詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

Estoy loco por espana(番外篇71) Luis Serrano

2020-06-10 09:01:23 | estoy loco por espana


Luis Serranoの写真

外には白い光があふれている。
その欠片と、その力が左下の光の部分と、右の柱(?)にくっきりと見える。
同じものを見たことがある、と思う。
しかし、私の見た光は、ほんとうにルイスの見た白い光と同じだろうか。
この写真の中にある白と同じ色だろうか。

記憶が揺さぶられる。
いまの私が揺さぶられる。

白い光の中に、いったいいくつの白い光があるのか。
建物の内部の陰影。
そこにあるのは、白の変化なのか。
あるいは黒の変化なのか。
何を隠しているか。
何をあらわそうとしているのか。
その陰影の変化は。
わからないから、私はみつめる。
私のなかの何かを整えようとする力が、この陰影の中にある。
それは、私にはまだ見つけられないが。

El exterior esta’ lleno de luz blanca.
El fragmento y su poder son claramente visibles en la parte de luz inferior izquierda y el pilar(?) derecho.
Creo que has visto lo mismo.
Pero la luz que vi es realmente la misma que la luz blanca que vio Lewis?
Es del mismo color que el blanco en esta foto?

Mi memoria esta’ sacudida
Estoy sacudido ahora.

Cua’ntas luces blancas hay en una luz blanca?
La sombra dentro del edificio.
Hay un cambio en blanco?
O es un cambio negro?
Que’ esta’ escondiendo?
Que’ intenta representar?
Cua’l es el cambio en esa sombra?
No lo se’, asi’ que miro.
Dentro de esta sombra esta’ el poder de organizar algo dentro de mi’.
Au’n no lo he encontrado.
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「学歴」よりも「ことば」

2020-06-10 08:18:32 | 自民党憲法改正草案を読む
学歴」よりも「ことば」
       自民党憲法改正草案を読む/番外362(情報の読み方)

小池東京都知事の「学歴」が話題になっている。
学歴詐称の問題は、結局、「学歴」で人間を見ているひとがいるという問題に突き当たる。
批判するのも、肯定するのも、「学歴」を基本としている。
私には、これがなじめない。
他人の「学歴」なんて、私には何の関係もない。
私が気になるのは、「ことば」だ。
「ことば」は話したひとの「ことば」であると同時に、聞いた私の「ことば」でもある。「ことば」で、話したひとと私はつながる。
「学歴」ではなくて。
私は小池についてはこれまで何も考えてこなかった。
最近、よく報道されるので、気になることが増えてきた。
たとえば「東京アラート」ということば。
「東京」という誰もが知っていることばに、「アラート」というどこかで聞いたことのあるような、ないような外国語を組み合わせる。
これって、うさんくさい。
人の知らない、しかし有名らしい大学を出ているという「学歴」に似ている。
「私は、あなたの知らないことを知っている」。だから、偉いんだ、というのに似ている。
でも、人間なんて、「知らない」ことの方が多い。
この「東京アラート」の逆のやり方が、コロナ感染がなかなか終息しないので、「夜の街の従業員」のPCR検査を徹底するという方針。
「夜の街」は「アラート」と違って、「頭」ではなく「肉体(欲望)」でみんなが知っている。そういうことばをつかって「仕事」(働くひと)を差別し、排除しようとしている。「悪いのは、夜の街、欲望だ」という感じかなあ。
そんなことをせずに、だれでもPCR検査を受けられる態勢をつくれば、感染者をもっとはやく把握できたのだ。
ほんとうにやらなければならないことをやらずにきて、あとから「やっています」というためにひとを差別する。
そして、その「差別」をするときに、「夜の街」ということばをつかう。
「東京アラート」と「夜の街」。
このふたつのことばの「つかいわけ」。
それをみつめるだけで、小池という人物がどういう「考え」をもっているかが、私にはわかる。
私の「わかる」は「誤解」かもしれないが、私は私の「誤解」を信じる。


(フェイスブックに書いたものを転写した。)
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