金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

曜日は覚えていても日にちは覚えていないってこと、ありませんか?

2023年06月29日 | うんちく・小ネタ
 先日市役所から「もの忘れ予防検診」シートが送られてきました。
 10ケの質問に1(まったくない)~4(いつもそうだ)の回答をして合計点が閾値を超えると「もの忘れ予防検診を受けてください」という仕組みです。
 10ケの質問は「財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか」「一人で買い物に行けますか」などです。
 幸いなことに合計点は閾値より低くもの忘れ予防検診に行く必要はありませんでしたが、一つ気になったのは「今日が何月何日かわからないときがありますか」という質問です。
 今日が何曜日か?ということは、きちんと覚えているのですが、今日が何日か?ということはそれほど気にせず、必要があれば腕時計を見るようにしているので咄嗟に思い出せないときがあります。
 これは現在の生活が日にちベースでなく曜日ベースで回っていることに原因があると思います。
例えばいつも観ているテレビ番組は週単位ですし、ボランティアの日本語教室も週単位です。一方日にちの方は「山登り」とか「歯医者の定期健診」など不定期な予定が多く定期的な予定はありません。
 仕事をしていた時は、毎月の経営会議とか月初の朝礼などと月単位の定期的な予定があり、今日が何日か?ということはいつも頭に入っていたのですが・・・・
 ということで私はこの質問は記憶力の問題というより、生活サイクルの問題ではないか?と考えています。それともう一つはGoogleアシストやスマートフォンの指紋認証の利用などで「覚える」ことが減っていることが影響しているでしょうね。指紋認証を使うと複雑な設定をしたパスワードなどすぐ忘れてしまうので、記憶力を低下させる原因かもしれませんね。かといって便利なので指紋認証をやめるつもりはありませんが。
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Grandternity Leave祖父母休暇?何ですか。それ。

2023年06月28日 | うんちく・小ネタ
 WSJにGrandternity Leaveに関する記事が出ていた。これは直訳すれば「祖父母休暇」だが、Googleで検索してもまだぴったりヒットしない。つまり生まれたての言葉だ。
 実際記事も「祖父母休暇」は稀だ、と書いている。記事によるとハイテク企業のシスコやコンサル会社のマーサが「祖父母休暇」制度を提示しているそうだ。
 孫の誕生に合わせて退職する人が多い中、おじいさん、おばあさんに孫やそのお母さんの手助けをするための一日から数週間にわたる有給休暇を認めるという制度だ。
 記事は英国のSagaという保険・旅行サービスなどを50歳以上の顧客に販売する会社が2,500人の従業員に5日間の有給祖父母休暇制度を設け、現在32人が取得した報じている。
 現在米国では50歳以上の従業員が全労働力の1/3以上を占め、この傾向が続くと予想されている。
 中高年の優秀な戦力を確保するために「祖父母休暇」のような制度を設ける会社が出てきている訳だ。
 最近の日本の会社の状況は知らないが、日本では「年寄りは孫の世話をするものだからこれを機会に退職すれば?」と考える人事担当や経営陣が多そうだ。
だがひょっとすると「祖父母休暇」のようにシニア層の力を子育てサポートに結びつけるようなアイディアを政府が後押しするなら、少子化と労働力不足を緩和する妙案が生まれるかもしれないと感じた次第。
もっとも今の政策立案者にそんな柔軟な発想力があるとは思えないが。
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大岳山、御岳山滝巡りの山旅

2023年06月26日 | 
梅雨の晴れ間に奥多摩の大岳山・御岳山を取り巻く滝巡りの山旅をしてみました。
JR武蔵五日市駅から藤倉行のバスに乗って、千足バス停で下車。月曜日の朝ということもあり、降りた人は私だけ。ここから千足沢沿いのコンクリートの道を歩き始めます。登り始めて25分弱で最初の滝が出てきました。
小天狗滝です。
少し上で道は二つに分かれますが、左側の天狗滝ルートを登ります。10分ほどで天狗滝に着きました。
この滝は滝つぼが立派です。高さは30m位でしょうか?
10時20分綾滝到着 これも立派な滝ですね。
千足沢には立派な滝が3つありますね。綾滝の上は分かりませんが登山道はここから急になりましたから沢の上部は相当急でしょうね。

大岳山から御岳山に向かう道が尾根ルートと沢ルートに分かれたところでロックガーデン経由で御岳山に向かいました。途中で小振りで可愛らしい滝がありました。綾広の滝です。
ロックガーデンのせせらぎを間を歩くのは楽しいですね。

梅雨の間の晴れ間はそれ程蒸し暑くなく、楽しい滝巡りができました。




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大帝国は傭兵で滅ぶ。歴史は繰り返すか?

2023年06月24日 | ニュース
 歴史を振り返れば永遠に繁栄を続けた帝国というものはない。繁栄の後には没落と滅亡があった。
 その一つの例が古代の大帝国ローマだ。
 ローマ帝国特に東西に分離した後の西ローマ帝国の滅亡については、傭兵によって滅んだという見方がある。平和な時代が続く間に、ローマ市民は兵士になることを厭うようになり、戦争をゲルマン人の傭兵に任せるようになった。
 西ローマ帝国はゲルマン民族の侵入によって滅亡した訳だが、ゲルマン民族の侵入に立ち向かったのは、ローマ市民軍ではなく、ゲルマン人などで構成された傭兵部隊だった。傭兵隊長は要求に従わない皇帝を追放するなど実権は、帝国が滅亡したといわれる西暦476年以前にすでに異民族の手に渡っていた。

 最近ロシアでは傭兵部隊ワグネルを率いるプリゴジンとロシアの国防省などとの対立が激化している。
 プリゴジンは国防省が意図的にワグネル部隊を爆撃したと非難し、そもそもウクライナ侵攻は、国防省らがプーチンに嘘の情報を流したことで始まったと批判を強めている。
 これに対し、ロシアの検事総長はブリゴジンを武装反乱の容疑で捜査を開始すると述べたと報じられている。
 ワグネルと国防省・正規軍との間には戦闘を伴わない確執が続いていたが、ここにきて火を噴いたようだ。
 ★    ★    ★
 ワグネルの反乱?がどのような決着を迎えるのか?
 ワグネルの背後ではNATOやアメリカが動いているのか?
 実質的にウクライナ侵攻をリードしてきたワグネルの反乱で戦線はウクライナ有利に傾くのか?
 わからないことが多い。
 だが将来もしロシアの敗退あるいはプーチン政権の崩壊が歴史に刻まれる時がくれば、後世の歴史家はロシアは傭兵で滅んだと記す可能性があるだろう。


 
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アマゾン、1億ドル投資して生成型AIレースに参入宣言

2023年06月23日 | デジタル・インターネット
 アマゾンは忙しい。米連邦取引員会から有料会員サービス「アマゾンプライム」に顧客の同意なく誘導していると提訴される一方、昨日は1億ドル投資して生成型AIレースに参入すると発表している。
 アマゾンの株価は昨日4%以上上昇している。これが材料になったのかどうかはわからないが。
 むしろスピード調整で少し値を下げていたハイテク銘柄に買いが入ったという話かもしれない。
 1億ドルの投資というと大きな金額に見えるが、600億ドル以上の現金を抱えるアマゾンにとってはそれ程のものではないだろう。
 ただし、生成型AIで先行するOpenAI・マイクロソフト連合やグーグルに後れを取っていてはいけないというアマゾンの気合は感じる。
 アマゾンは、クラウドサーバビジネスでは、マイクロソフトやグーグルを上回っている。高収益のAWS(クラウドサーバ)で資金を稼ぎ、それを投資に回して事業拡大を図ってきたアマゾンだが、生成型AIが今後大きな商流を生むと考え、マイクロソフトやグーグルに差をつけられ過ぎてはまずいと考えたのだろう。
★    ★    ★
日本でも無料または安い月間料金で生成型AIを使うことができるので、私も利用を始めている。もっぱら使っているのはOpenAIのChatGPT(有料版)だが、今のところグーグルのBardより相当使い勝手が良いと思う。
 もっともこれは私の使用目的が、生成型AIの言語能力を活用するということにあるので、事実の検索ということになれば、BardあるいはChatGPTを組み込んだマイクロソフトのBingに軍配があがるかもしれない。
 いずれにしても昨年11月にChatGPTのデビューでレースが始まった生成型AIの競争はアマゾンの言葉は借りれば「まだ1万メートル競走の最初の3歩」に過ぎないともいえる。
 
 ただし投資の観点からあるいはビジネスその他の活動を効率化する観点から再生型AIを使い始めるのは悪くないと思う。
 セキュリティや著作権の問題、あるいは子どもの創造性を奪うのではないか?という点から批判される再生型AIだが、まずは自分で使ってみて、何ができて何ができないかを実感することが大事だと思う。

最近 "ChatGPTで「使える」日本語を学ぶ: 外国人の日本語学習"という本を
Kindleで出版しました。日本語学習でChatGPTをどう活用するか?ということにフォーカスしていますが、使えるプロンプト(命令文)の書き方の解説を力をいれています。
ChatGPTに関心のある方はお立ち寄りください。

こちらから無料で読み始められます: https://a.co/imeliqK

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 Android、iOS、 PC、MacなどにKindleをダウンロードして、いつでも無料で読むことができます
http://amzn.to/1Q5Luz3
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