福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の夜間自律学習

2010年10月01日 |   〇科学・教育

韓国の高校の生徒や先生は、なかなか大変である。

韓国では、ほとんどの高校が「0時限目」の課外授業を実施し、
正課の授業が終わった後は、「방과후학교/放課後学校」
(課外授業)が待っている。

そして、夕食を済ませた後には、「야간자율학습/夜間自律学習」
(学校での夜間自習、俗称「야자/夜自」)が実施され、生徒や
監督当番の教員は、夜の10時~11時までを学校で過ごす。

2006年、教育省が強制的な「夜間自律学習」を禁止したとは
言え、学校現場の実態には、大きな変化はないようである。

学歴社会を背景にした韓国の猛烈なる進学至上主義は、「ヲタク」が
考えるに、あまりにも度が過ぎている。


△「私もそう思います

そうした予備知識を持った上で読みたいのが、以下の文化日報の
記事だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

■“자정이후 기숙사 개방 수면권·휴식권 침해”
인권위, 과학고에 시정권고
「午前0時以前の寄宿舎入室禁止は生徒の睡眠権・休息権の侵害」
国家人権委、科学高に是正勧告
(文化日報 9月30日)

방과 후 야간 자율학습에 참가하지 않는 학생을 빈 교실에
격리시키고 자정 이전까지 기숙사 출입을 금지한 것은 인권
침해라는 국가인권위원회의 판단이 나왔다.
放課後の「夜間自律学習」に参加しない生徒を空き教室に隔離し、
午前0時まで寄宿舎への入室を禁止した学校の措置に対し、
国家人権委員会は人権侵害にあたるとの判断を下した

30일 인권위에 따르면 자율학습 시간인 오후 6시25분부터
자정까지 학생의 기숙사 입실을 제한하는 A과학고등학교의
‘기숙사생활규정’ 및 ‘기숙사생활선도규정’은 청소년의 건전한
발달과 성장에 방해가 될 정도로 충분한 휴식과 수면을
보장받을 수 없게 하고, 사실상 야간 자율학습을 강제하는
것이라고 판단했다.
30日、同委員会によれば、「夜間自律学習」の時間帯にあたる
午後6時25分から午前0時まで、生徒の寄宿舎入室を制限して
いるA科学高校の「寄宿舎生活規則」と「寄宿舎生活指導規定」は、
青少年の健全な発達と成長のために必要不可欠な休息と睡眠の
時間を保障せず、事実上、「夜間自律学習」を強制していると
判断
した。

이어 야간 자율학습에 참가하지 않는 학생을 빈 교실에 강제로
격리시키는 A과학고의 행위는 헌법에서 보장하고 있는 ‘행복
추구권’에 바탕을 둔 ‘자기결정권’과 ‘휴식권 및 수면권’의
본질적인 내용을 침해하고 있다고 적시했다. 이에 인권위는
해당 고등학교에 기숙사생활규정을 개정하고, 개정된 규정이
서울시교육감의 인가를 받도록 권고했다.
さらに、「夜間自律学習」に参加しない生徒を強制的に空き教室に
隔離するA高校の措置は、憲法が国民に保障する「幸福追求権」に
基づく「自己決定権」と「休息権及び睡眠権」を侵害
していると
指摘した。その上で、同委員会は、該当のA高校に対し寄宿舎
生活規則の改正を勧告し、また、改正した規定はソウル市教育長の
承認を得なければならない
とした。

앞서 진정인 B씨는 A과학고 2학년에 재학 중인 자신의 아들이
수업이 끝나면 기숙사에 입실해 충분한 수면을 취한 후 스스로
공부하기를 원하고 있다며 자율학습 불참 학생을 방과 후 빈
교실에 격리시키는 행위는 학생의 기본권을 침해하는 행위라고
인권위에 진정서를 제출했다.
この件について同委員会に救済の申し立てを行ったBさんは、
陳情書を通じ、「子ども(男子生徒、A科学高2年在籍)が、放課後、
寄宿舎に入室し、十分な休息を取った後、自分の意思で勉強する
ことを希望している」と述べ、「放課後、自律学習に参加しない
生徒を空き教室に隔離する学校の措置は、生徒の人権を侵害する
ものだ」と訴えていた。







△「いちいちメスドリに
ヨイショをさせるんじゃなッ!




(終わり)


       ← 応援のクリックをお願いします。