ブロッコリーの苗を植えました。ハイツとスティックセニョールという2品種を1株ずつ。
古いポリマルチを使うのはいつものことですが、今回はマルチの下の畝そのものも以前のまま。耕さず、鶏糞と草木灰を撒いただけでブロッコリーを植え付けてみました。いわゆる不耕起栽培のまねごと。
きっかけは、今、評判のゲイブ・ブラウン『土を育てる』(服部雄一郎 訳、NHK出版 )を読んだこと。
土を耕して裸にしてしまうと、土壌は浸食され、農薬、化学肥料が欠かせない。コストと人手がかかるばかりで、収支が悪化する。
それで、耕さず、植物の力を活かし、家畜の力も借りることで有機物を土にもどし、収穫アップ、コスト減になるという、今のアメリカ農業の潮流を、現役の農家の人が語ったものです。
とはいえ、これはアメリカの大規模農業だからできることで、日本ではむずかしい。いわんや、家庭菜園や市民農園では絶対できません。
それでもヒントはたくさんあります。不耕起で土に何が起こるかを科学的に解明しつつあることがわかるだけでもありがたい。
ということで、どんなことになるのか。不耕起栽培をためしてみたいと思ったしだいです。
さて、このブロッコリー。うまく育つでしょうか?
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