長唄「船弁慶」を聞きました。
午前11時からのNHK・FM「邦楽百番」。50分の放送時間ほとんどを費やす大曲です。
長いのでずっと聞き続けていたわけではないのですが、聞いている間はぐんぐん引き込まれてしまいました。
番組のクレジットを見ると、唄が4人、三味線が4人、小鼓2人、それに笛、大鼓、太鼓がそろった大編成。オーケストラバージョンの長唄といっていいでしょう。
それぞれのパートが互いに引き立てたり、主役をとったり、一緒になって大きく盛り上がったり。演奏の素晴らしさもあり、「かっこいいなあ」とため息をつきました。
残念なのは、唄の言葉を知らないこと。後でネットで見つけたので、今度はこれを目で追いながら録音を聞きたいと思います。
それにしても、この手の曲を面白がれるようになるとは。若い頃は洋楽ポップスばかりを追いかけていたのに。
だんだん色々なものに手を広げてきて、ここまで。年はとってみるものですね~。
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