福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国語とコン・リー

2006年01月24日 |   〇世界を読む


△中国のセクシー女優、コン・リー

反日感情の高まりを懸念した中国当局が、ハリウッド映画
「SAYURI」の中国での公開を禁止したという。

ところで「ヲタク」は、その関連記事を韓国語に翻訳する練習の
途中、中国人女優のコン・リーの翻訳でひっかかってしまった。

チャン・ツィイーは韓国でも有名なので、「ヲタク」の場合、まず
韓国語を通じて彼女の名前を覚えたくらいである。しかし、
コン・リーという中国のトップ女優についてはよく知らなかった。

(知ってみると、なかなかのセクシー女優!)

はたして韓国ではコン・リーをどう表記しているのか?

今回、「ヲタク」が検索に利用したのは、コン・リーの漢字名
「鞏俐」だ。韓国の記事でも中国人の名前については括弧書きで
漢字が併記される場合が多い。

そこで、まずマイクロソフトの韓国語IMEを利用し、手書き入力で
「鞏」の字を呼び出した。次に、韓国のネイバーで「중국인 여배우
(中国人女優)
」の横に「」の字をコピーし検索にかけたのである。

その結果、韓国語ではコン・リーを「궁리(クン・リー)」と表記して
いることがすぐにわかった。ちなみに、韓国語式漢字音では
공리(コン・リー)」。こちらの表記も、けっこう一般的に使われて
いる。



韓国語の学習には99.99%関係のない「ヲタク」のメモであった。

以下、関連記事を題材にした翻訳練習を紹介しておく。


・・・・・・・・・・・・

上映禁止/中国で「SAYURI」 反日感情悪化を懸念
중국에서 "SAYURI" 상영 금지/반일감정 고조 우려
(毎日新聞 1月23日)

23日付の香港紙「東方日報」などは、来月10日に中国本土で
予定されていたハリウッド映画「SAYURI」(ロブ・マーシャル監督)の
初上映が中止されたと報じた。中国人女優の章子怡(チャン・ツィイー)
さんがヒロインの芸者役を演じていることから、中国人に旧日本軍の
従軍慰安婦問題を思い起こさせ、反日感情の悪化につながることが
懸念されるためと同紙は伝えている。
홍콩지 동방일보 등이 23일자로 보도한 내용에 따르면 다음달
10일 중국 본토에서 개봉될 예정이던 헐리우드 영화 "SAYURI"
(롭 마샬 감독)의 상영이 중지된 것으로 알려졌다.동방일보는
중국인 여배우 장쯔이가 여주인공인 게이샤(기생) 역할을
연기하고 있는 것이 중국인들에게 옛 일본군 종군위안부
문제를 상기시키고 반일정서를 촉발할 우려가 있다고 판단한
중국 당국이 상영금지를 결정했다고 전했다.
  
「SAYURI」は、スティーブン・スピルバーグ氏が製作総指揮を執り、
中国のトップ女優、鞏俐(コン・リー)さんも芸者役で出演する。
"SAYURI"는 스티븐 스필버그 감독이 제작 총책임자를 맡았고
중국의 톱 여배우인 궁리도 게이샤 역으로 출연했다.

中国のインターネット上では昨年から、章さんが芸者役を演じることに
ついて「国を辱めるものだ」といった批判の書き込みが相次いでいた。
報道によると、中国では来月10日に上映が始まる予定だったが、
国家放送映画テレビ総局が「扱うテーマが敏感」との理由で中止を
決めた。その後の上映計画についても審議しているが、許可される
可能性は低いという。
중국에서는 지난해부터 인터넷 게시판 등에서 장쯔이가 게이샤
역할을 연기하는 것에 대해 "국가의 명예를 손상시키는 행위"
라고 비난하는 네티즌들의 댓글이 빗발쳤다. 이 보도에 따르면
"SAYURI"는 중국에서 다음달 10일 개봉될 예정이었으나
국가방송영화텔레비전총국이 "민감한 주제를 다루고 있다"는
이유로 10일의 첫 상영 중지를 결정했다.그후의 상영 계획에
대해서도 심의중이지만 허가될 가능성은 거의 없는 것으로
전해졌다.   

(終わり) 


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韓国「ヲタク」宣言

2006年01月24日 |   〇学習余話

今日から自称「オタク」の表記を「ヲタク」に変えた。

世界にとってはほとんど何の意味もないことに深くハマっている
「オタク」に、さらに非社会的で自嘲的なニュアンスを加えた言葉が
この「ヲタク」だと思っている。

「オタク」ではなく「ヲタク」。

韓国語では、普通の「매니아」(マニア)ではなく、中毒に近い意味を
持つ「폐인(廃人)」とでも訳したいところだ。

では、そもそも、「ヲタク」はなぜ「ヲタク」になったのだろうか?

「海(玄界灘)のすぐ向こう側に朝鮮半島があったから」

というのが、おそらく一番適切な答えだと思う。

「ヲタク」がもし北海道に生まれていたら、アイヌ語「ヲタク」か
ロシア語「ヲタク」になっていた可能性が強い。

同じ九州でも鹿児島、あるいは沖縄に生まれていたら、おそらく
中国語や台湾語にハマっていたことだろう。

持って生まれた(?)異文化に対する強い好奇心、それに自分でも
あきれるほどの粘着気質、加えて九州北部という地理的環境が「ヲタク」の
誕生と成長に多大なる影響を及ぼした事は間違いない。

いずれにしろ、朝鮮半島とは対馬海峡を挟んでお向かいの福岡の地に
暮らしながら、韓国語「ヲタク」としての自負(?)を胸に、今後とも
ねちっこく「ヲタク」の道を歩んでいこう。


(終わり)



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