惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

滑りひゆ

2010-08-28 21:04:59 | 草花
Suberihiyu1008 庭に敷いてあるブロックタイルの隙間から生えたスベリヒユが大きく育ち、今、花をつけています。
 肉の厚い、なめらかな卵型の葉をもつ雑草で、誰もが見たことがあると思います。マツバボタンの仲間。

 ただ、花はなかなか見られないのではないのでしょうか。午前中のわずかな時間だけ開き、すぐに閉じてしまいます。花自体、直径5ミリぐらいと小さいですし。
 花びらは5枚。先っちょに深い切れ込みが入っているので10枚と数えてしまいそうです。
 スベリヒユの実も、これまた面白いのですが、いずれうまく撮影できた時にでも。

 この草は塩茹でにして食べることができるそうです。煎じれば解毒、ニキビ予防などの薬ともなるとか。なかなかやるな、という感じです。

 〈小説推理〉10月号が発売されました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 中村融編『〈宇宙開発SF傑作選〉ワイオミング生まれの宇宙飛行士』(ハヤカワ文庫SF)
  • テリー・ビッスン『平ら山を越えて』(中村融編訳、河出書房新社)
  • 大森望・日下三蔵編『〈年刊日本SF傑作選〉量子回廊』(創元SF文庫)
  • 小川一水『天冥の標Ⅲ アウレーリア一統』(ハヤカワ文庫JA)
 このところアンソロジー、短編集のたぐいが多いですね。今月は中村融さん、大活躍。