福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

スクリーン・クォーター

2006年01月28日 |   〇芸能・スポーツ


(マイクを握るアン・ソンギ)

衛星放送で韓国のニュースを見ていたら、往年の名俳優である
アン・ソンギが集会でマイクを握って訴えていた。

スクリーン・クォーターの縮小に反対する映画関係者の様子を
伝えるニュースだった。

(ここで紹介した画像は、インターネットメディアからの転載)



ところで、この「スクリーン・クォーター制」について、よく知ら
なかった「ヲタク」は、今回の関連報道を通じ、いろいろと新しく知る
ことが多い。

とりあえず、関連記事から一部づつ抜粋して紹介しておく。

・・・・・・・・・・・・・

■ 스크린쿼터 7월부터 절반 축소
スクリーン・クォーター、7月から半分に縮小
(京郷新聞 1月26日)

정부는 미국과의 자유무역협정(FTA) 협상을 위해 한국 영화
의무상영일수(스크린쿼터)를 현행 146일에서 73일로 축소
하기로 했다.
政府はアメリカとの自由貿易協定(FTA)締結を目指し、韓国映画の
義務上映日数(スクリーン・クォーター)を現行の年間146日から
73日に縮小することを決めた。

정부의 이같은 방침은 미국측이 FTA 협상을 위해서는 스크린쿼터를
73일로 축소해야 한다고 요구한 데 따른 것으로 영화계는 즉각
반발하고 나섰다.
こうした政府方針は、FTA締結に向けスクリーン・クォーターを73日に
縮小することを求めたアメリカ側の要求を受け決定されたもので、
映画界はすぐに反対の意志を表明した。

■ ‘스크린 쿼터’ 절반으로 대폭 축소
「スクリーン・クォーター」半分に大幅縮小
(KBS ニュース 1月26日)

최근 우리 영화의 국내 시장 점유율이 60%에 육박하고 있는 등
어느 정도 경쟁력을 갖추게 됐다는 것이 '스크린 쿼터' 축소를
결정한 정부의 판단입니다.
最近、国産映画が国内市場で60%に迫るシェアを確保するなど、
ある程度、競争力を備えてきたというのが「スクリーン・クォーター」
縮小を決定した政府の判断です。

또 현재 '스크린 쿼터'가 실제로는 106일 정도만 적용되고 있어
영화계에 큰 타격은 없을 것이라고 재경부는 밝히고 있습니다.
また、現在、実際に適用されている「スクリーン・クォーター」は、
106日程度に過ぎず、映画界に与える影響は少ないはずだと
財政経済省は発表しました。

■ 스크린쿼터 축소 파문/ 외국선 어떻게
スクリーン・クォーター縮小問題/外国では
(京郷新聞 1月26日)

현재 자국 영화를 보호·육성하기 위해 스크린쿼터제를 시행하고
있는 나라는 한국을 포함, 스페인(73∼91일), 브라질(49일),
그리스(28일) 등 모두 8개국이다.
現在、国産映画を保護・育成するためスクリーン・クォーター(国産
映画義務上映日数割当て)制を実施している国は、韓国を含め
スペイン(73~91日)、ブラジル(49日)、ギリシャ(28日)など
計8カ国だ。

스크린쿼터제는 1927년 영국에서 처음 시행됐다. 프랑스는 현재
스크린쿼터제를 유지하고는 있지만 거의 사문화된 상태다.
그래도 TV의 영화 방송을 유럽 영화 60% 이상, 자국 영화 40%
이상으로 규정한 강력한 방송쿼터제를 통해 자국 영화를 보호
하고 있다. 이 결과 프랑스 영화는 자국 내에서 관객 점유율 30%
이상을 꾸준히 유지하고 있다.
スクリーン・クォーター制は1927年、イギリスで初めて導入された。
フランスは現在もスクリーン・クォーター制を維持しているが、ほとんど
死文化している。それでも、テレビでの映画放送についてはヨーロッパ
映画を60%以上、国産映画を40%以上と規定するなど、強力な放送
クォーター制を実施し国産映画を保護している。その結果、フランス
映画は国内の観客動員において、常に30%以上のシェアを維持して
きた。

이집트·중국·인도·베트남·인도네시아 등은 스크린쿼터는
아니지만 외국 영화 수입을 규제하는 방식으로 자국 영화를
보호하고 있다. 중국은 한해 해외영화 수입편수를 20편으로
제한한다. 일본은 ‘국내 영화 전용관’ 시스템을 구축, 자국 영화
관객 점유율 30%대를 확보하고 있다.
エジプト、中国、インド、ベトナム、インドネシアなどは、スクリーン・
クォーター制ではなく、外国映画の輸入制限という方法で国産映画を
保護している。中国は年間に輸入する外国映画を20作品に制限して
いる。また、日本では「国内映画専用映画館」のシステムが確立して
おり、国産映画は観客動員で30%台のシェアを確保している。

(終わり)


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