韓国語ではその言葉(韓国語表現)通りに、「ブタ(돼지)」も
「イノシシ(멧돼지)」も、ひとくくりに「ブタ(돼지)」と認識
されている。
韓国語の「イノシシ(멧돼지)」を日本語に直訳すれば「山ブタ」と
なる。
ブタは本来、イノシシを家畜化した動物なので、生物学的には
全く理に適(かな)った名称である。
しかし、日本語を母語とする者にとっては、やはり、その言葉
通り、イノシシとブタは明確に別物である。
9月末、日本の福知山市動物園(京都府)で、子ザルを背中に
乗せて走るウリボウの愛らしい様子が、AP伝を通じ韓国でも
紹介されていた。
その記事を、微笑ましく読みながらも、日韓両言語における
ブタとイノシシに関する認識の相違について、真剣に考えて
みた「ヲタク」であった。
ここでは、あえて関連記事を直訳調で訳して見るので、読者にも、
韓国語のブタとイノシシに関する認識世界を、間接的に味わって
みて欲しいものである。
おそらくは、かなりの違和感を感じてもらえることだろう。
なお、以前にも「イルカとクジラと韓国語」なる記事で、似たような
主旨の駄文を書いた記憶がある。ふと、思い出したのでリンクして
おく。
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■"돼지가 느리다는 편견은 버려"
「ブタの足が遅い」という偏見は捨てて!
(ニューシス 9月28日)
지난 21일 일본 후쿠치야마의 한 동물원에서 '우리보'라는
이름의 멧돼지가 '미와'라는 이름의 원숭이를 등에 업고
동물원 주변을 달리고 있다.
9月21日、日本の福知山市動物園(京都府)で、「ウリボウ」という
名前のイノシシが、「ミワ」という名前の子ザルを背中に乗せて
園内を走っている。
(終わり)
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