惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

殿様飛蝗

2021-08-26 20:43:10 | 

 今日も暑い。最高気温 35.2℃(隣町アメダス)と猛暑日を記録。
 これが週末まで続くのか……。

 市民農園に大きなバッタ(長さ5センチぐらい)がいました。

 たぶんトノサマバッタのメス。

 これまで見かけなかったのに、なぜ? と思いました。
 イネ科の草の葉っぱが食糧のはずですが、私の畑にはほとんどない。どこかから移動してきたとしか思えません。

 で思いついたのが、斜め向かいの区画。ちょうど桂馬飛びの場所に当たるのですが、当選した方の体調か優れず、このところ草茫々の状態。オヒシバ、メヒシバを始めとする雑草が茂り放題でした。
 それが昨日からピンチヒッターの方か現れ、草を刈り、きれいに耕し始めたのです。居場所を失ったバッタが周囲に避難してきたのに違いありません。

 飢えると何でも食べるでしょうから、畑の作物に害がでないことを祈っています。


少女マンガ

2021-08-25 20:43:54 | 本と雑誌

 最高気温 33.9℃(隣町アメダス)。湿度も高く、耐えがたい暑さ。
 夜になっても気温は下がらず、午後8時現在30.2℃。寝苦しい夜になりそうです。

 夕方、5時過ぎの西の空。

 積乱雲が形にならず、ぐじゃっと崩れたような感じ。
 これでは今夜のひと雨は期待できそうにありません。昨夜は少し降ってくれて助かったんだけどなあ。

 〈SFマガジン〉10月号が届いたのでパラパラと。

 特集は「ハヤカワ文庫JA総解説 PART2[502~998]」。
 私も1冊担当しています(谷甲州さんの『星は、昴』)。

 他の記事で目を留めたのは長山靖生さんの連載「SFのある文学誌」。続けていた小酒井不木の項を中断し、少女マンガの話になっています。「萩尾望都『一度きりの大泉の話』にショックを受け、この機会に一九七〇年代のSF少女マンガについて検討したくなりました」とのこと。

 詳細は長山さんの文章にゆずりますが、読みながら私が思っていたのは1970年当時の少女マンガ全体のこと。
 あの頃、日本の少女マンガは革新というか、新しいジャンル発生の時期を迎えていたんですよねぇ。それをリアルタイムで追いかけることができたのは、本当にしあわせでした。
 大学に入ったばかりで、〈少年マガジン〉も〈少年ジャンプ〉も読まず、〈別冊少女コミック〉や〈りぼんコミック〉、〈月刊セブンティーン〉といった雑誌を買い漁っていたものでした。SFマンガに限らず、多くの新しいマンガ家たちがそれぞれの個性を発揮した作品を発表していて、その熱気に巻き込まれてしまったのです。
 田舎の叔父が上京した際に私の部屋を覗きに来て、「少女マンガの山がある!」とあきれたことでした。

 その頃、萩尾さんと竹宮恵子さんは共同生活をしながら仲良く大活躍していたものとばかり思っていました。
 そんなお2人の間に、ご両人が書かれたような事情があったとは最近まで知らずにいたのですが、「嫉妬と憧れ」という竹宮さんの言葉に納得し、表現者同士の(ありがちな)軋轢と受け止めたいと思っています。


夏草

2021-08-24 20:35:54 | 季節

 夏の植物の繁殖スピードは凄い。
 隣家の塀の上にビンボウカズラらしきものが顔を出したかと思ったら、数日のうちに盛大なヤブのようになってしまっています。庭木にもどんどん絡みついてくるから始末に負えません。見かければすぐに抜き取るべし。

 こちらは野川の岸辺。

 両岸の夏草が茂り、水路が狭まって見えます。

 もうすぐ管理者の建設省が草刈りにかかると思いますが、こうやって草むしている光景は夏ならでは。それなりに楽しんでいます。


鱗雲

2021-08-23 21:20:39 | 季節

 気温はまずまずなのですが(最高気温 30.9℃ / 隣町アメダス)、湿気がひどくて、とても蒸し暑い。

 〈日経サイエンス〉10月号が届いたのでパラパラと斜め読み。
 PR企画記事の「花王、蚊よけの技術紹介――両国髙附属中生、感染症対策学ぶ」が面白かった。

 人間が蚊に刺される(血を吸われる)ことを防ぐための新技術を開発しているという話題で、カバの赤い汗がヒントになっているという。

 カバは肌を守る機能がある赤い汗をかくのですが、それを塗った場所には蚊がとまらないのだそうです。
 蚊の足は疎水性で、水面に浮くことができる。しかし、カバの汗とは親和性があって足が引きずり込まれてしまう。それで蚊がいやがってとまらないというのです。
 花王は赤い汗に似た成分をもつクリームを開発し、商品化を目指しているとのこと。
 我が家の周辺はヤブ蚊が多いので、使える日が来るのが楽しみです。

 夕方、散歩の途中、ふと空を見上げるときれいなウロコ雲が広がっていました。

 空の高さが秋を感じさせます。
 ただ、空の状態は刻々と変化しているようで、15分も経つとウロコ雲は消えていました。


川鵜

2021-08-22 20:18:37 | 野鳥

 今日の注目は横浜市長選挙。
 現在午後8時過ぎ。投票が締切られた直後ですが、新聞・放送などのメディアは一斉に山中竹春さんの当選確実を打ちましたね。小此木八郎さんらとはかなりの差があったのでしょう。投票率はどうだったのかな。

 さて、これで政局はどう動くか?

 夕方、野川沿いの遊歩道へ。
 電線に大きな鳥がとまっています。

 カワウですね。多摩川方面からやって来て、よく深みを漁っています。
 でも、電線にとまるのは珍しい。ふだんはムクドリやハトなど、もっと小さめの鳥がいるのですが。

 カワウは糞も量が多いので迷惑なんですよね。下を通る時は気をつけなくちゃ。