東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

朝青龍に記者会見をさせるな

2007-08-10 09:49:00 | 社会・経済

ワイドショーで朝のニュースを見ていると沢山おかしなコメントがある。いくつかをあげよう。

これは高砂親方も言っているそうだが、まず朝に記者会見をさせるというのだ。マスコミも異口同音に記者会見、記者会見とわめいている。おかしいよ。謹慎処分中だろう。記者会見を開かせてはいけないことが分からんのか。閉門蟄居そのものが謝罪の表現である。なにも病人に記者会見を強いるのは酷だと言っているのではない。謹慎させるということは記者会見などという晴れがましい、未練たらしい弁明の機会を与えてはいけないということだ。露鵬が謹慎中に記者会見をしたか。旭天鵬が謹慎中に記者会見をしたか。朝青龍は横綱だから記者会見の機会を与えるというのか、差別だよ。

文化の違いテナことをしたり顔に言うやつがいる。というかほとんどのゲストコメンテーターとかいうハクチ顔がテレビでいう。パカなことを言うな。靖国問題についても言ったが、文化の違いなんていうことを言うな。それを言ったらアンタの負けヨ。そんなことを言わなくても朝の不都合は明白ではないか。つまり国際標準でも朝の非は明白である。そんなことが分からんのか。

どこの国のスポーツで、師匠、監督やコーチのいうことを聞かないやつが許されるか。大リーグだって同じだ。選手時代の成績、格はたいしたことは無い監督でも、その権限は絶対である。あたりまえだ。師匠に問われるのは弟子の指導、育成の腕であって現役時代の実績の比較など関係ない。これは昔も今も、日本であろうと、欧米であろうと変わりがあるはずがない。とくに、はっきり言うがモンゴルなどという後進性が強い国では先進国以上に師匠の権限は強いはずだ。

朝青龍は本来なら部屋に出向いて師匠に頭を下げるべきであるのに、電話にも出ず、師匠が訪ねてきても返事もしない。こんなことがどこの世界で許されるのか。文化の違いなのかヨ、これが。あきれて物もいえない。

今回のことを別にしても相撲界にはいろいろ特殊なことがあるだろう。相撲界のことは知らないが、そんなものは何年か一緒に生活したり、稽古をしたりしていれば見よう見まねでどんなパカにも体得できる。師匠の指導が悪いなどと質面倒くさいことを言うな。


復刻「従軍慰安婦」9

2007-08-09 20:24:32 | 社会・経済

政府の対処もお粗末だった。四ヶ月ほどさかのぼって安倍内閣の無能力を振り返ってみよう。

3月22日の産経朝刊5面に「安倍政権6ヶ月、下」という記事がある。石橋文登と署名がある。たしか、前にも同じような題で郵政改革反対議員の復党問題でゆれていたころに記事を書いていた記憶がある。

番記者の古手でデスクか編集委員の人だろう。昨日の記事は米国議会の従軍慰安婦決議案をめぐるものであった。「この決議案はもともと米国でも大して注目されていなかった」とある。この意見は安倍側近からよく聞くが、あきれた認識である。精神年齢の未発達が顔に表れている山本一太などという議員がテレビ(たしかたけしのTVタックル)なんかに出てきてしたり顔で解説していた。

彼だけかと思っていたら、驚いたことに麻生外務大臣がテレビで(たしかフジテレビ報道2001)同じことを云っていた。こんな認識で外務大臣が務まるのかね。危なっかしくて見ていられない。麻生が先か、山本一太がさきか分からなくなってきた。

彼らの言い分は「決議案が出てもマスコミは大して注目していないから、黙ってクビをすくめていればいい」というのである。彼らにすればテレビ討論番組で取り上げられたりすると相手を刺激するといいたいのだろう。驚くべき言論弾圧の思想だ。

山本一太にすれば、安倍首相が国会で「従軍慰安婦を強制的に連行したことは、狭義の意味ではなかった」などと答弁したからアメリカのマスコミが騒ぎ出したと云いたいのだろう。大体これまでに何回も決議案は出されたそうだが、委員会採決で可決したことはなかった。したがって本会議に決議が上程されることもなかった。今回は委員会で公聴会が開かれ可決され、やがて本会議に上程される。しかも民主党が多数を占めている。前回までとはまったく異なる。(そして決議案は採択された)

麻生や一太には政治家に不可欠なカン、切迫感、緊迫感がない。こんなノー天気で外交が出来るのか。大きな問題になるかどうか、タネのうちに察知する能力がなければ外交はできない。おおきな問題というのは最初はなにげなく小さな花をさかせるのである。彼らは理屈にもならない弁解を述べている。

それに、安倍首相の発言にしたって、野党の質問に答弁したものだ。黙っていようと思っても野党はアメリカ議会の動きをとらえて罠にかけるような質問をぶつけてくる。また、中韓の反日メンバーは日本の野党やマスコミに逐一ご注進してあおるだろう。どうしても性根を据えて立ち向かわなければならないのである。

向うが張り手をかましてきたのである。かるくいなせるとでも思っているのか。正面反攻しか相手を黙らせる以外には手がない。安部さんというのは、この産経新聞のタイトルを借りて、「安倍政権の6ヶ月を見ると」腹の据っていない男である。

安倍さんのとりまき、(ブレーンと云ってもいいし、側近と言ってもいいが)は麻生や山本のような自称情報通のボンクラ、ノー天気グループといわゆる安全保障の専門家というグループに分けられるようである。

この安全保障の専門家と言うのが危ない。初期のフルブライトの留学生だったり、アメリカの隠れエージェントだったりする。半エージェントというのは早く言えばスパイである。こういうグループに取り囲まれて腹の据わらない男が真ん中にいる。危ういかな。

たしかに正面反攻は難しいし、あぶない。素人には無理だ。しかし政治家なら正面反抗を成功させるガッツと機知がなければいけない。それがなければ何故政治家をしているのか問いたい。正面反攻をして、相手を納得させ、最後には握手に持っていく。これができなければ政治家をやめよ。

安全保障のブレーンを再吟味し、一新せよ。平成の長野主膳、長井雅楽の首を刎ねよ。

お知らせ。従軍慰安婦についてはほかにも沢山記事を書いたが、復刻版の第一弾は今回にて終わりにする。あまり長くなると嫌われるのでね。興味のあるかたは当ブログのカテゴリー「慰安婦問題」で検索してください。

次回から復刻版は「米国のホロコースト犯歴」がはじまります。


ヒポクラテスの誓い

2007-08-09 11:11:13 | 社会・経済

どんなヤブ医者でもピホクラスの誓いは知っていよう。朝青龍を診察した包茎医者の本田君もそのくらいは知っているだろう。彼が朝青龍を診察したのは誰に頼まれたのか。朝本人か。

診察結果を本人あるいは往診を依頼した人物に報告するのはいいが、マンションの外に群がるマスコミにペラペラ話していいのか。もし、患者本人以外に病状を報告するのなら、高砂親方か相撲協会へ報告に行くのは必要かもしれない。ただし朝本人なり後見人の同意があればだが。

本田という医者はマスコミに話した後で高砂親方や相撲協会に報告したのか。おそらくそれもしていないだろう。胡散憂さいおとこだ。朝に金をもらってマスコミだけにしゃべったのだろう。

もし、マスコミに発表するなら、関係者に報告して本人および関係者の承認を得てからだろう。これを常識という。医師の倫理という。

朝という非常識な人間の性格を考えると、本田医師にマスコミにしゃべってくれと頼んだのは朝本人ということも大いにある。自分を有利にするために宣伝のためである。「女の涙」同情作戦である。この可能性は大いにあるが、もしそうならこれだけで朝を大相撲から追放する理由になる。普通なら自分でまず師匠に報告する。それも礼儀上は自分が出向いて師匠に報告するのが礼儀である。

フィリップ・マーロウというのはレイモンド・チャンドラーの小説に出てくる私立探偵であるが、彼が依頼主に頼まれた調査の報告を依頼主以外にペラペラしゃべるようなものだ。マーロウは拷問されても依頼人の秘密は警察にしゃべらない。そこがチャンドラーの小説の読みどころの一つなのだ。それが職業倫理というものだ。経営コンサルタントが依頼主の会社の許可も得ないでマスコミに会社の内情をしゃべるようなものだ。どういうことになるか分かるだろう。

上に述べたようにこれが朝青龍の「ためにする情報操作」なら朝は即刻相撲界から追放すべきだ。また本田医師の医師免許は取り上げるべきだろう。


復刻「従軍慰安婦」8

2007-08-09 06:04:15 | 社会・経済

中国人、その一の子分を自分の特等席だと考えている半島人(小中華という)は常に青少年の劣情に訴えて工作をする。民族性である。

大戦後、東西冷戦はなやかなりし頃、在日とか、彼らのあいの子そして彼らの手先の左翼分子がアメリカ兵の性犯罪とかいうおぞましい写真で日本の青少年の関心を引く。日刊げんだいや習慣大衆、旭芸能の扇情記事そこのけのビラでアメリカ兵の婦女暴行物語を読ませたりする。青少年の劣情を捉えるとともにアメリカに対する憎悪を植え付け、うまくいけば自分達の陣営に引き入れようとしたのである。

いまの彼らの目標はアメリカ人へ日本人の悪行を信じさせて日米を離間することである。かって日本の青少年にやっていたと全く同じことをアメリカの議員やマスコミに対して行っている。最近の情勢をみると、アメリカの議員とかマスコミに対して戦後の日本人は幻影を描きすぎていたことが分かってきた。あまりにも簡単に科人や半島人の扇動にはめられる。あっけにとられるわけである。日本の青少年よりも自主性がない。

ここで科人(とがにんではありません、更科系)のために奮闘しているマイケル・ホンダ君の近況をお知らせしよう。

今回の米下院での非難決議案採択は彼らの目標達成の一つのピークであるが、図に乗ってさらに工作をしかけてくるであろう。この決議案の推進者である日系の米国下院議員であるマイケル・ホンダ君は運動の推進母体である在米反日中国人団体に使役されるクダキツネであることは、産経新聞ワシントン支局の古森義久記者の取材で明らかになっている。

さて、決議案採択後のマイケル・ホンダ君の近況を報告する産経新聞の記事を紹介しよう。

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8月3日 ワシントン古森義久記者発:ホンダ議員は採択直後の記者会見で最初に在米中国系反日団体への感謝を述べ、同団体が非難決議実現への最大の推進力となったことを明言した。

8月5日 ワシントン山本秀也記者発:ホンダ議員は7月30日の決議案採択後「世界抗日戦争史実維護連合会(GA)など、米国、カナダの中国系反日組織の主なメンバーと会合していたいことが分かった。組織側は今後第二次大戦中の米兵捕虜に対する補償問題やカナダ国会での慰安婦決議案採択を目標とすることとしているという。会談はホンダ議員の事務所で行われたという。

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Congressman Mike Honda !、忠良なるアメリカ人民として、日系人としてあなたのまずなすべきことが他にある。それをお教えしよう。

アメリカによる赤道を越えた長距離拉致を糾弾し、謝罪をアメリカ政府に要求せよ。アフリカからの奴隷輸入かって、それもある。しかし、日系人としてもっとふさわしい仕事がある。

第二次大戦中、中南米に移住していた日本人を大量に正規の手続きもなく、いきなり財産を没収してアメリカの強制収容所まで拉致したのである。アメリカの主権の及ばない中南米からそんなことが出来るのかって。当時の中南米にはチャベス大統領もカストロ議長もいない。フジモリ大統領もいない。アメリカ企業が中南米の実質的な支配者だった。拉致された日系人は三千人にものぼる。

これは従軍慰安婦問題のように詐欺師の考古学的捏造か、それともドキュメンテーションの裏づけが在米日系人の強制収容所のようにあるのか。証拠はある。しかし隠蔽されている。はやく究明しないと資料が散逸してしまう。ホンダ君、即刻着手したまえ。そんなのはサンノゼ選挙区の半島人や科人の票にならないからやらないというのか。そんなことを言って日系人として恥ずかしくないかね。

この拉致はFBIやCIAが主導した非合法活動である。したがって資料公表を拒否している。しかし、テレビのドキュメンタリー番組が組めるほどには、当時の生き残りの当事者(政府側、中南米の担当者および被害者)などの証言がとられている。


復刻「従軍慰安婦」7

2007-08-08 18:09:22 | 社会・経済

兵士の性欲対策にお国振りがよく現れるが、ベトナム戦争に派遣された韓国軍はひどかったらしいね。ベトナム戦争は1973年に終わったが、その後で日本の従軍慰安婦問題がでっち上げられ彼らの攻勢が始まった。これは意味があるね。

最初は韓国政府が先頭にたって日本を攻め立てたが、ベトナム戦争での韓国軍従軍慰安婦の非道が明るみに出るとプレッシャーは弱まった。そのかわり、アメリカをけしかけて間接的に裏からあおるようになった。

「想像力は身の丈を越えない」といわれる。品人や半島人が作っている反日記念館があるだろう。日本兵の残虐行為とかいうものを蝋人形だかなんかでおぞましく作ってあるそうだ。あるいは証拠写真とかいうものを展示しているようだが、軍服が国民党軍だったり、あきらかにでっち上げ写真であることがわかるという。

これは残虐な彼らの国民性を表現している。結局人は自分になぞらえてしか表現ができないからだ。想像力をたくましくしてその極限を描くのだろうね。自分たちもそうだから日本人もそうしていたに違いないとね。図らずも彼らの民族性が露呈してしまったわけだ。日本の従軍慰安婦宣伝看板の下書きはベトナムの韓国軍従軍慰安婦をベースにしていることは間違いない。キャンペーンが始まったのがベトナムからの撤兵と間断なく前後していることが何よりの証拠だ。悲しいことに想像力は身の丈を越えないのだよ。


モンゴルへ帰したらどうだ

2007-08-07 20:48:28 | 社会・経済

包茎専門医のつぎにうごめくのは代議士あたりかな、と思っていたらやはりだ。今日の夕刊フジによると衆議院議員で元農林水産大臣の島村宜伸氏が朝青龍のマンションを訪ねたそうだ、差し入れのすしを持って。彼はもともと文教族らしい。文教族なら相撲協会ににらみが利くからね。

朝はモンゴルに帰したらどうかね。謹慎生活で精神に異常をきたすというなら帰したらいい。謹慎できなかったのだから相撲協会は当然解雇なり破門すればいいことだ。本格的な精神異常をきたすというなら無理に日本にとどめることはない。人道問題にもなるしね。

大体、謹慎というのは自分の意思で耐えることに意味があるのであって、それが出来ないというなら解雇すればいいだけであって、親方や相撲協会が監禁することもない。

ただし、診断書だけは設備のある病院でしっかりした専門医複数の診断により作成しておくべきだ。のちのち、トラブルになったときのためにね。なんだか、協会関係の医師が夜陰にまぎれて朝のマンションに忍んで行って診察したらしいが考え物だ。ヨバイ診察はダメよ。しっかりとした診断書を作成することが大事だ。

さて、朝がモンゴルに帰り、協会が解雇した場合だがいくつかのケースが考えられる。謹慎初期の朝の言葉として「日本をうらぎらない」といったとか。これは日本相撲協会を裏切らないということなのだろうが、状況からして異常な言葉だ。おそらく、処分を変えないと相撲協会に都合のわるいことを言いふらすぞということを示唆したのだろう。

もっとも考えられるのは今裁判になっている八百長問題だ。本当のことを話すぞ、ということだろう。協会もそれがあるから処分後、朝がごねだすと弱気になるのだろう。だから法廷で通用する診断書をとっておけというのだ。診断書があれば、あれは精神に異常をきたした男のいうことで証言として信用できないと主張出来る。

ほかには、止めるについて手切れ金を要求してくる可能性もある。その場合は朝のイメージは日本では決定的におちる。CMなどの経済活動は不可能になるだろう。そこまでやるかどうかだ。


朝青龍は病院で複数の医師の診察を

2007-08-06 08:32:42 | 社会・経済

今朝のワイドショーは往診した本田とかいう医者の話を紹介している。昨日書いたことに加える内容もないようだが、ちょっと補足しておこう。

私は親類に有名な医者がいて、誤診のケースの後始末を持ち込まれるケースを無数に見聞している。医者に誤診はつきもので想像以上に多い。誤診の結果症状がこじれてくると町医者は大学病院に相談する。大学病院の若造は教授にお伺いをたてる。

患者が社会的に影響力のある人物だとさらに学会の権威といわれる名医に相談を持ちかけける。患者が有力者であればあるほど、その場合には複数の権威の意見を求めるのが普通である。

そうならないために、大体偉い人には複数の主治医がついている。かっての大名のご典医はもちろん集団で大大名や将軍になると何十人という医者がついていた。現在でも皇族の侍医は相当なチームを作っている。

「朝」の場合は、設備もなにもない、マスコミが取り巻く下町のマンションへ得体のしれない医者がこっそりと往診する。相撲協会の権威のためにも、こんな医者の意見に振り回されてはならない。朝が自分で権威のある、施設の整った大病院、専門病院へ出向いて複数の信頼できる医師の立会いで診察を受けさせるべきである。

朝の場合、悪くもないのに大げさな診断が下されているという逆の状況が想定される。慎重な対応が必要だ。社会的に象徴的なケースだし、大相撲への信頼性にも関係する。権威ある病院で複数の専門医による診断が不可欠であるゆえんである。

そして、帰国が必要なら横綱に必要な精神力がないことを理由に大相撲を解雇したうえでモンゴルに帰すべきだ。4ヶ月の謹慎なのに2,3日で発病するような人物を横綱のままにしておくのはよくない。

長い謹慎期間を立派に耐えた旭天鵬の例もある。ノーペナルティで謹慎を解除するのは相撲協会の権威にかかわる。


朝青龍は更生不能

2007-08-05 22:36:14 | 社会・経済

報道によれば彼の自宅で診察をした精神科医は神経衰弱と診断したそうだ。最近神経衰弱という言葉をあまり聞かなくなった。ノイローゼとか適応障害ということなのか。これはながくかかるぜ。復帰はもう無理だろう。

明日になればまたワイドショーあたりでワンサカ間接情報が出てくるから、その後でもいいのだが、まず浮かんだ言葉が更生不能だ。高砂親方は一刻も早く引導を渡したほうがいい。師匠として介錯してやんなさい。

彼が処分後殊勝なコメントを発表した。たしか『処分を真摯に受け止め、12月の巡業からがんばりたい』というものだった。あれは彼自身が書いたものではなかったのか。処分後わずか4,5日でさまざまな情報が出てきた。本人やその周辺が意図的にもらさなければ出ないようなものだ。参っている、飯が食えない、眠れないなど。

世間の同情を引こうという狙いか。相撲協会をあわてさせようという目的か。モンゴル本国や在日モンゴル人を通しての働きかけもあったようだ。ああいうコメントを発表しながら女々しく見苦しいかぎりだ。

彼がいままでも度々モンゴルに帰るのはサイドビジネスのためといわれる。日本で稼ぐ金は故国での事業の種金としては大きいだろうからね。大体相撲協会は力士の副業を禁止しているのだろう。廃業した旭鷹山もサイドビジネスにかまけてヤクザ企業との関係も報道されている。そのトラブルが廃業の原因という。

出場停止処分を受けた力士では露鵬の三日、旭天鵬の一ヶ月がある。旭天鵬は長かったが彼が今度の朝のように処分の2,3日後にはグズグズ外部に言い出したという話は聞かない。新聞の話題にもならなかった。神妙に謹慎していたのだろう。わたしなんか知らなかったくらいだ。一ヶ月というのは相当につらいはずだ。

朝の場合でも3ヶ月目、4ヶ月目に入ってへばってきて弱音を漏らしたというならまだ同情の余地があるが、処分言い渡し後2,3日でグズグズ言い出すなど論外である。そして早くも精神科医を呼び込むなど話にならない。


復刻「従軍慰安婦」6

2007-08-05 06:11:09 | 社会・経済

兵士の性欲対策を考えない軍隊など世界のどこにも存在しない。それをうまくやらないとどうなるか。イラクなんかがいい例ではないか。アメリカ軍やイギリス軍の兵士が常識では信じられない破廉恥で凶獣のようなことを捕虜にしていることがしばしば報道される。

イラクでは国柄からも、そしてなによりも治安状態から兵士には性欲の捌け口がないのだろう。そのストレスがああいう異常行動になる。

その種施設に軍の関与のニオイがするのはむしろ当然である。売春宿の経営者は上得意である兵隊に特化している。この独占的商売権を維持するために軍の幹部に取り入ろうとするであろう。一方軍当局はこれらの売春宿の監視を緩めるわけにはいかない。

性病にでもかかられて貴重な戦力が損なわれてはたまらない。売春婦を通して兵隊の口から雑談として漏れた機密がスパイにわたる可能性を監視しなければならない。なによりも無防備な状態で休暇を楽しんでいる兵士の安全をゲリラなどの襲撃から守らなければならない。

そのような売春宿が慰安所と呼ばれていたのは事実である。売春宿の周りに憲兵などの姿が頻繁にみられるのはむしろ当然である。無知な娼婦などはそれをもってすべてを軍隊が経営していると錯覚するのも無理は無い。憲兵や軍医、衛生兵にペコペコ頭を下げて機嫌をとる慰安所の主人をみていればそう思うかもしれない。甘言をもって、あるいは借金を口実に自分たちを慰安所につれてきた慰安所の経営者を軍の下働きと勘違いすることもあるだろう。

いずれにせよ、売春宿などは悪所通いというくらいでよくない場所であるのは分かりきった話である。

++ 兵士の性欲対策に見るお国振り:

おどろおどろしいことも書かなければならない。相手がおどろおどろしくくれば対抗せざるを得ないではないか。

兵士の性欲対策にもお国振りが出る。まったく放任するという政策の国もある。ソ連(今のロシア)がそうだ。日ソ不可侵条約を踏みにじって、アメリカの誘いに乗って満州に侵入したソ連軍兵士の略奪暴行の無法ぶりは有名である。ソ連の兵士は日本人の一般市民の家に押し入り、略奪のかぎりをつくし、良家の日本人婦女子を片っ端から強姦した。

そのために、そういう目にあわないために自殺した女性も無数にいた。当時の被害者は高齢でほとんど生き残っていない。5才や10才くらいの幼児もいまでは70才を超えるが、自分の母が、姉がソ連兵に自分の眼前で蹂躙された生々しい記憶を持っている。そういう人たちもやがて少なくなっていくだろう。

そういう人たちが公然と声を上げることが少ないのも事実である。第一にソ連はわずか1ヶ月足らずの戦闘で戦勝国となり、膨大な利益を得た。敗戦国の国民が戦勝国の非道を言い立てられるものではない。日本人の性格もある。半島人のように自分の恥を泣き女のように往来でがなりたてるようなはしたないことは耐えられないのである。

そして誠に皮肉なことだが、こういう国は兵士が勝手にやったこととして、責任を取らなくてすむつもりでいるのである。シナの場合もソ連と同じである。半島人の場合はどうか、日本人だったのだがら軍隊を持っていたわけではない。しかし、敗戦後の無力な日本の民間人に対する暴行略奪はソ連とおなじだ。

話題を変えて日本に進駐したアメリカ軍はどうか。終戦後の日本の新聞をみれば無数の一般子女に対する強姦事件が発生したことがわかる。敗戦国の悲しさ、犯人は身の丈六尺の大男と書いてある。色の黒い髪の毛の縮れた男、靴跡が28文以上の男と表現してある。はっきりアメリカ兵とかけば新聞は発行禁止となる。

アメリカ軍も対策に苦慮した。日本政府と折衝した。その頃はjapanese offlimit(日本人立ち入り禁止)の慰安所が、連れ込み宿が各地にあった。将校用、一般兵士用など区分されていたようだ。下級兵士用の慰安所ばかりではなく高級将校用の慰安所まであった。接収された旧華族の屋敷は将官、佐官などの高級将校用の慰安所となった。グリーンホテルとかしゃれた名前をつけてね。広壮な庭があるから子供達には格好の遊び場所となる。小学生が屋敷に入り込んで窓からのぞいたというので射殺されたりした。日本の警察は捜査も出来ないで泣き寝入りだ。

自治省、厚生省も協力している。日本の医師はそういう悪所の女の性病検査に積極的に協力した。なにしろ、日本には唐人お吉の伝統がある。

シナやソ連は現地調達主義である。公娼も一般婦女子も区別が無い。当然兵士は一般婦女子に殺到する。一般家庭の婦女子を襲ってもお咎めなしとなれば、だれも娼婦を買いにはいかない。

日本は兵士の安全確保と現地の一般婦女子に被害がないようにと考えて(つまり厳正な軍規保持を目的として)業者の監督を厳しくした。それが管理とか直接関与と勘違いされたわけだ。

アメリカも現地調達主義であるが、特殊地域を作り慰安所区域を設けるようになった。つまりソ連と日本の中間的制度である。アメリカの軍関係者は戦後、慰安所を見てこれはいい制度だと感心したという話がある。日本占領後、最初は放任主義だったアメリカも日本と協力して慰安所を見習ったわけだ。折衷主義というか、アメリカのやり方は慰安所と同じだよ。ただし娼婦は現地調達主義で、つまりアメリカ人ではなくて、日本人を娼婦として募集したということだ。こういう地域は日本人(男性)立ち入り禁止でMP(アメリカ軍憲兵)の厳重な監視のもとにあった(日本の警察の協力を得て)。


不敬罪にあたる

2007-08-04 19:44:44 | 社会・経済

大臣は天皇陛下の認証を受ける。わずか半年の間に4人も5人もの大臣が不祥事で辞めさせられるというのは天皇の認証行為に泥を塗るものであって決して許されることではない。

事務所経費問題で辞職をせざるを得ないということ、このような人物を大臣にしたということは泥棒に勲章や勲位をあたえたようなものである。

安倍首相の罪は不敬罪にあたる。ロープのはしにぶら下がるくらいでは償えない大罪である。