惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

投票締切まであと1日

2024-02-28 21:06:53 | SF
午前中、庭のサルスベリの枝を剪定しました。


うじゃうじゃと茂っていた細かい枝がなくなって、すっきり。
この状態から、夏の緑濃い繁茂状態になってゆくのですから、素晴らしい生命力。

今年も涼しい木陰と、明るい花をお願いします。

「ベストSF2023」に5、6人目の投票がありました。
Takechanさん山口素夫さんありがとうございました。

締切投票は29日いっぱい。たくさんのご参加をお待ちしています。
要領はこちらです。


SF大賞

2024-02-23 20:57:24 | SF
午後には上がるという予報でしたが、夕方までほとんど小雨が降りつづけました。
日中の気温は2℃台で、午後2時の 2.8℃がいちばん高かったようです(隣町アメダス)。

ずっと家に居て、確定申告の準備をやっていたのですが(まだ終わらないのですよ)、その間、気になっていたのはSF大賞の選考結果。今日、オンラインで選考が行われるということでしたので。

結果がわかったのは午後4時半ぐらい。

第44回日本SF大賞――

【大賞】
 『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』長谷敏司(早川書房)
【功績賞】
 石川喬司
 豊田有恒
 聖悠紀
 松本零士

今回、特に選考が気になっていたのは、功績賞のおひとりのご家族と候補段階で連絡を取り、あれこれ中継ぎのような役目を担っていたから。
まさか、候補になったものの落選なんてことは、功績賞の性格上、あり得ないと信じていたものの、それでも正式の結果が出るまではどうにも落ち着かない気分だったのです。

でも、まあ無事、選考結果が出てほっとした気分。

受賞の皆さま、おめでとうございます。

さまざまな先輩や仲間に導かれ、SFを楽しんできました。本当にありがたいことです。


SFファン交流会

2024-01-20 21:09:21 | SF
今日は午後2時からSFファン交流会。昨年の国内SFを振り返りました。

第一部は活字SF。レビュアーの香月祥宏さん、SFファンジンを主宰している岡野晋弥さんと私、世代の違う3人がそれぞれお薦め本を紹介しました。
第二部はコミック。書評家の福井健太さん、アンソロジストの日下三蔵さん、レビュアーの林哲矢さんの3人がコミックを紹介。
司会はSFファン交流会のみいめさん、進行役は同じくnemoさん。

オンライン例会で、参加者は30人ぐらいだったかな。ご参考になったらよいのですが。

私自身に関していえば、とても参考になりました。
活字本でもラノベ方面はうといので、そこに面白い作品が出てきているのはうれしい情報。
聞くだけでよかったコミック編では、挙げられたタイトルをネットで検索して試し読みをしながら聞けたので、どんな作品かよくわかりました。

それにしてもSFはどんどん出てますなあ。すごいわ。
「ベストSF2023」への投票もよろしくお願いします。


光速

2023-09-14 20:48:44 | SF

昨夜はZOOM一の日会。年季の入ったSFファン6人が近況などを語り合いました。
おもな話題は、夜中のトイレで足元がふらつく、ウイスキー「あかし」、愛飲するビール、韓国では「開会」「閉会」ではなく「開幕」「閉幕」と言う、炭水化物ぬきの昼食、漢詩、アフリカ北部事情、日吉大本営、新宿区箱根山、『星を継ぐもの』、パイン飴その他。

明けて、今日も蒸し暑い一日。最高気温 32.6℃(隣町アメダス)。

暑い中で、光速と時間のことなどを、ぼんやりと考えていました。
相対性理論――じゃなくて特殊相対性理論でしたっけ――では、光速で移動する素粒子は時間の経過とは無縁。つまり、毎秒30万キロという速度で移動しながらも、その速度を感じることなく瞬時に目的地まで到達することになります。目的地がなくて、どこまでも移動するなら、どこまでも時間をかけずにゆくことができる。
とまあ、理屈では理解しているのですが、これが実際にどういうことなのかよくわからないんですよね。
望遠鏡で観察する遠い星の光は何万年、何十万年もかけて地球にやって来ている。でも、光そのものはできたてのまっさらということ?
このことと、たとえば量子もつれを利用した超光速通信などを組み合わせれると、さらによくわからないことが起きてくるようで、頭がくるくる、くるくる……。
早く涼しくなって欲しいものです。


SF大会2日目

2023-08-06 21:20:35 | SF

今日も浦和のSF大会へ。

会場の駅前ビルにはデパートやスーパー、シネコン、それに市の文化施設などが入っています。
昨日、今日は週末とあって人出が多い。そこへSF大会がかぶさっているわけですから、ただごとではなかったと思います。

写真は10階ロビーでほとんどいつも徘徊して愛嬌を振りまいていた恐竜の着ぐるみ。

「暗黒星雲賞全部門制覇 四冠王に俺はなる!!」と、中の人が意気込みを示していますね。

「暗黒星雲賞」というのは、大会中の企画や設備、出来事などから大会参加者が投票で選定する賞で、人気があるもの、あるいは逆にブーイングの対象となったもの、もしくはなぜか話題になったものなどが選ばれます。
この着ぐるみさんは、四冠こそ逃したものの、見事、二部門でトップに立ち、二冠を達成されました。大会の象徴だったといっていいでしょうね。

大会を終えて帰宅すると、自宅周辺は地面が濡れています。
待望の雨が、午後、降ったらしい。
そして、また、この時間(午後9時)にも少し降ってきました。

SF大会とともにお天気の様相も変わってゆくようです。