1月1日の新正月の日、韓国の毎日経済新聞は九州の紹介記事を
掲載した。
その記事によると、韓国人観光客が最も好む日本の旅行先は
九州だという。具体的な資料による裏づけがないので、そのまま
鵜呑みには出来ないと思うが、九州に住む「オタク」としては
福岡市や九州各地の観光地に韓国人や台湾人の旅行者が
非常に多いことは常に実感しているところだ。
阿蘇や別府などの観光名所やホテルのフロア、お風呂などで、
僕ら家族(妻は韓国人だが・・・)以外は皆が韓国人や台湾人だった
という経験を何度したことだろう。ある観光地では、日韓辞典の
落としものを拾ったこともあれば、土産物屋の店員から韓国語で
挨拶され苦笑した記憶もある。
苦笑と言えば、福岡市のある地下鉄駅では、プサンから宣教
旅行(?)に来ていたキリスト教団体の学生たちから、カタコトの
日本語で「宣教」された経験もある。
以下、その記事から冒頭部分のみ韓-日対訳で紹介しておく。
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■ 日 규슈, 자연미와 인공미의 아름다운 만남
日本の九州 自然美と人工美の美しい出会い
(毎日経済新聞 1月1日)
우리는 흔히 일본을 가리켜 '가깝고도 먼 나라'라고 부른다.
서로 가까운 듯 하면서도 왠지 속내를 보여주기에는 조금
망설여지는 그런 관계. 하지만 관광객들이 오 가는 숫자만을
놓고 본다면 서로에게 그리 먼 나라만은 아니라는 사실에
어느 정도 는 수긍을 할 것이다. 여행업계에서는 '한ㆍ일
노선은 황금노선'이라는 인식이 뿌리내린지 이미 오래다.
서로 적당한 거리를 두면서도 실리를 추구하는 교류는
활발히 전개되고 있는 것이다. 사업이나 친지방문이 아닌
단순히 여행만을 위해 일본을 찾는 여행자들이 가장 선호하는
곳은 규슈 지방이다. 비교적 거리가 가까운데다 온천이 많고,
날씨가 따뜻해 특히 겨울에 많이 찾는다.
我々はよく日本を指して「近くて遠い国」と呼ぶ。お互い近いように
振舞いながらも何となく本音を打ち明けるのが少しためらわれる
ような、そういう関係。しかし、両国を行き来する観光客の数だけを
見れば、まんざらそう遠い関係でもないという事実にある程度
納得が行く。旅行業界では、ずいぶん前から「日韓路線は黄金
路線」との認識が定着している。お互いに適当な距離を置き
ながらも、実利追求型の交流は活発に展開されているのだ。
ビジネスや知り合いを訪ねての訪問ではなく、純粋に旅行のため
だけに日本を訪れる韓国人旅行者が最も好む場所が「キュシュ
(九州)」だ。比較的に距離が近い上に温泉が多く、気候も
温暖であり、特に冬の旅行者が多い。
규슈의 관문이자 가장 대표적인 도시인 후쿠오카는 규슈
지방의 행정, 경제, 문화 의 중심지다. 본래 상업의 중심지인
'하카타'와 성곽 도시이자 무사의 도시인 '후쿠오카'로
나뉘어져 있었으나 1889년에 '후쿠오카'로 병합되어 오늘에
이르고 있다 .
九州の表玄関であり、また最も代表的な都市でもある福岡は
九州地方の行政、経済、文化の中心地だ。もともと、商人の町で
ある「ハカタ」と武士の住む城下町「フクオカ」に分かれていたが、
1889年に福岡に合併され今日に至っている。
텐진은 규슈 최대의 번화가이자 쇼핑가다. 약 400m에 이르는
텐진 지하상가에는 100여 개의 전문상가들이 늘어서 있어 늘
많은 사람들로 붐빈다. 텐진의 중심가인 와타나베 거리에는
이와타야, 하카타다이마루 등과 같은 유명한 백화점들이
자리잡고 있기도 하다.
天神は九州最大の繁華街でありショッピング街だ。約400mに至る
天神地下街には100を超える専門店が軒を並べ、いつも多くの客で
賑わっている。天神の中心地である渡辺通りには岩田屋、
博多大丸のような有名デパートが立ち並んでいる。
-以下省略-
(終わり)
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