福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

格安航空機と高速船

2010年06月07日 | 【釜山情報】

今年3月末、格安航空会社のエアプサンが、釜山-福岡路線に
新規参入して以来、好調な滑り出しを見せているようだ。

一方、日韓高速船の側は、格安航空機の出現に対し、値下げで
応じるのではなく、「海上の日韓シャトル便」を目指し、便数を増やし
利便性を最大限高めることで、対抗しようとしているとのこと。

「ヲタク」家族の釜山訪問時には、基本的に最も経済的な日韓
国際フェリーを利用しているが、緊急の場合などには、これまで
同様、高速船か飛行機を使うこともありえる。

ここでは、後学のため、中央日報の2か月ほど前の記事を
翻訳練習させてもらった。

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■“하늘길로” “뱃길로” 부산∼후쿠오카 승객 잡기
飛行機 VS 高速船、釜山-福岡路線で競争激化
(中央日報 4月1日)



부산∼후쿠오카 간 하늘 길과 뱃길의 승객 확보 경쟁이
치열하다. 저가 항공사인 에어부산이 이 노선에 지난 달
29일 취항하면서 초고속 여객선 운임보다 싼 항공권을
내놓았기 때문이다.
釜山-福岡路線で、乗客の確保をめぐり飛行機と高速船の
競争が熾烈化している
。格安航空会社のエアプサンが、
3月29日、同路線に新規就航し、高速船よりも安い航空券を
売り出したためだ。

에어부산은 취항 기념으로 9만9000원짜리 왕복 항공권을
6월말까지 한시적으로 판매하고 있다. 이 항공권은 초고속
여객선 왕복요금 23만원의 절반 이하 가격이다. 뿐만 아니라
7일 이내에 사용할 수 있는 왕복 항공권은 19만원, 14일 이내에
사용해야 하는 왕복항공권은 21만원 부터 판매하는 등 다양한
조건의 항공권을 내놓았다. 업체별로 단체 회원에 가입하면
사용실적에 따라 요금을 할인해주는 항공권도 마련했다. 이
노선의 경우 3, 4월 두 달간 전체 좌석의 80%가 예약돼 지난해
같은 기간 다른 항공사들의 평균 탑승률 60%보다 높게 나타났다.
エアプサンは、就航記念として9万9000ウォン(約9900円)の
往復航空券を6月末まで限定販売
する。高速船の往復料金、
23万ウォン(約2万3000円)の半額にもならない破格の価格だ。
さらに、使用期限付きの往復航空券の場合、7日以内を19万ウォン
(約1万9000円)から、14日以内を21万ウォン(約2万1000円)
から販売
するなど、多様な格安航空券を売り出した。また、企業を
対象に、団体会員になれば利用実績に応じて料金を割引する
サービスもある。同路線の場合、3、4月の2ヶ月間、すでに全座席の
80%が予約で埋まっており、昨年同期の航空他社の平均搭乗率
60%を大きく上回っている。

-中略-

에어부산의 저가 공세에 대해 초고속 여객선을 운항하는
미래고속은 운항횟수를 늘리면서 맞불을 놓고 있다. 초고속
여객선 7척(코비·비틀)을 운항하는 미래고속(한국)과 JR큐슈
(일본)는 해마다 비수기인 4월에 접어들면 운항횟수를 줄였다.
그러나 올해는 에어부산의 공세에 대비해 승객이 몰리는
오전·오후 시간대 운항횟수를 늘렸다. 오전에는 부산에서,
오후에는 후쿠오카를 떠나는 배편을 늘려서 하루 만에
부산에서 후쿠오카를 다녀 올 수 있도록 했다. 주중에는 하루에
왕복 8회(편도 4회), 주말에는 왕복 12회, 성수기때는 왕복
16회를 운항할 예정이다. 미래고속 안준희 기획팀장은 “운임
경쟁을 하지 않고 운항횟수를 늘려서 승객이 국제 여객선
터미날에 오면 언제든지 배를 탈 수 있는 셔틀 개념으로 운항
하겠다”고 말했다.
エアプサンの低価攻勢に対し、高速船を運行する未来高速は、
便数を増加させることで対抗している。現在、高速船7隻(コビー号、
ビートル号)を共同運行中の未来高速(韓国)とJR九州(日本)
は、
毎年、オフシーズンの4月には便数を減らしてきた。しかし、今年は、
エアプサンの攻勢に対抗するため、乗客のニーズの高い午前と
午後の便を増やした。午前に釜山、午後に福岡を発つ便を増やす
ことで、釜山から日帰りで気軽に福岡を旅行できるようにした。
月~金は1日8便(釜山発4便)、土、日には1日12便(同6便)、
旅行シーズンには1日16便(同8便)の運行を予定している。未来
高速のアン・ジュニ企画課長は、「値下げで対抗するのではなく、
増便することで、国際ターミナルにさえ行けば、いつでも乗れる
『海のシャトル便』というコンセプト
で運行して行くつもりだ」と語る。

-以下韓国語原文省略-

エアプサンの釜山-福岡路線就航で、航空機を利用する乗客の
シェアが増えることが予想される。2007年には高速船83%
(61万人)に対し航空機17%(12万5000人)と、高速船が
圧倒的なシェアを誇っていた。しかし、昨年は高速船68%(43
万人)、航空機32%(20万6000人)にまで、格差が縮まった

高速船は便数も多く、運行時間も2時間55分と短いため人気が
高まったが、航空会社も多様な新サービスを打ち出すことで
乗客を奪い始めているためだ。

高速船は1991年、釜山-福岡航路に初めて就航して以来、高い
人気を集め、2001年には日本航空が福岡-釜山路線から撤退し、
大韓航空とアシアナ航空の2社も便数を減らすなど、航空会社を
窮地に追い込んだ
しかし、現在、10年ぶりに航空会社の大反撃が
始まった形
だ。エアプサンは4月26日には、釜山-大阪路線にも
就航し、低価攻勢を続ける計画で、今後、韓日間の空と海で乗客
確保をめぐる競争が一層、激化する見通しだ。





△「何だッ!この大阪弁丸出しのハードなブルースはッ!
オレは大阪弁が嫌いなんだヨッ!
え?これが、いわゆるピップハップ(HIP HOP)だと?



△「え?『飛森新地』ですって!?ヲタクさんッ、まさッ!
ヲタクさんには心底幻滅でッ。シンジ西成には、
もっといい曲が、他にたくさんあるでしょッ!



(終わり)


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