「オタク」の故郷は同じ福岡県でも、北九州市の西側に隣接した
郡部だ。
今日、故郷の実家に「オタク」は家族を連れて遊びに行った。
北九州市の外縁部を東南方面から北西方面へ、いわゆる「筑豊」を
車で走り抜けること1時間ちょっとのドライブだ。
その実家でごろごろしながら、現在、実家が入れている
「毎日新聞」を何気なく読んでいると、偶然、韓国のファン・ウソク
教授事件をかなり辛らつに批判した長めの寄稿文が目に付いた。
この事件には、現代韓国社会の「先進性」と「前近代性」が織り
成す二重構造の歪みが反映していると説く論者の視点は、なかなか
説得力を持つものであった。
ところで、夜、家に帰った後、インターネットで韓国の新聞
(電子版)を何気なく読んでいると、今度はその「毎日新聞」の記事を
韓国に紹介したSBSニュースの記事が、偶然、目に付いた。
ファン教授の研究を妨害することは、宿敵日本を助ける売国的な
行為であるとのキャンペーンまで大々的になされていた時期も
あったことを思えば、にわかには信じられない変わりようだ。
ファン教授事件とは一体何であったのか?
今後とも「オタク」なりにファン教授事件、そしてこの事件を
生み出し、今、何とか解決に導こうとしている韓国社会にこだわりを
持ち続けて行きたいと思っている。
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■ 일본 과학자 "줄기세포 사건, 한국사회 반영"
日本の科学者「ES細胞事件は韓国社会の反映」
(SBS 1月15日)
요네모토 일본 과학기술문명연구소장이 황우석 교수 파문에는
OECD에 가입한 선진국으로서의 한국과 가부장적이며 모든 일을
돈으로 움직이려는 전근대적인 한국의 특징이 두루 반영됐다고
주장했습니다.
日本科学技術文明研究所の米本所長が、ファン・ウソク教授
事件には、OECDに加盟した先進国としての韓国と家父長的で
全てをお金で動かそうとする前近代的な韓国の特徴が、そのまま
反映していると主張しました。
요네모토 소장은 마이니치 기고글에서 일본에서도 과학자가
데이터를 속인 것이 드러난 적은 있지만 황 교수는 데이터도
사진도 모두 가짜였다고 밝혔습니다.
米本所長は毎日新聞への寄稿文を通じ、日本でも科学者がデータを
ごまかした事件が発覚したことはあるが、ファン教授の場合は
データも写真も全てが偽物だったと述べました。
그리고 황 교수는 국익을 위해서라면 연구 규칙을 왜곡하는 것도
때로는 허용된다는 가치관의 소유자인 것으로 보이지만 이런
감각도 전 시대적이라고 비판했습니다.
また、ファン教授は国益のためならば研究倫理を無視することも時には
許されるという価値観の持ち主であるように見えるが、そういう感覚も
前時代的なものであると批判しました。
(終わり)