惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

スポーツ中継

2019-10-27 21:31:06 | テレビ番組

 令和になって初の天皇賞。G1馬10頭が出走するという豪勢な顔ぶれになりました。
 注目はやはりアーモンドアイでしょう。最強の牝馬が、並み居る牡馬の強敵相手にどのような走りを見せるのか。6月の安田記念はスタート時に他の馬に邪魔されたことが影響して3着に終わりましたが、それでも最後の追い込みは素晴らしかった。

 アーモンドアイは1枠2番で、今日は上々のスタート。前寄りの良い位置につけ、最終コーナーを回ったあたりでは5番手ぐらい。いぢばん内側にいたので、前が空くかどうか。それと、馬場は「良」となっていたものの、かなり水を含んでいるはずで、内側の足もとはどうなのか。
 などと考えていましたが、そんな懸念は何のその。まるでギアを1段も2段も上げたような加速で、あっという間に先頭に立ち、2着のダノンプレミアムに3馬身の差をつけてゴール。圧倒的な強さを見せつけました。
 いやあ、本当に強い。今年の凱旋門賞に行かなかったのが惜しまれますが、来年は挑戦するんじゃないかなあ。

 午後6時からはラグビーワールドカップ準決勝、ウェールズ対南アフリカ戦。
 力と力がぶつかりあう見事なゲームでした。どちらもディフェンスがしっかりしているので、トライがなかなか奪えません。後半間もなくあたりで両チーム、ペナルティーゴール3発ずつの9-9。
 その後、南アフリカがようやくトライを奪ったかと思うと、今度はウェールズがトライ。両者一歩も引かず、勝利を目指します。最後は、相手の反則からペナルティーゴールを得た南アフリカが3点差を守って逃げ切りました。19-16。

 いちばんの見どころだったは、ウェールズがトライを決めるまでの、南アフリカ陣内での攻防。必死で前進しようとするウェールズ。なんとしてでも阻止しようとする南アフリカ。互いのぶつかり合いが凄い迫力でした。

 これで決勝戦はイングランド対南アフリカ。どちらかといえば南アフリカを応援したい気分ですが、エディ・ジョーンズ氏がヘッドコーチをつとめるイングランドも魅力的。今から楽しみです。


「ソープ」

2019-08-24 21:29:39 | テレビ番組

 昨夜は市の文化会館で三味線と日本舞踊を楽しみました。昔はこういうたぐいの楽しみは知らなかったなぁ。

 一昨日のジョージ・ティプトンの話のつづきですが、彼の仕事としていちばんに挙げられているのは連続テレビドラマ「ソープ」のテーマ曲なんですね。おおっ! と思いました。

 その昔、テレビ東京がまだ東京12チャンネルと名乗っていた頃、吹き替え版を放送していましたよねぇ。
 めちゃくちゃな展開のホームドラマ(のパロディ)で、あっけにとられながら毎週、楽しみにしていたことを思い出しました。

 確か、中途半端なところで放映が終了してしまい、しばらく気になっていたものです。
 YouTubeでシーズン1全編が見られるようなので、じっくり楽しんでみたいのですが、英語のリスニングがおぼつきません(この画像、両端が切れてますね)。

 こんな傑作にもからんでいたとは。ジョージ・ティプトン、ますます気になる存在になりました。


『越路吹雪物語』

2018-03-30 21:09:42 | テレビ番組

 今日まで放映されていたテレビ朝日の『越路吹雪物語』(脚本:龍居由佳里/演出:藤田明二ほか)。ぞんぶんに楽しませてもらいました。

 若い頃から越路さんが好きで、高校時代にヒットした「イカルスの星」(詞:岩谷時子/曲:内藤法美)は愛唱歌でした。大学生の時、カネもないのに無理して日生劇場のリサイタルを見に行ったのは、今では、宝物のような思い出となっています。
 そんな越路さんの生涯が連続ドラマになっていると知ったのは、今年1月なかばだったでしょうか。始まってすでに1~2週経っていたようで、少女時代は見逃してしまい、瀧本美織さんが演じる若き越路さんが宝塚に入るあたりから見始めました。

 のちにマネージャーとなる岩谷時子さんとの出会いがきちんと見られたのは幸いでした。このドラマは越路さんのものであると同時に、岩谷さんのものでもあるのですね。
 宝塚の生徒と、広報誌スタッフだった2人は、以後、ずっと一緒。岩谷さんのお母さんを、越路さんが「おかあちゃん」と呼んで慕っていたことも、初めて知りました。

 越路さんを演じた瀧本さん・大地真央さんも良かったのですが、それ以上に、若き日の岩谷さんを演じた木南晴夏さん、中年以降を演じた市毛良枝さんの2人が素晴らしかった。優れた作詞家でありながら、マネージャーとして越路さんを支え続けた人柄がしっかりと伝わってきました。

 越路さんが56歳で亡くなられたのは1980年。もう38年も前のことなんですね。
 ご本人を知る人も少なくなりつつあるのでしょうが、本当に見事な舞台を演じる大スターでした。


『怪獣倶楽部』

2017-06-04 20:59:08 | テレビ番組

 今夜遅く(というか、日付が変わってすぐの、5日0時50分)、MBSでTVドラマ『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』が放映されるそうです(全4回)。

 これを記念して、元祖「怪獣倶楽部」をつくった故・竹内博さんの告別式のことを書いた2011年7月5日の日記を拙ホームページに掲載しました。
 竹内さんが亡くなられたのは同年6月27日で、その後、親しい人によるお別れの式が行われたのでした。

 日記には書いてありませんが、供えられた花束の中に、歌手の岩崎宏美さんからのものがあったのを覚えています。
 なぜ、岩崎さんからのお花が? 不思議に思ったものでしたが、その理由を説明してくれたのは、ロックミュージシャンでSF作家でもある難波弘之さんが、SF作家クラブのサイトに書かれた「竹内博さんの意外な一面」という追悼文でした。ここに書かれたようなご縁があって、別れの場に花が届けられたということのようです。

 『怪獣倶楽部』は、我が家のあるあたりではTBSで6日深夜からの放映。竹内さんを偲びながら、観てみようと考えています。


リサイクル・オーケストラ・オブ・カテウラ

2017-04-03 21:39:03 | テレビ番組

 最近(放映は2月でしたが録画で)見たNHK・BSの海外ドキュメンタリー「ゴミ処分場のオーケストラ」には驚き、かつ、非常に感動しました。
 番組紹介に詳しいのですが、パラグアイの首都アスンシオンのゴミ処分場で暮らす子どもたちと、一人の生活指導員が、音楽によって新しい世界を切り拓いてゆく姿を追ったもの。閉ざされた未来しかなかった子どもたちが、廃品で作った楽器で見事な演奏を繰り広げるまでになります。

 このオーケストラ、2013年暮れには日本にも来ていたんですね。まったく知りませんでした。
 そして、今も元気に活動をつづけているらしい。ベートーベンの「運命」の動画。ホームページはこちらです。