福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

助っ人外国人

2006年09月29日 |   〇芸能・スポーツ

今日もまたプロ野球ネタだ。

現在、終盤にさしかかった日本のセ・リーグでは、イ・スンヨプと
タイロン・ウッズの両外国人「助っ人」選手が熾烈なホームラン王
争いを繰り広げている。

韓国語では「助っ人」選手のことを一般的に「용병(傭兵)」選手と
呼んでいるが、「傭兵」として韓国プロ野球史上最高の成績を
残しているのがウッズだ。

ウッズは「助っ人」外国人選手として韓国と日本の両国で
ホームラン王に輝くなど、最高の成功を収めた稀有な選手だ。

ところで、現在、韓国の国民打者イ・スンヨプを抑え、セ・リーグの
ホームランダービーでトップに立っているウッズを、韓国の
野球ファンたちは、どういう視線でみつめているのだろうか?

興味深い記事が目に留まったので、記録しておく。

やはりと言うべきか、そこにはけっこう複雑な思いがあるようだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ [만화경] 프로야구 용병제 도입, 최대 수혜자는?
[万華鏡] プロ野球、外国人助っ人制度導入で最も得したのは誰?
(スポーツソウル 9月29日)

・‘용병제 도입의 최대 수혜자는 우즈.’
・「外国人助っ人制度導入で一番得したのはウッズ」

1998년 한국 프로야구에 외국인선수제도가 도입된
이후 최대 수혜자는 누구일까. 프로 8개 구단? 아니면
관중들?
1998年、韓国プロ野球に外国人選手制度が導入され最も
得をしたのは誰だろうか。プロ野球の8球団か?あるいは
観客たちか?

다름 아닌 ‘주니치의 타이론 우즈’라는 주장이 최근
강하게 제기되고 있다. 28일 연타석 홈런을 쏘아 올리며
요미우리 이승엽을 제치고 일본 홈런더비 1위에 오른
우즈가 ‘최대 수혜자’란 다소 생뚱(?) 맞은 분석이지만
일견 충분히 일리가 있기도 하다.
実は、他でもない「中日のタイロン・ウッズ」が一番得をしたという
声が、最近、とみに高まっている。28日、2打席連続ホームランを
放ち、巨人のイ・スンヨプを抜き日本のホームランダービーの
トップに躍り出たウッズが韓国の外国人助っ人制度導入で最も
得をしたというのは、多少、突飛な分析ではあるが、一理ある
主張だとも言える。

우즈는 잘 알려진대로 ‘외국인선수 원년’이던 1998년부터
지난 2002년까지 두산에서 뛰었다. 첫 시즌 초반만 해도
한국 투수들의 변화구에 적응하지 못해 퇴출 위기에 까지
몰렸지만 그의 가능성을 눈여겨본 당시 김인식 감독의
인내심 덕분에 살아 남았고 끝내 역대 최고 용병의
활약을 펼쳤다.
ウッズは、よく知られているように「外国人選手元年」の
1998年から2002年までトゥサンでプレーした。
初シーズンの前半までは韓国の投手が投げる変化球に
適応できずに放出直前にまで追い込まれたが、彼の
可能性を見抜いた当時のキム・インシク監督の忍耐力の
おかげで生き残ることができ、ついには助っ人として
歴代最高の活躍をするまでになった。

페넌트레이스 MVP(1998년).올스타 MVP·한국시리즈
MVP(이상 2001년) 등 숱한 상도 받았고 결국 한국
무대 성적을 바탕으로 2003년 일본으로 진출했다.
한국 땅을 처음 밟은 98년만해도 그는 직구 외에는 칠
줄 아는게 없는 별 볼일 없는 타자였지만 ‘변화구 수업’
덕분에 다시 태어났고. 일본에 건너간 뒤에도 요코하마
소속이던 2003년과 2004년 각각 40개와 45개의 대포로
2년 연속 센트럴리그 홈런왕에 오르기도 했다. 2004년말
2년 계약 조건으로 주니치로 이적한 그의 연봉은 약
5억엔. 2년간 무려 100억원에 가까운 큰 돈을 벌었고
내년에는 더 많은 연봉을 받을게 확실시된다.
ペナントレースでのMVP(1998年)をはじめ、オールスター戦
MVP、韓国シリーズMVP(ともに2001年)など、数多くの
賞を総なめにし、結局、韓国での成績が評価され2003年、
日本に移籍した。韓国の土地を初めて踏んだ98年までは
直球しか打てず、これといって目立つところのないバッター
だったが、韓国で変化球を攻略するすべを学び生まれ変わった。
日本移籍後も横浜に所属した2003年と2004年に、それぞれ
40本、45本とホームランを量産し2年連続でセ・リーグの
ホームラン王に輝いた。2004年末、2年契約で中日に移った
彼の年俸は約5億円。2年間で実に100億ウォン近い大金を
稼ぎ、来年さらに年俸がアップすることは確実だ。

우즈가 한국 땅을 밟지 않고 미국에서 계속 뛰었다면
일본 진출도 불가능했을 테고 더구나 지금처럼 엄청난
돈을 벌진 못했을 것이란 게 ‘최대 수혜자 우즈론’의
요체. 두산 한 관계자는 “그런 면에서 보면 우즈는
한국 이야기가 나오면 자다가도 일어나서 꾸벅 절을
해도 모자랄 것”이라고 밝히기도 했다.

もし、ウッズが韓国の土地を踏まずにアメリカでプレーして
いれば、日本進出も不可能だったろうし、さらに今のような
大金を手に入れることはできなかったはずだ
」というのが、
ウッズこそ韓国の助っ人制度で一番得をした人物だと見る
人たちの言い分だ。トゥサン球団のある関係者も
「ウッズは韓国の方向に足を向けては寝れないはずだ」と
語った。

(終わり)



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