惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

アーモンドアイ

2020-11-29 20:38:35 | 競馬

 とんでもない顔ぶれになった競馬ジャパンカップ。かなり興奮気味にスタートを待ちました。

 レースはキセキが大きく先行。後の馬が集団で追う展開に。
 最後の直線に入ると、ずっといい位置につけていたアーモンドアイが早めにスパート。難なく先頭に立ち、ゴールイン。GⅠ9勝目という輝かしい記録を打ち立てるラストランでした。

 無敗の3冠牡馬コントレイルが2着、無敗の3冠牝馬デアリングタクトが3着となりました。私は1~3位を逆に3連単で買っていたので投票はハズレ。前走からの時間をおもな判断材料にしていたのですが、アーモンドアイには無関係でしたね。
 ルメール騎手の騎乗もさすがというしかありません。逃げたキセキとの距離が大きかったので、スバートのタイミングが難しかったと思いますが、早めにムチを入れ、アーモンドアイが力を使いきるぐらいの距離。それでいて、末脚のあるコントレイルやデアリングタクトは追いつくことができないだけのリードを残すという絶妙さ。さすがです。

 〈小説推理〉新年号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 高山羽根子『暗闇にレンズ』(東京創元社)
  • 眉村卓『その果てを知らず』(講談社)
  • 牧野修『万博聖戦』(ハヤカワ文庫JA)

 眉村さんの遺作はSF的私小説。タイトルは、私にはなんとなく小松左京さんの『果しなき流れの果に』を思い出させます。


マイルチャンピオンシップ

2020-11-22 20:25:50 | 競馬

 午後、競馬GⅠ・マイルチャンピオンシップを楽しみました。
 GⅠ馬8頭出馬。強い馬が並びましたが、注目の的は安田記念でアーモンドアイを破った4歳牝馬グランアレグリア。圧倒的な末脚のイメージが脳裏に焼きついています。

 今日のレースは各馬きれいに揃ったスタートから5番手ぐらいの良い位置につけ、ルメール騎手は手綱をしぼっている様子。すぐ後ろでインディチャンプがしっかりマーク。最終コーナーを出たところでインディチャンプが前に出て、他の馬とともにグランアレグリアの走路をふさぐ形に。
 が、ゴールに向けてのスパートが始まり、まわりの馬が減ると、グランアレグリアは外側に出ることができました。あとは開けたコースを突っ走るのみ。またもや次元の違う走りを見せてくれました。

 2着はインディチャンプ、3着にはずっと前の方でねばったアドマイヤマーズが入りました。
 馬券は、単勝や馬連では面白みが少ないと思い、三連複を2枚買ってみました。そのうちの1枚が的中。
 このところうれしい結果が続いています。

 その後、市の中央図書館へ。
 図書館のある文化会館は12階に展望室が設けられています。
 そこから眺めた西の空に浮かんでいた雲。

 私には「竜の頭」に見えました。頭だけの竜というのも、少し変ですが。


芝GI8勝

2020-11-01 21:16:05 | 競馬

 午後は秋の天皇賞。

 5歳牝馬アーモンドアイが列強を制して、史上初の芝GⅠ8勝目を達成するかどうかに注目が集まりました。
 まったく不安がないとはいえないものの、私は、やるだろうと確信。テレビの前で声援を送りました。

 前から4~5番目のいい位置にずっとつけていたアーモンドアイは、最後の直線になって徐々に前に出て難なく先頭に。
 しかし、ゴール間際になって外からクロネジェネシスとフィエールマンが激しく追い込んできてハラハラドキドキ。なんとかという感じでフィエールマンを半馬身差で抑えて優勝。見事、新記録を樹立しました。

 GⅠを一昨年は4勝、昨年は2勝、今年はこれまで1勝と、「最強牝馬」とはいえ、やや衰えつつあるのかと思われましたが、それでも意地を見せました。素晴らしい。ルメール騎手はレース後、目に涙を浮かべていましたね。

 馬券は1枚だけ買った馬連が的中。2週連続で払い戻しの恩恵にあずかりました。
 なお、GⅠの勝利数、ダートだとコバノリッキー(2017年引退)が11勝しています。

 競馬の後、出かけた散歩。中央自動車道をまたぐ池ノ上橋から見た西の空が見事でした。

 こんなにきれいに夕焼しているのに、あすはすっきりしない天気らしい。


菊花賞

2020-10-25 20:42:57 | 競馬

 やりましたね、コントレイル。これで、皐月賞、ダービー、菊花賞の三冠。しかもデビュー以来、7戦負けなしという偉業を達成。

 内側3枠からのスタートもスムーズ。良い位置につけて、最後に直線へ外側から躍り出るという理想の展開かと思いましたが、福永騎手は「折り合いに苦労するところがあった」と。すぐ外側やや後方にずっとつけていたアリステレスに煽られる感じだったのでしょうか。 最終直線ではそのアリストテレスと2頭が並んで激しい叩き合い。しかし、コントレイルは先頭をゆずらず、首差でゴールインしました。

 無敗の三冠は、父親のディープインバクト以来、3頭目。私が競馬を見始めたのはディープがデビューした年からですので、親子そろっての無敗三冠を見させてもらいました。ありがたい限り。

 馬券は3枚買った馬連のうち1枚が当選。これまた、うれしい限り。


デアリングタクト

2020-10-18 21:26:28 | 競馬

 朝から晴れました。

 まずは畑で虫退治。
 白菜と大根のアブラムシ発生はかなり改善されました。なんとか復活できそう。
 でかいヨトウムシを2匹、駆除。白菜とキャベツに1匹ずつ、いました。糞をひりちらし、ふんぞり返る感じで葉っぱの間に巣くっています。腹が立つことこの上なし。

 午後は競馬秋華賞。三歳牝馬の三冠最後の戦い。芝2000メートル。
 これまで桜花賞、オークスと連覇してきたデアリングタクトがデビュー以来無敗の三冠牝馬となるかに注目が集まりました。
 私は確実視していました。とはいえ、時間的余裕がなく、他の馬を検討することができなかったので馬券は買わず、テレビ観戦のみ。

 予想以上の強さでした。
 出だしは中団後方に構え、向こう正面の坂道を上るあたりでじわじわと前に詰めよっていきます。
 3コーナーからもどんどん前へ。外側からなので距離はやや多く走ることになりますが、そのぶんあまり他の馬を気にしないですむコースが取れる。
 最終コーナーを出た時点では5~6番手でしたでしょうか。前は大きくあいて、邪魔はなし。直線をグイグイ加速。よく追いすがったマジックキャッスルに1馬身ちょっとの差をつけてゴール!
 まったく不安を感じさせない走りっぷりでした。

 これで牝馬は三冠馬誕生。来週の菊花賞。コントレイルが牡馬三冠となるか。わくわくしています。