先日市役所から「もの忘れ予防検診」シートが送られてきました。
10ケの質問に1(まったくない)~4(いつもそうだ)の回答をして合計点が閾値を超えると「もの忘れ予防検診を受けてください」という仕組みです。
10ケの質問は「財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか」「一人で買い物に行けますか」などです。
幸いなことに合計点は閾値より低くもの忘れ予防検診に行く必要はありませんでしたが、一つ気になったのは「今日が何月何日かわからないときがありますか」という質問です。
今日が何曜日か?ということは、きちんと覚えているのですが、今日が何日か?ということはそれほど気にせず、必要があれば腕時計を見るようにしているので咄嗟に思い出せないときがあります。
これは現在の生活が日にちベースでなく曜日ベースで回っていることに原因があると思います。
例えばいつも観ているテレビ番組は週単位ですし、ボランティアの日本語教室も週単位です。一方日にちの方は「山登り」とか「歯医者の定期健診」など不定期な予定が多く定期的な予定はありません。
仕事をしていた時は、毎月の経営会議とか月初の朝礼などと月単位の定期的な予定があり、今日が何日か?ということはいつも頭に入っていたのですが・・・・
ということで私はこの質問は記憶力の問題というより、生活サイクルの問題ではないか?と考えています。それともう一つはGoogleアシストやスマートフォンの指紋認証の利用などで「覚える」ことが減っていることが影響しているでしょうね。指紋認証を使うと複雑な設定をしたパスワードなどすぐ忘れてしまうので、記憶力を低下させる原因かもしれませんね。かといって便利なので指紋認証をやめるつもりはありませんが。