昨日(1月22日日曜日)僅かに風邪の気配を感じながらも、前日からの約束なのでワイフと武蔵村山のワーナーマイカルに「Always三丁目の夕日'64」を観に行った。シリーズの最初の年代設定は1958年だったから6年の歳月が流れた。今回の映画は二つのイベントで構成されている。一つは自動車修理工場で働いている堀北真希演じる六子の結婚。もう一つは売れない作家に養われてきた淳之介が吉岡秀隆演じる売れない作家の元を離れることだ。
そこにあるのは「育ての親」と「育てられた子」の強い親愛の情だ。それをもっとしんみりと描くこともできるのだろうが、映画では堤真一演じる工場オーナーの大袈裟でコミカルなタッチなどでさらりと流していく。
またテーマとしては「本当の幸せとは何だろう」ということが語られている。六子と結婚することになった森山未来演じる青年医師は地位やお金を求めることなく、貧しい人に無償診療を行なうことに人生の意味を見いだしている。
結構重たいテーマなんだけれど、これもさらりと流されている。楽しい中にちょっと考えさせられるところもある・・・という映画だった。