまとめによれば、2009年、韓国の
携帯電話機メーカーの出荷量は全体で3億5480万台に上り、
前年の3億180万台に比べ17.6%増加した。しかし、国内
生産は前年の1億6270万台から1億4770万台へと9.2%
減少した。海外での生産拠点拡大により、海外生産が前年の
1億3910万台から2億710万台へと48.9%も急増したためだ。

2007년만 해도 63%를 기록했던 국내 생산 비중이
지난해에는 42%로 떨어지면서 사상 처음으로 국내외
생산 비중의 역전 현상이 발생했다.
2007年度には63%を占めていた国内生産の割合が
昨年は42%に減少し、過去初めて海外生産が国内生産を
上回る逆転現象が発生
した。

-中略-

사정이 이러하자 지난해 국내 휴대전화 업계의 세계
시장점유율이 사상 처음으로 30%대에 올라섰는데도
실제 수출은 14% 줄어 IT 수출 품목 순위는 1위에서
2위로 떨어진 상황이다.
こうした変化に伴い、昨年、世界市場における韓国メーカーの
シェアが史上初めて30%の大台を突破したにもかかわらず、
輸出額は逆に14%減少し、輸出品目の順位でもIT関連
製品は1位から2位に順位を下げた

-中略-

국내 휴대전화 업계가 해외 생산거점의 물량을 확대하고
있어 이 같은 추세는 앞으로 더욱 심화될 전망이다. 삼성
전자는 중국·베트남·인도·브라질에, LG전자는 인도·
브라질에, 팬택은 중국에 현지법인을 두고 휴대전화를
생산하고 있다. 특히 국내 업체들은 그동안 프리미엄폰의
경우 국내에서, 중저가폰의 경우 해외에서 생산하는
이원화 전략을 채택해왔으나 최근에는 해외 프리미엄폰
생산을 확대하고 있다.
韓国の携帯電話機メーカーが海外拠点での生産を拡大して
いるので、こうしたすう勢は、今後、一層加速化する見通しだ。
サムスン電子は中国・ベトナム・インド・ブラジルLG電子は
インド・ブラジル
パンテックは中国に、それぞれ現地法人を置いて
携帯電話を生産している。これまで、韓国メーカーは、高級機種は
国内で、普及型機種は海外で生産する分業体制を取って来て
いたが、最近は、海外での高級機種生産を拡大している。

휴대전화 업체들은 “글로벌 플레이어로서 지속적인 경쟁력
확보를 위해서는 해외 생산 확대가 불가피하다”는 입장이다.
携帯電話機メーカーは、「グローバル企業として持続的な競争力を
確保して行くためには、海外生産の拡大が不可避」との立場だ。




(終わり)


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