8月29日土曜日ホテルフロラシオン青山で【NEC Lui ブロガーミーティング】があり参加した。
このイベントは「PCオンデマンド」のコンセプトを紹介しながら、それに使うNECのPCリモーター・Luiの利用方法を体験するものだった。まず「PCオンデマンド」を紹介しよう。「PCオンデマンド」とは、軽量コンパクトなPCリモーターだけを持ち出して、離れた場所から自宅の高性能パソコンを遠隔操作する新しいコンセプトだ。離れた場所から、高性能コンピュータを管理する技術は以前から企業のサーバー管理などで利用されていた。今回の「PCオンデマンド」が画期的なところは、一般ユーザーに高性能パソコンの遠隔操作を可能にしたところだ。NECのプレゼンターの説明によると、「メールのセットアップをした人なら誰でもできる」技術レベルで、PCのリモート操作が可能になるということだ。
「PCオンデマンド」が登場した背景は何だろうか?プレゼンターのNEC田中マネージャーの話を次のように私は理解した(この図は私が作成したもの)。
「ネットブック」並みの軽さで「高性能パソコン」を利用したい・・・という要求を満たすのが、「PCオンデマンド」というコンセプトである。ハード面で必要なものはPCリモーターソフトを搭載したLuiシリーズと自宅で使うサーバーPCとなるデスクトップパソコンが必要だ。
Luiシリーズから説明しよう。NECは昨年4月に「ハードデスクを持っていない」Lui RN PCリモーターノートタイプを発売した。これはキーボートとモニターの組み合わせである。ハードデスクがないので649gと大変軽い。NECは今年7月にハードデスクを内蔵したLavie Light Lui モデルを発売した。こちらはハードデスクを搭載しているのでオフラインでも作業ができる。Luiシリーズの製品概要はこちらのHPから見ることができる。http://121ware.com/lui
(写真はLavie Light Luiモデル)
サーバPCとなるデスクトップパソコンはNECならVALUESTAR R Luiモデルが対応している。このモデル以外のパソコンの場合はPCリモーターサーバボード(定価39,800円)が必要だ。
NECのWEB直販価格はここで確認することができる。http://www.necdirect.jp/lui/?=121pro_lui_top_menu
ブロガーミーティングでは実際にリモーター側のLuiからデスクトップにアクセスして操作性を確認した。接続は意外に簡単である。
接続デモンストレーションはこちら →「nec_Lui-01-5M.wmv」をダウンロード
さてこの「PCオンデマンド」どのように活用するのだろうか?
例えば外出先で自宅の高性能パソコンに入っている写真や動画をネットブックサイズのPCで快適に見ることができる。私がPCオンデマンドを使うとすると、まず山仲間との打ち合わせだ。前回登った山の写真や動画(今のところあまり撮っていないが)を自宅のPCから呼び出して一杯やるのも良いし、次に登る山の資料や写真を呼び出して検討材料にすることも可能だ。軽いネットブックならば、車に積んで移動することも可能だから、移動中に自宅のPCの中の音楽データをiPodなどにダウンロードすることも可能だ。
ミーティングではフリーアナウンサーの西島まどかさんとNECの田中マネージャーのパネルディスカッションもあり中々楽しかった。西島さんがツーショットに参加してくれたので記念にブログに載せることにした(日頃は自分の写真は載せないのですが)。
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