昨夜、床に入ったのは午後11時半頃。閉めきった家の外では、雨が激しく降っていました。
夜中をまわり、今日の午前3時過ぎに、風の音で目が覚めました。雨混じりの風がゴーゴーと唸り、雨戸や外壁を強く叩いています。
次に目覚めたのは、午前5時頃。外は静かです。風の音も、雨の音もしません。新聞配達のバイクの音が遠く響き、消えてゆきました。
もう、台風は通り過ぎてしまったのだろうか、と思いました。しかし、すぐには眠れずにうとうとしていると、15分ぐらいして、風がまた唸り始めました。風の音はどんどん強くなってきます。空全体が鳴っているかのよう。
たぶん、静まった時は、台風の目に入っていたのではないかと、後で思いました。進路図を見ると、ちょうどそれぐらいの時間に、このあたりを通過しています。
あの時、外に出れば、星空が見られたのでしょうか。ちょっと惜しいことをした気分。
室内に保護したカラスアゲハ(だと思います)の幼虫。
3日前から、枝にぶら下がって動かなくなっていたのですが、今朝、見るとすっかりサナギの形態に変化しています。
下の床には、脱ぎ捨てた皮が丸まって落ちていました。
この中でどんなことが進行しているのか。考えるだけでゾクゾク。どういう進化を経て、こんなふうになったのか。不思議な生きものですねえ。
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