最近、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は、金大中政権以来の
対北朝鮮融和政策を大きく転換し、再度、北朝鮮を韓国の
「주적(主敵)」として国家の安全保障体制を確立して行く必要性を
訴えた。
ここで言う「주적(主敵)」とは、日本語的な感覚で言えば、「敵国」
くらいに解釈してよい表現だと「ヲタク」は考えている。
ところで、「ヲタク」は、例によって韓国メディアに目を通しながら、
李大統領の「北朝鮮主敵論」復活を暗に批判したある時事漫画に、
目が釘付けになってしまった。
その時事漫画には、旭日旗を手にした下卑た表情の日本兵が
登場していた。韓国紙によく登場するタイプの擬人化された
日本国家だ。
その漫画の持つ政治的メッセージを「ヲタク」なりに解釈すれば、
こうなる。
「『北朝鮮主敵論』は、日本に隙(すき)を見せることになる。
しつこく独島(竹島)をつけねらう日本への警戒をおこたるな!」。
時事漫画に描かれるくらいなので、おそらくは、これに類する
メンタリティーを持つ韓国人が、一定割合、韓国社会に存在して
いると見てよいだろう。
合理的な根拠の有無に関らず、独島(日本名「竹島」)とは、多くの
韓国人にとって、それほどまでに巨大かつ神聖な島なのである。
ここでは、「ヲタク」が暗澹たる思いで見つめた、その時事漫画を
翻訳練習させてもらった。
△「さみしそうな表情のヲタクさんを
見ていると、また、私の母性本能が
うずいてきました。うふ」
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■[한국만평] 5월 26일
[韓国漫評] 5月26日
(韓国日報 5月26日)
△「こらあッ!いくら頭が似て来たからって、
小椋系の歌ばかり聴くんじゃないッ!」
「え?もういいッ!うるんだ目でこっちをみるなッ」
△「・・・・・」
(終わり)
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