2023年も今日でおしまい。
今年は、暑くて長い夏だったという印象があります。ほとんど梅雨がなく、秋になるはずの頃になっても夏日がつづきました。
異常気象は毎年ひどくなります。
ウクライナにつづいてガザでも無残な戦闘が発生。人間はつくづく愚かな存在だと思い知らされました。
それでも希望は捨てずに、平和でしあわせな世界を目指さねば。
ChatGPTの突然の普及で、AIが一気に身近になった年でもありました。
個人的には、最初はおもしろがってあれこれ対話してみましたが、文章は自分で作るのがいちばんなので、この頃はほとんど利用していません。
この先、どう付き合ってゆくのか。なりゆきを気にしています。
さて、今年のSFを振り返る「ベストSF2023」。ぜひとも投票をお願いします。
要領はこちらをご覧ください。
〈小説推理〉2月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の三冊を取り上げています――
- アーシュラ・K・ル・グィン『赦しへの四つの道』(小尾芙佐訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
- 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)
- 劉慈欣『白亜紀往事』(大森望+古市雅子訳、早川書房)
ル・グィンの新刊は〈ハイニッシュ・ユニバース〉もの。かつての『闇の左手』などが歴史書としてあつかわれているのが微笑ましい。
それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
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