詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(58)

2020-05-27 10:37:32 | 『嵯峨信之全詩集』を読む
* (左手は高くあげて)

さようならと別れの挨拶をする手だ
右手は
いつも暗い秘密におののく手だ

 右手は「低く」、誰に会うのか。自分自身の「秘密」に出会う。
 「高く/あげて」ということばが、「暗い」「おののく」をひきたてる。
 「いつも」が、静かで強い。










*

詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)
『誤読』販売のページ
定価の下の「注文して製本する」のボタンを押すと購入の手続きが始まります。
私あてにメール(yachisyuso@gmail.com)でも受け付けています。(その場合は多少時間がかかります)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする