一夜明けて、ベランダのコンテナを見てみると、スナップエンドウの根元に張り巡らせたトウガラシ防衛線は一部が破壊されていました。
写真の中央付近、糸が消えています。ネズミが齧って、ちぎり取ったのでしょうね。
問題は、なぜそんなことをしたのか?
気にくわなかったので、腹立ちまぎれにやった――という線はないのじゃないでしょうか。
糸があったから、本能的に齧った――ということも考えられないわけではない。
しかし、それよりも可能性が高いのは、ぶら下がっていたトウガラシを手に入れたかった、という線。
なくなった糸の部分には4本のトウガラシが下がっていました。それが消えています。
ネズミは手に入れた食べものを気に入った場所まで運び、そこでじっくり味わうようです。4本のトウガラシが消えているのは、食事場所に運ばれたからではないでしょうか。
はたしてネズミはトウガラシを食べるのか?
食べたらどうなるのか?
疑問がふくらみます。
もし、食べてその辛さにショックを受けたら、残りのトウガラシに手を出すことはしないでしょう。
ということで、防衛線は復旧させ、明日の朝を待つことにしました。
さて、どうなるか?
ちなみに、スナップエンドウの方は無事でした。標的がトウガラシに変わったせいではないでしょうか。