昨夜は市の映画会に出かけていました。500円で劇場で映画鑑賞ができるのはありがたい。
作品は、三宅唱監督『ケイコ、目を澄ませて』。
2022年に公開された時、見たいと思いながら、見逃してしまいました。
耳の聞こえない女性がプロボクサーとしてスタートを切って間もない頃の話。小笠原恵子さんの自伝「負けないで!」をもとにしたドキュメンタリータッチの16ミリ作品です。
主演の岸井ゆきのさんがすべてといっていい映画だと思います。彼女の一挙手一投足を見続けるだけで1時間40分があっという間に終わります。
演技力というより、内側から溢れてくる存在感が凄い。もっとも、それも演技ではあるのでしょうが。
シナリオにはもうひと工夫できるのではないかと感じる部分がありましたが、ようやく見ることが出来て良かった。作品の魅力について、しばらく考え続けると思います。
今日、畑に芽生えたばかりの小カブの苗を植えました。
カブやダイコンなどの根菜類は、本来は、直播きにしなくてはなりません。大事な主根が、苗の植え替えで傷むと、きちんとした野菜にならないといいます。
なぜ、あえて苗の形で植えるかというと、種を蒔いても芽生えないからです。
土の中の虫が種そのものか、あるいは、芽生えてきた根や双葉を食べてしまうのではないかと考えています。
不耕起のせいか、土の中の生きものが多いようです。
なので、苗を育てるポットを紙製のもの(手作り)にして、ポットごと土に埋めると、紙は溶けてしまうので、根は傷まないのではないかと思って試しています。
うまくゆくかな?