昼過ぎから降りだしましたが、午前中は外での作業も問題なし。朝はいつものように市民農園へ出かけました。
ニンジンの葉っぱに、1週間前(6月26日)に書いたのとは別のキアゲハ幼虫。
前のはもう姿を消し、どこかでサナギになっているものと思います。これも、もうすぐそうなりそう。
ところで、芋虫や毛虫を英語では「キャタピラー caterpillar」といいますが、これを知った時は不思議な気がしたものでした。
それより前に、戦車やブルドーザーなどの無限軌道のことを「キャタピラー」と呼ぶことを知っていたからです。
なぜ芋虫と戦車の足まわりが同じ名詞? という疑問は心に残ったまま、真相を知らずに今日まで来ました。
で、今日、やっとそのあたりを調べてみて、ちょっとびっくり。「キャタピラー」というのは、普通名詞ではなく、米国の会社の登録商標だったんですね。
ウィキペディアには次のように書いてあります――
- ホルト・マニュファクチャリング社は、1904年に無限軌道を足回りに使用したトラック・タイプ・トラクタ(Track Type Tractor, 履帯式トラクタ)を世界で初めて製品化した企業であり、「キャタピラー」は同社の履帯式トラクタの商標であった。
このトラクターの動きが芋虫っぽかったので、そう名付けられたとか。
で、後に、同社と別の会社が一緒になった時、社名を「キャタピラー・トラクター」にしたのだそうです。
つまり「キャタピラー」は、本来、芋虫のことであり、そのままトラクターの名前になり、製造会社の社名にもなった、ということなんですね。芋虫、大出世!
ついでに知ったことを記しておけば、英語の「caterpillar」の語源はラテン語の「catta(猫)」と「pilosus(毛深い)」が合わさったもので、「毛深い猫」の意味。どうやら、モジャモジャの毛虫のイメージのようです。