庭木の剪定をボチボチ進めています。今はモチノキにとりかかったところ。
この木には、9月下旬にキジバトが卵を抱いていた巣が残っていました。
ハトは10日ほどで抱卵を諦めたので、孵らなかった卵もそのままです。
卵は腐敗しているようでした。いったい何があったのか?
巣は取り除きましたが、それにしても、キジバトの巣は大雑把な作りですね。
木の枝を集めて、ひしゃげたお椀の形に組み上げているのですが、枝の間はスカスカ。シジュウカラの緻密な作りの巣と比べると、バラックのように見えます。
それでも持ち上げるとバラバラに崩れるわけでもなく、形を保ったまま木から降ろすことができました。それなりの強度を保っているわけです。
必要最小限の材料と労力で役に立つものを作っているのですから、見事といえば見事。
これはこれで巧みな造形なのかもしれません。