昨夜のこと。
午後10時頃、居間の外の庭でものおとがするのに気づいた家の人が窓からのぞいて見ると、2メートルほど離れたサルスベリの幹に何か動物がしがみついていたというのです。ベランダの方へ登ってゆこうとするところだったらしい。
部屋の中から「こら!」と怒鳴り、窓を叩いたりしたところ、動物は幹から落ち、地面でドスンと音をたてたとのこと。そのまま闇に消えていったそうです。
ネットで調べてみると、大きさ、シルエット、尾の様子などからハクビシンに間違いないらしい。
今、ベランダではブドウの実が大きくなり、だんだん熟してきているところ。
お願いだから、2度と来ないで。
今日も梅雨空。
夕方、野川沿いを歩いていると、フェンスに絡みついたヘクソカズラの花が咲いていました。
ご存知の方が多いと思いますが、葉を揉むと嫌な臭いがします。
虫除けの効果があるペデロシドという硫黄化合物が分解し、メルカプタンになるためです。メルカプタンは都市ガスなどの匂いづけに使われている物質の仲間。臭いはずです。
白い花弁と中央の赤紫色の対比が美しく、好きな花です。
名前も、まあ、慣れてこんなものだと思うようになりました。別名、ヤイトバナ。あるいはサオトメバナとも。